2011年1月22日 (土)

「ハッピーエンドにさよならを」 歌野晶午

ハッピーエンドにさよならを ハッピーエンドにさよならを

著者:歌野 晶午
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する


なんだかんだ文句を垂れながら読んでしまう歌野晶午。歌野マジック。
いや、この本はミステリじゃないので、マジックとかトリックとかないけど。
なんかアレですねぇ、最近歌野さんのひねくれ度合いに気づきました。
なんかもう、「不」って感じ。「負」かな。好きな理由だと思います。

「おねえちゃん」
仕事のせいで遅刻しつつも、美保子は理奈の家に遊びにやって来た。
相談がある、来てからしか話せないと理奈から連絡があったからだ。
理奈は美保子の姪である。さてはカレシがらみの相談だな、と妄想する
美保子だったが、聞いていくうちどうやら違うということがわかった。
理奈は母親――美保子の姉の態度に不満を持っていたのだ。理奈にも
姉がいるが、どうも姉だけが母親にえこひいきされている気がする。
同じ失敗をして怒られる場合でも、なぜか自分を必要以上に責めるという。
美保子はそんなのは気のせいだ、と押しとどめるが、理奈の不満は
エスカレートしていき、だんだん語気を荒げて話し始めるのだが……。

ほほほ、ブラックジョークでは済まなかった最悪のパターンのオンパレード。
さすが歌野さんである。タイトル通り、すべてハッピーエンドではない。
残念な理由で人が死んで、死んじゃいましたちゃんちゃん、な感じと、
わーマジで怖いわ、な感じが寄せ集まった短編集だった。だけどなんだか
両手を挙げて「わっやな結末!」と絶賛できないのは(まぁそう思う
のもどうかと思うのだが)たぶん「あり得そうであり得なさそう」だから
ではないかと思う。個人的に一番あり得そうなのは「おねえちゃん」だった。
なぜ他の大多数はあり得なさそう、という方に気持ちが傾いてしまったのか
考えてみたところ、主人公が殺人犯本人だから、のようだった。
「おねえちゃん」の主人公は美保子で、人を殺した理奈ではない。だから
描写は誰かから見た殺人犯の様子、であり、それがとてもよかった。
理奈は殺人までの心情を語るが、会話形式なので飽きもこず読みやすい。
それと、あぁ、そう言えば歌野さんは子どもを書くのが上手かったような、
とも思いだした。父親が主人公で、子どもを描写しているのが特に。
それにしてもここまで色んなパターンの恨みつらみをさくさく紹介され、
ばっさばっさ人を殺されると、恐ろしさの内容を感じつつも、
もはや笑うしかないのではないか、という気分にもなってくる。
歌野さんはこれまで人を何人殺したんだろう。いや、もちろん、小説の中で。
現実ではまさかそんなことできるはずもなく、しかしこうして妄想して
小説を書いているということは、そういった感情が少なからずあると
思われ(たぶん人類みんなあるけど)、またそれをにこにこ読んでいる
読者もまた、何かのストレス発散要素となっているんだろうな。とか、
ミステリの大前提みたいのをなぜか考えてしまったりした。
とりあえず、歌野さんは長編が好きです。はい。

★★★☆☆*83

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2010年1月 5日 (火)

「正月十一日、鏡殺し」 歌野晶午

1819311

この本もしや絶版なのかしら? と読み終わってから気づく。
アマゾンで注文できない。というか講談社なのに絶版て……。
内容も絶版になるほどでもないような。もっと絶版にした方が
いいのではないかと思う本はたくさんあるしなぁ、とか怒られそう。

「プラットホームのカオス」
保護者の子どもの甘やかしが進んだ結果、学校は教師では取り締まれ
ない無秩序な場所となった。明らかな風紀の乱れと、校則違反を
認めながら、教師は言葉で叱ることしか出来ない。その上、
生意気な態度をとられようにも、殴ることは出来ず、苦虫を噛んで
その場をやり過ごすことしか出来ないのだった。狂っている。
須藤は自分の教え子の中で特に不良ぶっている寺岡に、何かと
舐められおり、苛立ちを覚えていた。そんなある日、帰宅途中の
電車のホームで、寺岡の姿を見つけた。彼の他にも高代、根元、誉田
と言った腰ギンチャクのような連中も一緒である。須藤はたまらず
注意を与えるが、寺岡は聞く耳を持たなかった。怒りが頂点に達した
須藤は寺岡の行動を観察しようと後をつけるが、次の瞬間寺岡の体は
特急電車のくる線路に舞い上がり、車両に跳ね飛ばされた。一体
何が起きたのか。現場に居合わせた誉田とともに聴取を受けるが……。

面白いか、面白くないか、と聞かれたら、面白くない。けれども、
とても納得して読むことが出来る。歌野さんはとにかく読みやすい
文章を書く作家だと思う。すらすら読むことが出来る。それに、
ちょっとあいつムカつくよな、とか人に苛立ちを覚えていたり、
あいつを殺してやろうとかいう殺意を書くのがとてもうまいと思う。
人に対し、ちょっとしたもやもや(あぁいう態度が嫌だ、など)が
生まれ、そこからだんだんだんだん嫌悪が増してくる。少し嫌い、
だったものが、結構嫌い、になり、すごく嫌い、になる様子が、
実に分かりやすく書かれていた。そして、すごく嫌いになり、
それが頂点に達した時、どうなるのか。そう、真っ白になるのである。
その頭の白くなった空白の間に、人は人を殺し、後に我に返る。
「しまった!」である。しかし、歌野さんはこの後が問題である。
特にこの本に目立ったものではあったが、その自分のしてしまった
行為(殺人)を、他人のせいにしようとするのである。
いや、俺がここまで追い詰められて、人を殺してしまったのは、
そもそもあいつが悪いんだし、それにあそこにいたあいつだって悪い、
と自分の行動を棚上げし、罪から逃れようと言う思考に切り替わる。
もちろん、その気持ちは多いにあり得る。大抵の殺人の隠ぺい工作は、
そのような心理が働いて行われる気がするし、納得もしている。
けれど、どうしてその後、濡れ衣を着せられた人間が毎回死ぬのか、
という残念さに切り替わる。人は、罪のない人間を殺してからで
ないと、罪を償おうとか、犯した過ちの大きさに気づけないのか?
いつもそこに結末が繋がっているようで、ちょっと微妙に思った。
あいつは死んでもいいが、あいつはだめだった、みたいな、ものである。
なんかちょっと改心の場所が違うような……と思えてくるのであった。
というわけで、救いがなく何ともいえない後味の本。あ、そうそう、
湊かなえの「告白」みたいな、そんな感じ。それにしても、
ミステリ短編は質が問われるな、と考えさせられた本。長編が好き。

★★☆☆☆*75

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2009年12月 4日 (金)

「長い家の殺人」 歌野晶午

長い家の殺人 (講談社文庫) 長い家の殺人 (講談社文庫)

著者:歌野 晶午
販売元:講談社
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これがデビュー作か……うむ、デビュー作って感じ。なんて言うか、
詰め込み感漂う感じ。折角いい題材でも、いれすぎるだけで、あっぷあっぷ
してしまう。人物描写も最近のものに比べ杜撰なので、名前を忘れがち。
しかし、そうかデビュー作か、と思って読むと感慨深いものがある。

大学卒業を間近に控えた五人組ロックバンド、メイプル・リーフは、
卒業を記念したラストライブへ向けて練習に励んでいた。みな就職活動など
に時間をとられ集まることもできなかったので、メンバーとカメラマンの
六人は、思い切ってペンションを借り、集中的に練習を行う事にした。
お互いの弱点を刺激し合い、より完成度の高いステージを目指す。
就寝時間には、お決まりの飲み会へと発展したが、ギタリスト戸越だけは、
眠気を訴えて自室に戻って行った。自室と言っても、相部屋である。
麻雀を誘おうとメンバーが部屋へ行ってみると、そこに戸越の姿はなかった。
変わり者と知られる戸越の事だ、一人散歩にでも出かけたに違いない。
みな注視することなく一晩があけた。朝食の時間になったが、
しかし戸越の姿はなかった。おまけに荷物もない。部屋の中や街中を
探し回り、疲れ果てた頃、ペンションに戻ってきた五人は、戸越の死体を
見つけた。空き巣の犯行なのか? それともこの五人の中に犯人が?

残念なのは、トリックが前半で分かる点。なので、後半ライブハウスでの
殺人事件になり、かなりのくどさを感じた。ついたてがある時点で、
これはもう丸分かりである。気づかないで読めたら、楽しいのかも
知れないが、わたしは分かってしまった……。巻末の島田さんの解説で、
歌野さんがトリックが見抜かれてしまい、泣いた、という文を読んで、
同じく申し訳ない気分になったのだった。きっと島田さんも、
前半でトリックが分かってしまったんだろう。だから、部屋番号を
読みにくい記号にしたりした工夫が生まれたのかもしれない。それに、
ライブハウスでの殺人事件と、最初に書かれた戸越の曲が、
あまりに離れている、という工夫で、その弱点を克服した、つもりなの
かもしれない。想像だけど。けれども、その工夫によって、その
動機というのが、とても微妙な路線になってくると思う。
その、あまりに離れすぎているから。肩透かし、というか。
愛憎劇が、マリファナですか?!な、ちょっと残念さ。そう思えば、
この頃から、歌野さんには「なーんちゃって」の精神が根付いていたのかも
しれない。そう、前に二作読んだんですけど、両方とも、実に、
「なーんちゃって」という言葉が相応しい本だったので。
あと、キャラクターが書き分けられていないので、主人公が徹なのか?
と気づくまでにだいぶ時間が掛かる。話は逸れたけど、これを読んでみて
よかったことは、歌野さんの初期は「本格」と呼ばれる推理小説だった、
ということが分かった事である。うーん東野さんもそうだが、いろいろ
ミステリは変遷を遂げるのね、と思えてくる。かっちかちのミステリも
好きだが、「世界の終わり~」も結構好きである。比較すると、
人間に心理描写がとても豊かになっているからだ。というわけで、
歌野さんの原点を知る事が出来る本。有栖川さんの「月光ゲーム」と、
どっこい。いや、よく「月光ゲーム」を引き合いにだすんだけど、
よく出す、ってことは、よく覚えているって事で。それだけ、衝撃的、
かつ他にない作品なのだよね。と言うわけで、さすがデビュー作。
されど、デビュー作、な一冊である。読んでみれば分かる。

★★★☆☆*83

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2009年10月30日 (金)

「世界の終わり、あるいは始まり」 歌野晶午

世界の終わり、あるいは始まり (文芸シリーズ) 世界の終わり、あるいは始まり (文芸シリーズ)

著者:歌野 晶午
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する


なんかもう、ここまでするならさぁ……という感じで読了。
この間の「葉桜の季節に~」よりは断然こちらの方が好きだった。
しかし、わたしは歌野さんが書く「女」が嫌いである。確かに
バカそうな女は世の中にごまんといるが、みんなが馬鹿なわけではない。

近所の家で、誘拐事件が起きた。息子と友だちであり、
小学一年生である真吾君が誘拐され、殺されてしまったのだった。
手口は巧妙で、身代金を要求し、親を誘導、しかし警察が介入すると、
一切姿を現さないというものだった。その上殺害は要求の前に
行われており、悪質かつ残忍な犯行であった。そのため
近隣には警察やマスコミがあふれかえり、住民は肩身狭く暮らしている。
しかし、実際のところ、我が家に実害はなかった。確かに
家のすぐ近くで起こった事件だが、連続した事件は他の市で
起きているし、もうこの近くで起こるはずはない。楽観視し始めた頃、
わたしは、息子の部屋であるものを見つけてしまった。
子ども部屋に似つかわしくない名刺――それは真吾君の父親のものだった。

ネタバレします。とても面白かった。しかし、で、結局どうするのよ
というじれったい感じで終わっているため、「自分の息子が、
殺人事件に関与していたらどうするのか」ではなく「息子が殺人事件に
関与している場合の行動可能性」と言うような感じで、結局結論が出ない。
ここまで妄想をぐるぐるやって引っ張ってきたんだから、
むしろ、名刺が落ちていた、というあたりから妄想ということにして、
「もしも自分の息子が、殺人事件に関与していたらどうするのか」
すら非現実に押しやってしまったらまだ面白かったと思うのに。
この状態だと、息子が殺人犯だったがために引き起こされる、
可愛い「俺」の可愛そうな末路を、一人妄想している変な男、
と捕らえられかねない。まぁ、往々に目的はそれっぽいのだが、
読んでいる側の求めているものとしては、その結末というか、
本当に直面した時の対応が欲しいところだろう。
第一妄想の途中までは、あぁ本当に起こりそう……と騙され続け、
妄想を解かれた時の衝撃は凄かった。ちっやられた、と思うと同時に、
その引っ張りの上手さに感嘆したのだった。しかし、パターン2
パターン3と続くうちに、マンネリが生まれ、きっとこれも妄想に
違いない、と思ってしまい、かつ後半に掛けて主人公もおかしくなって
きているため(これは狙いだろうが)だいぶ飽きてくるというのが本音。
それと上にも少し書いたが、歌野さんの「女」を好きになれない。
今回の「妻」のような女が前回も出てきたが、とても頭が悪そうである。
特に会話。近所で殺人事件が起きながら、暗に事件を滲ませて会話する
夫の言葉に、ひとかけらも気づかない。鈍感すぎる。っていうか、
むしろあほな女にしか見えない。子どものことは女の方が心配する
ものである。といかいう一般常識を合わせても何だか微妙である。
気になる美しいタイトルとの中身の不一致も、ちょっと残念。
と、文句たらたらだったけど面白かった。歌野さん読みやすい。

★★★★☆*85

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2009年10月13日 (火)

「葉桜の季節に君を想うということ」 歌野晶午

葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ) 葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)

著者:歌野 晶午
販売元:文藝春秋
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うーん……。初歌野さんでした。お薦め頂いたので読んでみました。
が、うーん……。でした。楽しめるんですが、様々な理由で、
それが阻害されている感があります。ビックリを知り、
それを心から楽しめる本、ではありません。裏切られた感満載です。

俺は知人から悪徳商法について相談を持ちかけられていた。
自分の父親は保険金を掛けられ、殺されたようである。
義理堅い俺は、保険金殺人の証拠を掴むため、
敵のアジトに乗り込み潜入捜査することにした。
ヤクザにいたこともあるから度胸だけは据わっている。
そんなある日、電車のホームで自殺を図った女がいた。
俺の横を通り過ぎ、一直線に線路に飛び込んだ。
まったく面識のない女だったが、俺は咄嗟に彼女の後を追い、
助けていた。地味な女だったが、だんだん気になる女になってゆく。
捜査を並行し、彼女と付き合ってゆくのだが……。

この本は徹底的に読者を騙そうと仕込まれた本である。
勿論そう言った趣旨の本はたくさんある。(伊坂幸太郎しかり、
乙一しかり)読み終わった後「なんだそうだったのか!」という
驚きを与えることで、爽快に読み終えられる仕組みである。
けれども、この本は読後感が酷く悪い。1つ騙されていた、と思ったら、
「え、これもかよ」「こっちもかよ」「それもかよ」みたいな調子で、
本の内部は仕掛け、というよりも読者を「騙す」細工が満載である。
その上最後の部分で70歳でセックスする人間もいるもんだ、など、
様々な言い訳ちっくな記述があり、驚いて楽しむ、というよりも、
騙していた弁解を聞いているようなクライマックスである。
ので、全然楽しめない。途中までは楽しんでいたし、
すいすい読めていたので、後半部分で大変怒り心頭、いや、
むしろ飽きれ返ってものも言えないような感じだった。
お年寄りの記述にしちゃ、そういう感慨がないというか……、
歌野さん自体もお若いので、うそっぽい感じが否めない。
タイトルの「葉桜の~」という美しいタイトルも、イマイチ生きて
おらず、結局何が言いたかったのかよくわからない本だった。
ミステリィにしたかったのか、生臭いヤクザの決闘にしたかったのか、
悪徳商法を抹殺する正義の味方を書きたかったのか、人間の晩年の
頑張りや恋を書きたかったのか、……要するに詰め込みすぎである。
この本で一番良かったと思うのは、人間が親しくなってゆく感じ、
である。人は急に親しくなったりしない。勿論一瞬で意気投合、
というのもなくはないと思うが、大体の場合は少しの警戒があり、
譲歩があり、嘘がある。その辺が良かったように思う。
ので、そうだな、ヤクザか、悪徳商法か、どっちかだとしたら、
だいぶ楽しめたように思える。ので、少し残念。
歌野さん読みやすいので、他の本も読んでみようと思う。

★★★☆☆*82

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