2011年4月 8日 (金)

【漫画】「I'll~アイル~ 13・14」 浅田弘幸

I'll 〜アイル〜 14 (ジャンプコミックス) I'll 〜アイル〜 14 (ジャンプコミックス)

著者:浅田 弘幸
販売元:集英社
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I'llってアニメ化?もされてたんだなぁ、知らなかった。世の中知らない
ことばかり。知らないことであったけれども、この漫画も、読んでみたら
そこには、熱い作者の念が込められていて、読んでいなかったことを
申し訳なく思い、しかしそんなものは幾億もあるだろう。頭が堅い。

なんだか物語の中盤から7、8巻くらい?から菫のナレーションが
過去形になった時点で、「お、何かあるな」と『NANA』的なものを
受け取ったのだけれども、読んでいくうちにやっぱりな、と思った。
と言うことは、作者はこの7巻くらいの時から、この本の終焉を
考えていたんだろうなぁ、と考え少し切ないものを感じた。漫画は、
小説と違って連載期間が長い。でも読み終わるのは、小説よりも
格段に速く、しかも安い。割に合わない仕事だと思う。このアイルも
14巻で、9年もかかったそうだ。9年……幼稚園生が小学生になり、
中学校を卒業して高校生になれる年月である。作者は9年間、
ずっとバスケのことを考えていたんだろう。もしかしなくても、
自分自身がバスケをやっていた期間よりも長い時間、「バスケ」
という固有の何かに囚われなければならなかったかもしれない。
とか、わたしは漫画を読みながら哲学している。まったく頭の堅い
女だ。一つ忘れて欲しくないのは、この漫画を読むことによって、
救われた人間がたくさんいるということだ。連載が終わり、10年
近く経った今、わたしがこれを読んで、救われた気分になっている
のだから、「バスケ」という競技がこの世に存在する限り、きっと
読んだ誰かの心の中の、老化し燻っているところを熱く煮え返して
くれることだろう。漫画はどんな時も楽しいかもしれないが、
大人になって真剣に読むのもまた、いいかもしれない、と思ったり
した。なぜなら、漫画には「君が飽きれるくらい希望ばっかり」
のものしか、詰まっていないからだ。茜も飽きれるくらい希望
ばっかりで、飽きれかえって言葉も出なくて、でも、何だか明日
爽やかな1日を送れそうな、晴れやかな心を思い出させてくれた。
誰かを熱くさせる何かを創るのは死と隣り合わせだろう。
大変なのが目に見えている。小さい時、1日がとても長かった。
長くて長くて死にそうだった。でも今、1日が短くて死にそうだ。
こんな時、手軽に読める漫画はもってこいだろう。なぁ、そうだろう。

★★★★★*88

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2011年3月17日 (木)

【漫画】「I'll~アイル~ 8・9・10・11・12」 浅田弘幸

I'll 〜アイル〜 8 (ジャンプコミックス) I'll 〜アイル〜 8 (ジャンプコミックス)

著者:浅田 弘幸
販売元:集英社
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漫画って本当止まらなくなるよねーマジで。だって気づいたら夕方、
なんだものびっくりやーん。ヤシマ作戦には貢献すべく、夜には極力
読まないようにしていますが。そうそう、昔の人って、夜どうやって
本を読んでいたんだろうって思いますね。ろうそく?紙、燃えるぜ。

なんだか試合続きで、一気に読んでしまった。球技というものにまったく
無縁の生活をおくってきたわたしですが(陸上部でした)、なんだか、
今バスケットボールを持ったら3Pシュートが入る気がします!!!(え)
な、具合に、元気づけられました。茜みたいな人が、周りにひとりくらい
いるといいんだけどなぁ、いませんね。STF「すごく・飛ぶぜ・フィーバー」
とかアホらしいところで笑わせられながら、山崎さんの「頼む」に泣いたり
して、1日で3日分を過ごした気がした。物語もそうなんだけれども、
わたしが、一番楽しみにしているのは、漫画のカバーの内側にある、
作者のコメントだったりする。とりとめのないことが書かれているけれど、
とりとめがないからこそ、その短い文章から人柄が滲み出ている気がして、
毎回そこを読むのが楽しみである。漫画家って辛いお仕事だと思う。
売れないと、リアルにお金が入ってこないだろうし(印税だから)、
アシスタントを使えば使うほどお金が掛かる。後ろの編集記ミニ漫画にも
書かれているけれど、何かを楽しむ余裕さえ、ないのではないかと心配する。
わたしたちは、「すごく・飛ぶぜ・フィーバー」にあははは、とか
笑っているけど、その裏では、たくさんの努力が働いていることを
忘れてはならない。忘れているつもりはないけれど。大人になって、
余計にそう考えるようになった。だからもしこの先どんなに詰まらない
漫画を描く作家になっても、その漫画を買って、「つまんねーよ」って
ファンレターを送ったらいいのだろう。笑わせてくれた恩返しが必要だ。
そんなお情けなんていらねぇよ、とか言われそうだけど、それがわたしの
愛なんだわ。この漫画は借り物だけど。今度は購入しますね。イエー。

★★★★☆*87

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2011年3月14日 (月)

【漫画】「I'll~アイル~ 6・7」 浅田弘幸

I'll 〜アイル〜 6 (ジャンプ・コミックス) I'll 〜アイル〜 6 (ジャンプ・コミックス)

著者:浅田 弘幸
販売元:集英社
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こんなときこそ漫画かしら!こんなときこそ音楽かしら!とか、
そんな事を少し不謹慎ながら考えている今日この頃。だって、東京人が
スーパーに行って買いだめして、他人に迷惑を掛けるよりは有意義
だと思う。音楽や本は電力を使うけど、心を癒す力があると思う。

ようやくバスケ漫画っぽくなってきたな、って感じ。これ週刊誌で
読んでいたらすごくまどろっこしかったのではないか、とか
少し思ってしまった。この漫画は、バスケのチームの醍醐味、
というよりも、茜と柊(特に柊)の孤独が、バスケで救われた、
という内容が濃い。チームの結びつきよりも、ツートップの2人の
バスケを通じた歪な友情が、ようやく6・7巻で伝わってきて、
「いい感じ」だった。強調されている、この人に出会えたから、
自分は変わった気がする、変われた気がする、という部分がとても
よかった。「俺は あいつと 出会って 沢山のものを 手に入れた
のかもしれない」という何話目かのトップの言葉は、今まで
ふわふわとしていた漫画の輪郭を、キリリと〆てくれ、心によく響いた。
それにしても6巻目から、とても絵が上手くなっていてびっくりした。
アシスタントさんが代わったからかしら……とか(笑)思ったりしつつ。
何だか「ヒカルの碁」の小畑健を少しばかり思い出したりした。
あの人も神がかり的に上手くなっていったよなぁ……最初は、
ほるまりん、みたいな絵だったのに、最後の方は芸術的な魅力さえ
感じた。人はいつでも成長するのだ。見えるもの、見えないものも。
いろんなところで、いろんな方法で。

★★★★☆*87

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2011年3月 7日 (月)

【漫画】「I'll~アイル~ 3・4・5」 浅田弘幸

I'll 〜アイル〜 3 (ジャンプ・コミックス) I'll 〜アイル〜 3 (ジャンプ・コミックス)

著者:浅田 弘幸
販売元:集英社
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漫画って止まらなくなるよなぁ。いや、小説もだけれども。5巻を
読み終わって、つくづく最後まで借りとくんだった、と思いました。
あと、スポーツ漫画の醍醐味はこうだった、と思い出しもしました。
人は忘れる生きものだから、どこかで思い出させてくれる何かを。

3~5巻は、仲間が出揃ってきて、「仲間」と言う言葉が強調される
ようになった。「仲間」わたしにとって随分忘れていた言葉だった。
わたしは去年までよくバンドのライブを観ていたけど、ステージを
見上げながらつくづく思うことは、「仲間を持てていいな」
ということだった。バンドは特に、金銭面での負担も加わり、
生きていく上での運命共同体ととも言えるだろう。
あと、この辺りを読んで思い出したのは、中学生の時の、陸上部の
時の記憶だった。わたしの中学校は見事なポンコツ校だったけど、
男子のリレーだけは、なぜか神がかり的に強かった。
でも、最初から強かったわけではない。陸上部はご存知の通り
単体競技が多く、練習メニューが個別であることが多い。だから、
「団結力」というものは、ある意味皆無だった。どちらかといえば、
「敵対心」のようなものが部内に蔓延っていて、とても険悪な雰囲気
だった。でも当時の顧問の池田先生は、「陸上は団体競技だ」と
言い張り続けた。「お前が速くならなければ、あいつは速くならない。
わかるか? 実際は「何クソッ」っていう憎しみかもしれない。
でも、それは団体だからなせる技だ。みんなで強くなるぞ。わかったか」
リレーは誰か1人が足が遅いと、決定的な負けに繋がる。
一番遅かった渡辺はめそめそしながらも、でもこころのどこかで
「何クソッ」って思っていたんだろう。それから男子リレーは、
ぐんぐん速くなっていった。地区大会では余裕で優勝するチームになり、
県大会でも上位入賞が当たり前になった。わたしたち3年生が
卒業する最後の大会で、男子リレーは県で優勝し、全国大会の切符を
手にした。高橋がゴールしてガッツポーズをとった瞬間、そこにいた
みんなは泣いていた。走ったヤツも見ていたわたしたちも、みんな。
それは「仲間」だったからだろう。そんな淡い記憶を、
思い出させてくれる漫画だった。人間は忘れる生きものだから、
何かで、過去を思い出す必要がある。それが、漫画であり小説であり、
音楽であり、映画であり、誰かとの再会であったりする。
大切なそれを思い出させてくれるそんな仕事をとても羨ましく思う。
大橋、山名、渡辺、高橋、元気かしら。ちなみに4人は全国大会で
「1:34.01」という記録で11位だった、らしい。観にいけなかったけど。

★★★★☆*85

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2011年3月 2日 (水)

【漫画】「I'll~アイル~ 1・2」 浅田弘幸

I'll 〜アイル〜 1 (ジャンプ・コミックス) I'll 〜アイル〜 1 (ジャンプ・コミックス)

著者:浅田 弘幸
販売元:集英社
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バスケ漫画と言ったら『スラムダンク』な世代でした。確かに。
あの漫画を読まなさそうなあの方まで、『スラムダンク』は読んでいた
そうですから。でも、この漫画はしらず……あんなに漫画オタクだった
わたしが、知らないとは。世代ずれかしらん、と思いつつとりあえず2巻。

バスケとはぜんぜん違う次元の話ですが、この本を読みながら、
つくづく職業について考えていました。子供の頃に読んでいた漫画は、
今のわたしたちのような年齢の人間が創っている。その当たり前で、
尚且つ自由な選択の末の苦悩の想像は、なんだか複雑な気分になりました。
自分、何してるんだろう? みたいな。もちろんわたしは漫画家になりた
かったわけではありませんし、今からなるつもりもありません。
あともう一つは、人はみな懐古し、物語を描くのだろう、ということでした。
この作者浅田さんが、この当時何歳だったかわかりませんけれども、
主人公は高校生のバスケ少年なわけで。いつしか過ぎ去ったはずの自分の過去、
あるいは、過ぎ去りたかった自分の過去、もしくは振り返りたいほどの、
誰かの過去。それを作者が描くことによって、読んでいる読者は、
一体何を思うのだろうかと、なんだかしみじみ考えてしまいました。
主人公よりも若ければ、期待と希望を。主人公と同世代なら、羨望を。
主人公よりも年上なら、若かりし頃の、自分の立ち居地を。あるいは、
その主人公になりきるかのような好奇心を。まだ1~2巻しか読んでいないので、
物語はぱっとしません。凄いパートナーになりそうな、ツートップの
主人公が現れ、ようやく手を組み始めたところ。まだまだ続くようだ。
でも、この本が1冊出るまでには、1年の歳月がかかり、まだいろんな人の
手が加えられて云々……。おいおい、ぜんぜん漫画楽しんでねーじゃん。
とつっこまれそうですが、楽しいですよ。このお決まりのパターンも、
そして、いつかくるだろう感動のラストも、期待して読んでる。
ということを考えていると、「号泣する準備はできていた」という
江國香織のタイトルは、随一だな、と思い、次の巻を読みます。
それにしても漫画は1冊15分かからん。小説の何分の一かしら。

★★★☆☆*80

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2011年2月22日 (火)

【漫画】「ソラニン」 浅野いにお

ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス) ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)

著者:浅野 いにお
販売元:小学館
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ソラニン 2 (ヤングサンデーコミックス) ソラニン 2 (ヤングサンデーコミックス)

著者:浅野 いにお
販売元:小学館
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『素晴らしい世界』に続きこちらも会社のお兄さんに借りました。
ぜんぜん関係ないけれど、今日D.W.ニコルズというバンドのCDを
ぼんやり聴いていたら、そのアルバムの中にも『素晴らしい世界』という
曲がありました。どうか、この街が今日も平和でありますように。

大学の軽音サークルで知り合った芽衣子と種田は、社会人になり、
同棲生活を送っていた。音楽で食べてゆくという夢を諦め切れない
種田は、フリーターを続ける傍ら学生時代の友人たちとバンドを
組み、しかしいまいち現実を踏み切れずにいた。音楽が好きだから
こそ、挑戦し敗北したときに、その職業では暮らしてゆけないと、
突きつけられることが怖い。そんなとき、芽衣子は平坦な
OL生活に嫌気が差し、会社を辞めてしまった。職のない芽衣子と、
夢を実現できない重圧に悩んだ種田は家を飛び出してしまう。
数日の音信不通の後、戻ってくることを約束した種田だったが、
帰り道で事故に合ってしまい、残された芽衣子は……。

珍しく映画を先に観ているため、ストーリーをバッチリ覚えたまま読んだ。
この感想を書く前に、映画の方の感想を読み直したのだが、感想は同じ、
やはりターゲット層の云々が気になったのと、これを今まで読んでいなかった
ことからもわかるように、「わたし、ちょっと軽音サークルとか入っちゃ
おうかな~」とかいう思想をまったく持ち得ない青春時代を送った人間
なので、どうもこの「ちょっと軽音サークルとか入っちゃおう」の部分で
躓く、という残念な結果だった。カッコイイ?の部分かな。尊敬!と思う
部分かな?「夢はあの世に行って夏目漱石先生の授業を受けること」
とか、密かに思っているわたしのように、ミック・ジャガーかっこいい!
とか(まだ生きてるけど)、奴らの音楽はヤバイぜ、的な「心の震え」の、
部分が表現されておらず、なんとなくなーなーで、でも音楽やりたいし、
だけど踏み切れなくて、な感じが、どうも「?」なのだった。種田の音楽やり
たい、という気持ちの強さの度合いが、だからぜんぜん伝わってこないのだ。
この気持ちのもやもやを、音楽に!、俺には音楽しかねぇ!的な、熱い想いが。
でも、この漫画のラストはとても平坦である。芽衣子が種田の曲を1度
演奏し、終わる。バンドは続けるんだか、続けないんだかわからない。
おそらくやらないだろう。一瞬だけ夢見た「バンド」というステージは
やはり「夢」であって、現実には「サラリーマン」と「OL」が待っている。
それが本当の世界だからだ。輝けるのはほんの一握りであり、その他の大勢は、
それを観る人間になる。これは漫画である。だから、もっと輝かしく描けば
いいのに。せめて種田が一瞬でも輝く時を見せてからでも、死ぬのは遅く
なかった。でもそうは描かない。これが現実なのだ、と言うのが「浅野いにお」
その人なのだった。輝かしくない人間の方が圧倒的に多い世の中で、
人はみな輝かしさを求めている。でもふいに見せられる「浅野いにお」の
ような世界は残酷にも人を魅せ、惑わせる。なぜなら、その輝けない
人間こそ、自分であると姿を重ねるからだ。落ちている時に読む本ではない。

★★★★☆*86

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2011年2月21日 (月)

【漫画】「素晴らしい世界」 浅野いにお

素晴らしい世界 (1) (サンデーGXコミックス) 素晴らしい世界 (1) (サンデーGXコミックス)

著者:浅野 いにお
販売元:小学館
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素晴らしい世界 (2) (サンデーGXコミックス) 素晴らしい世界 (2) (サンデーGXコミックス)

著者:浅野 いにお
販売元:小学館
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会社のお兄さんが貸してくれたので、久々に「漫画」を読んだ。
最近唯一買っている漫画と言えば、『聖☆おにいさん』だけである。
アレは、「漫画」というより、もはや「ギャグ」そのものである。
からにして、本当に久々に「漫画」を読んだ。とても懐かしかった。

1話目から嫌な予感がした。わたしの嫌いなタイプの展開。お先真っ暗な
人生を思わせる、冴えない主人公たち。人にはいろいろ悩みがあって、
その重さはその人にしか分かり得ない……。そして、ほらな、
結末はそういう、情けなくて、でも少しだけかっこいいような切ない感じ。
読みながら、わたしはつくづく「ギャグ」を求めているのだ、と思った。
なぜなら、わたし自身の生活が、この主人公たちのように冴えなくて、
どうしようもなくくすんだものだから。だからせめて漫画を読む時くらいは、
げらげら笑わせてくれよって思うのだ。でも、ふと先日観た『モリエール』
という映画を思い出した。階級の差や様々な事情から恋人と引き裂かれる
ことになったモリエールは、時は経ち恋人の危篤を知る。そして彼女は、
彼にこういうのだ「喜劇を作って頂戴。みんなの笑いが止まらなくなるような」
モリエールは彼女の死の哀しみの前で、涙を流し喜劇を作る。涙を流し
ながら舞台で道化師になり、人にげらげら笑われ彼女との約束を守るのだ。
わたしはギャグ漫画で笑うけれど、しかし、それを描く漫画家は、
もしかしたら苦悩を抱えているかもしれない。漫画の描きすぎで腱鞘炎かも
しれないし、癌かもしれないし、昨日家族が死んだかもしれないし、
恋人に振られたばかりかもしれない。要するに、世界は「そういうこと」
なのだ。だから、わたしたちは、喜劇を求め、でもその本当をたまに
見せてくれる人がいる。それがわたしが初めて読んだ「浅野いにお」の
印象だった。「生きていればきっと いつかどこかでいいことがある」
こころに響いた言葉を噛みしめ、その「いつか」がやってくる未来を願う。

★★★★☆*86

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