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2012年11月 7日 (水)

「人生がときめく片づけの魔法」 近藤麻理恵

20121201_4 

わたしの人生を変えてくれた本でありました。わたしは昔から物を捨て
られない性分……しかも本やCDを買い漁るので、部屋はみるみるうちに
物であふれかえる。仕方がないと諦めてきた人生でしたが、心のどこかで
きれいな部屋に住みたいと思ってました。だって人を呼べないんだもの笑。

この本は、「一度片づけたら、二度と散らからない方法」
について書いた本です。「そんなことはありえない」そう思った方にこそ、
じつは読んでいただきたい本でもあります。 著者の近藤麻理恵さん
(こんまり先生)は、床が見えないゴミ部屋をホテルのスイートルームの
ように劇的に変える 片づけコンサルタント。5歳のときから 「ESSE」や
「オレンジページ」等の主婦雑誌を愛読し、中学3年のときには、
ベストセラー『「捨てる!」技術』を読んで開眼、以来、本格的に片づけ
研究を始めたそうです。 そして、大学2年のとき、コンサルティング
業務を開始、「こんまり流ときめき整理収納法」を編み出しました。
(Amazonより)

近藤さんの存在は、中居君の金スマで知っていました。洋服の畳み方の
紹介をしていて当時わたしもテレビを見ながら実践した記憶がありました。
近藤さんの畳み方は、確かに洋服がかさばらず衣装ケースは一時的に
きれいなりました。しかし、少し経つとやはりキレイな畳み方は続かず、
取り込んだ洗濯物がベッドにまであふれ部屋は一向に汚いままでした。
さて、わたしの汚い部屋の話はとりあえずさて置き、この本の特徴として、
片付けの本なのに「一切図説がない」という所です。そのため手っ取り
早く部屋を片付けたいと思っている人にとっては、相当不満だと思います。
だって普通、カタログのようなキレイになった部屋の写真や物の収納の仕方
便利グッズの紹介が載っているものだとみんな思うでしょう。図や写真が
ない、ということは、裏を返せば「それ以外のことを伝えたい本」という
ことになります。ここに書かれているのは、近藤さんの「片づけマインド」
という名の、物に対する気持ちの持ち方です。物を取っておくか捨てるか。
そして取って置く物をどうしまったらよいか。それが片づけの軸であり、
「掃除をする」ことや「整理」は「片づけではない」ということを
教えてくれます。片づけの心得を学べる本、と考えるのがいいでしょう。
片づけの仕方を教えてくれる本、ではありません。読んでいるうちに、
うずうず片づけをしたくなってきて、読み終える前には、物とのお別れ会
を始めていました。文章中に片づけは「人生に片をつけること」と出て
きますが、まったくその通りだと思いました。部屋を片づけているうちに、
「あ、こんなのも持ってたな」「懐かしい」という物たちがたくさん出て
きました。でも、いくら懐かしくても「今は絶対に使わない物」もたくさん
ありました。それらは、この本に書かれているこのから学んだ「片づけ
マインド」に従って、捨てたり、取っておくことにしたりしました。
すごく買った高いけど、使わない物も処分。買ったときに「ときめかせて
くれたことに感謝」することで、あっけないほど簡単に、部屋はキレイに
なりました。あっけないとは言っても、ゴミ袋20袋以上、本200冊、CD30枚
は確実に処分しました。自分の人生に、この「物」が「いる」「いらない」
「必要」「必要ない」ということが分かるようになる本でした。これからも
いらない物をたくさん買ってしまうでしょう。少なくてもわたしは本を、
今後の人生においても大量に買い続ける自信があります。でももう大丈夫
です。心に響いた本だけ残しておく。そうした心積もりができたのでした。
「読み物」として一読の価値があります。皆さまぜひお読み下さい。
この本は、何かを(近藤さんの場合は片づけを)極めた人にしか分から
ない極みが惜しげもなく書かれています。

★★★★★*96

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