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2012年3月10日 (土)

「孤独」 北野武

と言うわけで、久しぶりの感想を書きます。その感想がなぜ北野武
なのか、というのかというのもアレですが、特に意味はありません。
ソフトバンク文庫というのを初めて読んだのですが、なんだか安っ
ぽさが満点で、これでいいのか?と首を傾げた読了でした。

ビレバンで適当に手にとった本だったので、シリーズもののしかも
真ん中の本だったとはつゆしらず、読み終わる頃にうっかり気づく
次第。実は年末の鶴瓶が武に話しておきたいごろっこのこと、を見て
以来なんだかもっと真面目に北野武を知っておかないとダメだなあ
と思っていた。誰もが知っている北野武だが、この本に書かれた
本音は読んでよかったと思える価値のあるものだった。ただ一人の
人間の話ただそれだけなのに、価値あるものと思えるのはなぜだろう。
そう言えば各章の文末に「。」がない部分が確実に二ヶ所以上あったが、
あれは校正ミスなんじゃなかろうか?などと考えていたら、文章全体
も句読点を忘れるくらいお粗末な本なんではないかなどと疑問が残る
のだった。本人がとてもいいことを言っても、書いている人間が能力
が低いと、せっかくの話が台無しである。本文でないところで煮え
切らない気分なった。いま北野武は65歳で、解説では65で死ぬなんて
書いてあるものだからドキリとした。しかし、不思議なもので、
この本が書かれた55歳の時点での北野武に、わたしはまったく興味がない。
いまのわたしのこの興味は、この10年で培われた彼の魅力だと思う。

★★★★☆*87

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