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2011年6月12日 (日)

【DVD】純喫茶磯辺

20080402003

いや、別にこんなに観たくて映画を観ているわけじゃないんです。とか、
言い訳しつつ、読書感想文を書くために、本を読まなくてはならないように
のっぴきならぬ事情でもって映画を観倒しているのです。ですから、
「映画を観るような時間がある」ではなく「映画を観なくてはならなくて」

交流の少なかった祖父が亡くなり、父には大量の遺産が舞い込んできた。
土木作業員として働いていた父だったが、根がだらしない父はぱたりと
仕事に行かなくなった。そしてある日突然「喫茶店をやる」と言い出した。
コーヒーアートで女にモテるため、という陳腐な理由からだった。
「カフェ」を想像していた咲子だが、出来上がった店は、最高にダサい店
だった。店の名前は『純喫茶磯辺』。おまけにカウンターは豹柄で、
テーブルはギンガムチェック、レジスターにはふわふわのファーみたいな
飾りさえある。その上アルバイトにやってきたちょっと可愛い女・素子
にはメイド服を着せる始末。最悪である。初めは客足の伸びなかった店だが、
素子のミニスカートに惹かれやってくる男性で賑わい始め……。

テレビドラマで十分ですね……な、映画?でした。映画なんでしょうかこれ。
会社のお姉さんにDVDを借りていたのをすっかり忘れていたので、ひつように
迫られて観てみました。なんだかまぁ、アレですね。「映画」よりも、
「テレビドラマ」を目指した感じの仕上がりでした。「テレビドラマ」
だったら、なかなかいい感じなんじゃないでしょうか。でも、映画館で、
これ観たら、ちょっと損した気分になるでしょうね、そんな感じ。
家でお菓子食べながら寝そべって観るのがいいんじゃないでしょうか。
物語のだらだら感がそれを助長しているようでもありますしね。仲里依紗は、
「ちーちゃんは悠久の向こう」の時に舞台挨拶で生で見たことがあります。
とても可愛い子でなかなか好きですが、演技が嵐の二ノ宮君並にわざと
らしく見えてちょっとうーん、もうちょっと自然にいこうよ……って感じです。
舞台挨拶の彼女はとても好きでしたが、演技をしている彼女はなんとも。
でもまぁ「下手」というより「演技してますよ感」が出てるので、
それを消せる役者になったら最強になりそうですけどね。と、彼女のことは
さて置き。いろいろごたごた詰め込まれ、しかも出来るだけ深刻なことを
コミカルに描こうと試みが施された物語でした。見ているだけでちょっと
笑える挙動をしてくれる宮迫を始め、仲里依紗以外はギャグ的配置。
「おいおいおい、マジで?」というだっさーい設定の中進んでいく物語は、
しかし、店を経営すると言う事や、親の離婚や、再婚問題、恋の最悪の失敗、
意外に真摯に迫るものばかりで、ぐうたらの設定の割には、マシな進み
でした。そして、それを裏付けるかのように最後に流れる回想のシーン
(会話)は、ちょっとばかり「ぐっ」とくる感じになっていて、悪くない
ものを見せられた気がしました。しかしながら、それは「テレビドラマ」
的に見たから「悪くないものを見せられた気分になった」のであって、
「映画」として映画館で観ていたら、あー…試写会で無料で見たかった、
と思うような気がしてならなかった、と思うだろうというのが感想。
暇つぶしには最適な、ぐだぐだドラマです。もうちょっとなんとかすれば、
もうちょっとなんとかなった気がするのに、諦めてる感が少し残念です。

★★★☆☆*83

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