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2011年4月 6日 (水)

4/6a flood of circle@渋谷O-EAST『X DAY 20110406:単独極東上陸作戦決行日』

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4/6a flood of circle@渋谷O-EAST『X DAY 20110406:単独極東上陸作戦決行日』

■セットリスト
(絶対間違っているので、もし公式出たら直します。特に順番)

 Miss X DAY
 Ghost
 博士の異常な愛情
 フェルディナン・グリフォン・サーカス
 新曲(1)「Blood Red Shoes」Miss X DAY調
 新曲(2)「ミッドナイト・サン」俺が間違ってるのか的な歌詞
 Sweet Home Battle Field
 新曲(3)「Hide & Seek Blues」MCで泥臭いヤツと言った、昨日も同じことを考えた
 Forest Walker
 水の泡
 ロシナンテ
 Human License
 Chameleon Baby
 プシケ
 ノック 

EN

 最後の晩餐 
 春の嵐
 
最初になべちゃんが登場、ひとりドラムを狂ったように叩き始める。
なべちゃんのドラムは、ソロの方が生き生きしていて好きだ。
まぁ、a flood of circleの中のなべちゃんもとても好きなんだけど、
リズムとしてのそれよりも、当り散らす(怒られそ)くらいの、
はじけ飛ぶドラムが、とても好みだったりする。本人には絶対言わないが。
と言うわけで、最初からテンション高めで始まった新生afocワンマン。

地震の影響か向かう地下鉄ですでに気持ちが悪かった。
そもそも考えてみたら、地下鉄に乗るのは地震があってから初めてだった。
どうも地下というものに異常な恐怖感を持っているわたしは、
普段どおりのしれっとした顔で地下鉄に乗ってみたが、
冷や汗をかいてJRにすればよかった、と後悔するはめになった。

そんな心境で着いた渋谷だったので、気分は晴れやかではなく、
やっぱりいつもとどこか違った雰囲気を感じてしまった。

なべちゃん始まり、からのヒサヨさん登場、
からの曽根さん交じり、からの佐々木さん合わせ。
このセッションよかったな。
掻き鳴らしてからの、『Miss X DAY』。
おーなんか色んな意味で久しぶりだぜぇ、な新鮮さと緊張。

赤いスポットライトが明滅し、順調な演奏がつづく中、しかし
なぜかわたしの頭の中では「今ここで地震が起きたらどうなるのだろうか」
シュミレーションが開始された。震度4程度の揺れを感じ、
演奏は中断、お客さんは汗を拭きながらも係員に誘導され、
楽器を弾いていたメンバーもまた(なぜか楽器を持ったまま)
避難所へ向かう……いや、まてよ震度4では済まず、震度6くらいの直下型
だった場合は、上の照明が落下してきて、みんな即死するのではないか、
などなどのリアル且つ大変滑稽な妄想を一瞬で行った。

ハッと我に返り、だけど、もし家に居て誰もいない場所で屋根に
押しつぶされるよりも、ここにいる人たちと共に死んだ方がよいだろう
と冷静に分析した。なにせ、「今」はとりあえず楽しいから、
このライブハウスから出て帰ろうとはどうも思えなかった。

ということからして、いろいろすっ飛ばし要約すると、
「死んでもいいと思ったライブ」だった。
そういった意味では、死ぬほどの価値があるものだ、と言ってみたり。

『Chameleon Baby』と『最後の晩餐』で、テンションが上がり、
『ノック』で、久しぶりにしんみり歌を聴いた。
(わたしは例え『コインランドリー・ブルース』でも楽しく聴く派なので)
なかなか新鮮だった。

最後の『春の嵐』は、09/06/21に観た
FoZZtone、a flood of circle、THE NOVEMBERS@盛岡CLUB CHANGE
の様子を思い出した。岡庭さんがいるころである。
実際のところ、この日のセットリストでは『春の嵐』はやっていないのだが
なんだか、とても印象深いライブなので、あの黒チョッキを来た
岡庭さんの姿と共に思い出した。ちなみにその日は、
(シーガル、Thunderbolt、エレクトリックストーン、Buffalo Dance
セッションからのブラックバード、SWIMMING SONG、ロシナンテ
泥水のメロディ、プシケ)だった。

そこから感じた感覚は、どこか何かを突き抜けたもののように思えた。
岡庭さんがいなくなったことも、石井ちゃんが抜けたことも。
すべては一度綺麗に均されて、また新しいものが構築されたような、
気づかない微妙な変化だけど、確かにわたしはそれを感じた気がした。
佐々木亮介がひっぱってゆく。4人の1人ではなく、佐々木亮介が。
『D.Wニコルズ』のように『R.S AFOC』にでもしたらよかろう。
ようやく、待ちわびました。おめでとう。

今日はそう言えば『プシケ』でヒサヨさんの名前が聞けてよかった。
というか、「なんや変な紹介でもされるのかと思った」と関西弁で
答えるヒサヨさんを観て、しゃべったの初めて観たなぁ、とか、
どうでもいいことを考えてもいた。関西弁に挟まれた
佐々木亮介を見るだけでだいぶ滑稽だと思うのはわたしだけだろうか。
笑いがとまらんわ。

※アンコール前(内容はアバウトです)

佐々木「フラッドは今年結成5年目なんですが……、
その壮絶な遍歴たるや、今や誇るところなのですが(笑)
もう少しのことじゃ動じないって感じで。
5年バンドをやっていると、職業の欄に職歴を書くとき、
「ロック」としか書くべきものがなくて、なとてもなんていうか、
何も持たずに来たような寂しさがあるなって思ったんです。
……このギターだけ……それから、僕の周りにいるこのメンバーたちだけ
が僕の「持ち物」で、だから「だけ」っていうのも失礼な話ですけど、
バンドという1つのものだと思っているから、寂しさを感じて。
今日のワンマンは、やるかやめるかとても悩みました。
で、やったわけですが。今日ここに来てくれたってことは、
大きな意味があると思うし、そして僕たちもこうしてこういうときに
音楽をやるのが、僕たちのやるべきことなんじゃないかと思って。
いろいろ悩んでやっぱりロックをする場所が僕の居場所だと思って。
ロックを目指していれば、間違いはないだろうと思って。
こんな時だからこそやれることもあって、それはこれなのかな、って。
またライブをやめた人も(中止した人)やここに来なかった人についても、
それは今とるべき最善のことだと思うから。……て、いつも通りに
やりたかったので、こういう話はしないようにしようと思って、
最後に持ってきたわけですが」

なべちゃん「なんか暗くね?」

佐々木「俺っていつもこんなもんじゃない?」

なべちゃん「今日の本来の目的を忘れちゃダメだよ。
今日は新生フラッドの初めてのワンマンなんだから」

佐々木「え、あ、うん。そうだけど……」

なべちゃん「この3人になってから初めてのワンマンなんだよ」

佐々木「あ、ヒサヨさんです」

ヒサヨさん「どうも、ヒサヨです」

佐々木「ヒサヨさんはアレですよね」

ヒサヨさん「え、え、何??」

佐々木「名前っていうか、その女性って言うのもあるし、
まぁそれはみんな思うところがあるだろうけど、
何か重大な決心でもって、こうして僕たちのところに来てくれて……」

ヒサヨさん「なんやビックリした。なんか変な紹介でもされるのかと思った」

曽根さん「あ、なんか今何人か俺のこと可哀想やなみたいな目で
みたヤツおったけど、大丈夫やで。俺、サポートやから。
この3人で、ア、フラッド、オブ、サークルやで」

観客「笑」

曽根さん「心配せんでええからな!大丈夫やで」

なべちゃんの「本来の目的」に対する、
周りのみんなの微妙すぎる反応に噴出したのは秘密です。
新生「AFOC」おめでとう。

そして、明日石井ちゃん、お誕生日おめでとう。

いつもありがとうございます。
201104061901000

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