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2010年1月

2010年1月31日 (日)

「白い巨塔 2」 山崎豊子

白い巨塔〈第2巻〉 (新潮文庫) 白い巨塔〈第2巻〉 (新潮文庫)

著者:山崎 豊子
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


最後まで楽しいんだろうな、というゆるぎない安心感。すごいな。
人間はいままで信じていたものが摩り替わる時、いいようのない怒りと、
動揺を覚える。自分は一体何を信じるべきなのかと。しかし、きっと
そのようなものはないに違いない。この白い巨塔の中にいる限り。

数々の裏工作の末、ついに開かれた教授選は予想以上に困難を極めた。
笑顔を作りながら、権力の駆け引きと、裏切りが繰り返される。
再選の末ぎりぎりの票差で教授の座を手にした財前五郎は、ようやく
安堵感を得た。着任早々に招かれたドイツでの研究会に出席することに
なった財前は、しかししだいに鷹揚な態度を取るようになっていく。
財前がもっとも嫌悪していた東の姿にまるでそっくりなのであった。
そんなとき里見が病理診断で胃癌と診断をした患者を、財前に託す
ことになった。相変わらず完璧な財前は、手術を無事成功させたが、
術後の経過が思わしくない。他の部位に癌が転移しているかもしれない
と里見は再び診察を依頼するが、財前は面倒ごとがら逃げようと
里見を突き放すのだが……。

わたしは一体今まで何を応援してきたのだろうか、と激しい虚無感を
味わった本だった。もちろん、この本はそれが狙いである。
鷹揚な教授・東に虐げられ、教授選において、直属の部下でありながら
推薦してもらえない財前五郎。教授選に向けての裏工作を見ている間、
心のどこかで、財前頑張れ、と思っていたような気がする。何としても
あの教授には負けなくない。そういう心が、文字を追うにつれ、
生まれていたような気がするのだった。しかし、教授の座についた
財前と言えば、東にも勝るほどの鷹揚な態度を取り始めるのである。
部下を虐げ、自分の力を誇張する。まさか、今度は部下を思いやる
ような教授になってくれるのではあるまいか、と夢想していただけに、
その落胆は激しいものだった。わたしも財前を見る眼がなかったのだ、
と脱力に似た感情を得た。いつしか爽快だったはずの財前の素晴らしい
手術も、哀れみと悲しみが混じるようになり、そんな手術を見て
神のように崇める部下たちを、呆然と眺めることしか出来なかった。
すべてはこの「白い巨塔」という、黒く汚れた世界にいる限り、
例えどんな人間がその椅子に就いたとしても、きっと同じような末路と
同じような人生が繰り返されるのだろうと思った。美しく清潔に
立て替えられた、新しい病棟。しかし、その中に蝕むのは、薄汚れた
人の悪意である。この本はとても素晴らしい本だと改めて思う。
この1冊の中に込められた一人の人間の生涯を、完璧な物語として
描いている。きっと作者の中には財前五郎という人間が実在しているに
違いない。まるで見た来たかのように。まるでそこにいるかのように、
彼らを感じることの出来る本である。才能って凄いな。

★★★★★*95

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1/31FoZZtone、UNISON SQUARE GARDEN@代官山UNIT『MTV LIVE 01.31.10』

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1/31FoZZtone、UNISON SQUARE GARDEN@代官山UNIT『MTV LIVE 01.31.10』

■セットリスト(FoZZtone)

 NAME
 NIRVANA UNIVERSE
 黒点
 エレベーター
 JUMPING GIRL
 音楽
 smuggler

わーsmuggler!
いつぶりか分からないね。テンションだいぶ上がりました。

渡會さんがだいぶ楽しそうで、いいライブでした。
しかしMCが街頭演説みたいでしたね(笑)
いや、それがFoZZの通常ではありましたが、えぇ、えぇ。
ちょっと懐かしくなりましたよ。

いい、ライブでした。
何か「いい」って思うのはなにか?
笑顔の多さなのか、弾けぐあいなのか。

楽しかった。
ありがとう。
ツアー楽しむべしです。
こちらも気合入れておきます。

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2010年1月29日 (金)

1/29佐々木亮介@下北沢DaisyBar『REAL LIVE 2010』

201001291857000

1/29佐々木亮介@下北沢DaisyBar『REAL LIVE 2010』

■セットリスト(たぶん)

 ガラパゴス
 Red Dirt Boogie
 Ghost
 夢追い虫(スピッツ)
 世界は君のもの
 月に吠える
 口ぐせ(ウルフルズ)
 新曲

ガラパゴスもRed Dirt Boogieも久しぶりでした。
相変わらずとてもよかったです。
どうもありがとう。
ごめんなさい。

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2010年1月28日 (木)

「臨場」 横山秀夫

臨場 臨場

著者:横山 秀夫
販売元:光文社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


横山さんもいつの間にか一年ぶり。ちょっと気を抜くだけで、一年も読ま
ない作家が出来るなんて、と驚き。その分読書の幅が広がったのか、
あるいは、それほどたくさんの作家が存在していると見るべきか。
しかし久しぶりに読むのもなかなかいいもので、なるほどこの人は、と思う。

「真夜中の調書」
中央市の東部団地で、二十九歳の高校教諭、比良沢富男が絞殺された。
犯人は五十二歳の元ホテルマン、深見忠明。物取りの目的で比良沢宅に
忍び込み、目を覚ました富男と格闘の末、ネクタイで絞め絞殺した。
慌てて戸外に逃れたが、隣家の人間に見つかって110番され、わずか
三十分後に団地内で警邏隊員に取り押さえられた。室内に残されていた
血液とのDNA型も一致しており、犯人は深見忠明ということで確定した。
しかし今日になって、結論が覆りそうだった。終身検視官という異名を
持つ、検視のプロ・倉石が異論を唱えたのだ。このような完璧な証拠に
何を疑うというのか? キレ者倉石の力が試される。

倉石検視官の「臨場」を描いた短編集。娯楽として読むには上質なほどの
短編集。しかし、「もうちょっといけるのでは……」といつも横山短編集
で思ってしまうのは、上質な短編集を書く割に、それを長編へもっていかない
からだろう。特にこの「真夜中の調書」なんかは、この(トリック?)案を
他の作者が見つけたら、絶対長編だね、というほど質の高いものだと思う
のだが、横山さんは、そうしない。長編は書くのが疲れるのか? それとも
長編にするために肉付けするのが苦手なのか。いつも短編ばかりで、
あぁもったいない、と思い読了するのであった。横山さんは1年ぶりだった
のだが、久しぶりに読むと、その人の癖が分かるもので、この本からは、
強烈な男臭さを感じた。勿論いい意味で。そして、その男の中でも、
悲いしいことは溢れている、でも生きていかなくてはいけないし、
というような心の中で割り切られているような淡白な男さを感じた。
十七年前の女を引きずる男にしても、どこか強さを持ちえており、
女に縋ってみたり、という弱さや、誰かに八当たりする、という弱さがない。
要するに、弱くないのである。悲しいだけど、頑張る、という静かな
強さが描かれており、その部分が警察ののし上がり的な地位意識と、
いい感じに合間って、作品のいい味になっているとも思える。でもこれに
気づいてしまうと、どれも同じ感情を持った人間に見え、よろしくないの
だけれど。……とそれはわたしだけかもしれない。最近に始まったこと
ではないが、誤認逮捕という事実がある。近頃では、栃木の幼児殺害事件
の犯人は誤認だったと知れたばかりである。初動捜査できちんと調べて
いたら、そんなミスなど起きなかったろうに、と悔やむ思いから、この
「倉石」の活躍がとても爽快な光景として映る。このような人間はいない、
心のどこかで思いながらも、何かを信じている自分を感じる事が出来る。

★★★★☆*87

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2010年1月27日 (水)

【映画】かいじゅうたちのいるところ

20100127_1
なんだか、わたしの近辺でかいじゅうかいじゅう言ってる人が多かった
ので、「どれどれ、どんな怪獣(物)なんだい?」とやまぎさんのように
興味を持ち観てきました。(やまぎネタが分かる人は相当コアです、
すみません……)で、そしてまぁ、かいじゅうたちが、いました。

イタズラ好きのマックスは、姉のクレアにかまってもらおうと
ちょっかいを出す機会を狙っていた。雪球を投げつけ驚かせてやろう。
弾は見事に当たったが、しかし、クレアは彼を無視して友人たちと
遊びに行ってしまった。一人寂しく過ごしていると母親が帰ってきた。
でも仕事のことで思い悩んでいる母親もまたマックスのことを構っては
くれなかった。夜になり、母親が恋人を家に呼び楽しく話をしている
様子を見てショックを受けたマックスは、母親を困らせることにした。
喧嘩をして、家を飛び出し、走りに走った。気づかぬうちに森の中に
迷い込んだマックスは、その奥で一艘の小さな船を見つけ漕ぎ出した。
嵐にあいながらも、辿り着いた無人の島には、大きな怪獣がいた。
マックスはかいじゅうたちに「王様」として仲間に入れてもらうのだが……。

レディースデーは大変嬉しいですね。一般料金の高さが身に沁みます。
しかし東宝系列で映画をあまり観ないので、なかなかシネマイレージ
が貯まりません。せっかく6本観ると1本ただ、なのにな……とか。
ちなみにこれの前に東宝で観たのは「アキレスと亀」でした。2年前;
さて、話を戻しこの映画は、と言いますと、ちょっと肩透かしな
感じだった。というのも、もっとCGをバリバリ使ったものなのかと
思っていたので、その「作りこまれていない」というところに、
なーんだ、と感じたのだった。何を隠そう、かいじゅうたちは、
着ぐるみである。それが見え見えな状態で、(その着ぐるみ感を)
CGで隠さないものだから、安っぽい雰囲気が否めないのだった。
そうして、かいじゅうたちの間で繰り広げられる、ちっとも可愛げの
ない現実的な会話と、絶望的なほどの堅苦しいいざこざ。そんな中に、
小さな少年マックスが入り込み、さらに状況を悪化させてしまうのだ。
小さなかいじゅうの森で戦争が起き、みんながぼろぼろになる。
何となく強引な感じが漂うストーリーではあったが、途中でふと
思い出した。そうなのである、これは「絵本」が原作なのだ。
よく絵本にはそうした傾向があるように思うのだが、大人の世界や
常識を子どもに理解させるため、小さな大人の世界を見せる。
子どもはすべてを理解するわけではないが、「なんとなく悪いこと」
を理解できるようになったり「こうした方が人が喜ぶ」ということを
知ることが出来るようになるのだ。この映画はそれについて、
よいものだったように思った。かいじゅうの世界の取り決めは、
大人のわたしが見ても、すぐには理解できないものだった。けれど、
ふと現実の世界に戻った時、かいじゅうたちの何かを思い出してしまう、
そんな物語であった。絵本の本質を描くのは大変だっただろうと
考えると、その着ぐるみ感も、音楽の賑やかさも、騒がしい子どもも、
納得できるような気もした。でもちょっと安っぽいのよね……。そこだけ。

★★★★☆*85

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2010年1月26日 (火)

■雑談:そういえば観ていない、映画

どうも四国から帰りました。
東京より四国の方が寒かったです。ちょっと驚き。
ぶらぶら道後温泉に行き、ぶらぶら讃岐うどんを食べ帰ってきました。
四国は四国でしか味わえない土地のよさがありますね。

いつも遊びに来てくださりありがとうございます。

***

そういや映画、観てないな。
たくさん観ようと思っていたのに! と年末の決意を今さら思い出す。
しかし、公開中(リバイバルではなく)の映画に、
あまり興味を惹かれない、というのも少し原因だよね。
あんなにたくさん映画やってるのに。

特に原作があるやつ。
原作がヒットした!、じゃ映像でやってみようぜ、
ほらこんな豪華な役者揃えたし、金のかけたセットにしてみたし、
スタッフだってベテランだし、きっとヒットするって、大丈夫大丈夫。
な、安直な思考を根絶してほしい。たくさんの人が関わったなら、
その分の原作よりも「いいもの」(深い概念は別として)
にしなければ、文字が映像になる価値がないと思う。
脚本家も、監督も、もっと作品のよさを知るべきじゃないだろうか。

なんと言っても、テレビやDVDやインターネットが発達した今、
「映画」という存在価値すら薄れている。
映画館で観なくても、どうせDVDで借りられる。
ネットで配信されてる動画の方が面白いし。
……なんていう人間を、惹きつけ、「やっぱスクリーンで観なきゃ」
と引きこむような価値ある映画にならなくては、
高い金を出し、フィルムで作る意味がまるでない。

それ以外のわずかな一握りに、希望を込める。
むしろ映像化が非現実的な小説を映画にするなと。
小説など頼らずに、ストーリーすら考えてしまえ、とさえ。

とかなんとか、ぶつぶつ言いながら。だんぜん映画派。
みなさんもぜひ映画館で映画を。

■近々観てみようかな、な映画たち
・「かいじゅうたちのいるところ
・「イエローキッド

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2010年1月25日 (月)

「69 sixty nine」 村上龍

69 sixty nine (文春文庫) 69 sixty nine (文春文庫)

著者:村上 龍
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する


久しぶりの村上龍。ふと読みたくなって2軒の本屋を探したのだが、
どこにもなく、結局図書館(しかも書庫入りしていた)で借りたという、
なんともじれったい本だった。しかし読みたいな、と思ったとき、
すぐに手に入ってしまう本よりも、苦労した方がなぜか面白いのである。

一九六九年、この年、東京大学は入試を中止した。街にはビートルズや
ローリング・ストーンズが流れ、髪の長いヒッピーと呼ばれる人たちが
愛と平和を訴えていた。パリではドゴールが退陣した。ベトナムでは
戦争が続いており、女子高生はタンポンではなく整理綿を使用していた。
一九六九年はそんな年で、僕は高校三年生、十七歳だった。
九州の西の端にある、進学普通高校である。理系の進学クラスだったので、
女子は七人しかおらず、その中の五人までもがブスだった。そのため、
僕たちのもっぱらの憧れは英語劇部のレディ・ジェーンこと松井和子
という美女であった。閉塞感あふれる学校の中から飛びだし、
何か楽しいこと――映画や劇を放映する「フェスティバル」を行おうと
決めた僕たちは、松井を主演女優に誘い計画を始めるのだが……。

下品なことは、それを隠そうとするから下品になるのかもしれない、
という微妙な思考革命が起きそうな本だった。この本の中では、
下品なことが一切隠されておらず、むしろ率先して書かれているから
そうでない部分を探す方が大変なくらいだった。しかし、それと同じ
ように「伝えたい何か」が全力で描いてあったため、すべてを許せる
ような、その下品さがあったから魅力が引き立ったような、よい印象を
受けたのだった。と、称えてみたものの、まぁなんとも救いようのない
下品さなのは代わりはないのだが。この本の上品なもの、として、
村上龍お得意の音楽がたくさん出てくる。ビートルズから始まり、
レッド・ツェッペリン、ベルリオーズまで、これもまた村上春樹と同様、
聞いてみたくなる音楽なのだった。小説を読んでいて、
「あぁこの音楽どんな風なのかしら」と思わせることは大変である。
内容に興味をもてないと、そこに書かれていることに興味をもてないし
書いている人間が、そんなに好きではないものをごり押ししても、
読んでいる方は何となく分かるものなのであった。何となく興味を
惹かれないのである。だけれど、ここにある音楽は本物である。
このシーンに必要不可欠な音楽なのだと、自然に分かることが出来た。
村上龍は言いたい事を大げさに書く人だな、と改めて思ったのだが、
その大げさ加減がとても絶妙で、心地よかった。例えば、本当に
そうだと信じていないものを語るとき、なぜか標準語となってしまい、
どこか遠くの、自分とはかけ離れたものに思えるということ。例えば、
お前はダメなヤツだ、と叱られることがどんなに惨めであっても、
叱られないよりはマシなのであり、叱られなくなってしまったら、
そんな自分に気に掛けてくれる人すらいなくなるのだということ。
どれも何度も描写する割りに、そこから導き出される結末を書かない。
虚しいという感情や、寂しいと言う感情を。その度合いが心地よかった。
最後の文章もまた、いいね。「元気です、野生化したニワトリ
十メートルもジャンプ!」この気持ちを味わうために、じっくり
腹を抱えて読むべし。勿論1969年を知らなくても、楽しめる。
知っていたら、もっと楽しいかもしれない。そう思うと、少し悔しい。

★★★★★*91

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2010年1月24日 (日)

1/24つばき、ウラニーノ@高松DIME

201001241518000
1/24つばき、ウラニーノ@高松DIME

■セットリスト(ウラニーノ)

 ランドリーとワールド
 夕焼け、ぼくらを焼き尽くせ
 終着駅
 ツアーメン
 大学生の悲鳴

■セットリスト(つばき)

 青
 めまい
 最低な気分、雨に打たれて
 花が揺れる
 春の嵐
 昨日の風
 光~hikari~

END

 悲しみの中からはじめよう

●ウラニーノ
わー大学生の悲鳴やったよ!と感動しました。
なぜここで、大学生の悲鳴なのか(笑)
いや、とても好きな歌の一つなんですけどね。
この歌を聴くと、初めて観たときのライブを思い出します。

前説も、サロンキティと違ってB'zでした。
なんていう曲だっけ?前の「Calling」ではありませんでした。

ありがとうございました。
ランドリーとワールドも聴きたいなと思っていたので、
大変満足なセットリストでした。
高松でこんなに満足できるとは!嬉しい限り。ありがとうございました。

●つばき
文句なし、わたしのなかでは、ここ一年間で一番いいライブでした。
他に言うことは何もない、幸せな時間でした。
ありがとうございました。
九州も突っ走ってくださいまし!

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2010年1月23日 (土)

1/23つばき、ウラニーノ@松山サロンキティ

201001232210000
1/23つばき、ウラニーノ@松山サロンキティ

■セットリスト(ウラニーノ)

終着駅
夕焼け、ぼくらを焼き尽くせ
段ボールに囲まれて
ツアーメン
ありがとうとごめんねと

■セットリスト(つばき)

スタイル
ブラウンシュガーヘア
最低な気分、雨に打たれて
花が揺れる
覚めた生活
光~hikari~

また彼らのために無茶をしました、もう何も言い訳はしません。
1月からもう救いようがありませんが、
まぁ仕方ないものは、しかたないのです(これもいいわけか)。

●ウラニーノ
今まで観たウラニーノで一番演奏がよかったです。
まず会場が温かいっていうのも、功を奏した一因かと。
四国たくさん行きますもんね、ファンの方が多いようです。
(と、わたしもファンの一人でありますが。笑)

何も言う事ないくらい、本当にいい演奏でした。

ぜひ関東でもこの演奏をして欲しいです(笑)

●つばき
松山のつばきは、いつもドキドキしますね。
一色さんの地元でもあり、ステージの上がドキドキしているのが、
こちらまで伝わってくるのです。
馴染みがあるから、戸惑うような。
どうやって伝えようかと、逡巡するような。

いい演奏でした。

なんて言うかそこでしか味わえない演奏ってあるのですよね。
東京よりも人がいないというのもあるし、
お客さんの一人一人が違うっていうのもあるし、
地域ごとの「ノリ」っていうのもあるし。

気になる方は、是非観光がてら遠征して下さいませ(笑)

夏の企画は、松山とか、なんとか……。
MCで言っておりましたよ。

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2010年1月22日 (金)

1/22wash?@下北沢251『love me or die』

201001221852000
1/22wash?@下北沢251『love me or die』

wash?曲予備知識ゼロで行きました、すみません。
しかし、そんなこと関係ないくらい楽しかったです。

中央で歌っている奥村さんに激しい違和感を覚えつつ(笑)、
しかし、そうか、ここがあなたの居場所なのね、と感じる温かいライブでした。
何より、奥村さんのギターが、これほどなく生きていました。

ゆったりと、気だるく、ニュアンスで。
そんなことを言ったら、ファンの方に怒られそうですが……、
とてもいい音楽でした。

「I know I know 」のPVの女装した奥村さんがやたら可愛いです。
本当に男ですか?
ちょっと嫉妬しました。一見の価値あり。

本編途中で、フラッド佐々木さんとFoZZtone竹尾氏が、
南波さんのギターを手渡されステージへ。
早弾きして、「2人とも早弾きすんなよ、俺より上手く弾くんじゃねぇ」
と南波さんに怒られていました。

終始アットホーム。
いいね、お酒を飲みながらゆるゆると、ときおり激しい閃きが美しい。

また観たい。素直に思いました。
まずはアルバム購入ですね。

そうそう、奥村さんのブログも相当面白いです。
セットリストも載ってました。PVも観れます。
どうぞ、こちらで。
http://ameblo.jp/daiokumura/

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2010年1月20日 (水)

■雑談:2009年のいろいろ

============================
■2009年合計読了本:100冊 → *読了本
============================
■性別比(男性6:女性4)

・男性作家 59冊
・女性作家 40冊
・その他 1冊
----------------------------
■満足度(個人的な感度です)

★☆☆☆☆ 1冊
★★☆☆☆ 12冊
★★★☆☆ 30冊
★★★★☆ 48冊
★★★★★ 9冊
----------------------------
■ミステリの割合(37%)

・推理小説 16冊
・ミステリ 8冊
・社会派ミステリ 4冊
・ミステリらしきもの 9冊
----------------------------
■ベストリーダー

9冊 東野圭吾
7冊 森博嗣
6冊 角田光代、時雨沢恵一
5冊 西澤保彦、山本文緒
4冊 川上弘美
----------------------------
※各項目読んだ順

■とにかく読め、な本
425 09.10.18 ★★★★★*94 「レボリューション No.3」 金城一紀
409 09.09.14 ★★★★★*95 「女生徒」 太宰治
408 09.09.13 ★★★★★*95 「センセイの鞄」 川上弘美
385 09.08.05 ★★★★★*93 「七回死んだ男」 西澤保彦

■上質短編集
448 09.12.14 ★★★★★*92 「ざらざら」 川上弘美
429 09.11.04 ★★★★☆*88 「くまちゃん」 角田光代
384 09.08.04 ★★★★☆*93 「絶対泣かない」 山本文緒

■お薦め
444 09.12.05 ★★★★☆*88 「人のセックスを笑うな」 山崎ナオコーラ
439 09.11.24 ★★★★☆*88 「ゆれる」 西川美和
434 09.11.10 ★★★★☆*92 「キネマの神様」 原田マハ
396 09.08.19 ★★★★★*95 「キノの旅 Ⅰ」 時雨沢恵一
389 09.08.10 ★★★★☆*90 「封印再度」 森博嗣
377 09.07.28 ★★★★☆*90 「幻夜」 東野圭吾
359 09.01.05 ★★★★★*98 「予定日はジミー・ペイジ」 角田光代

■読んでみる価値あり(面白いかは別とし、ある意味斬新な本)
454 09.12.27 ★★★★☆*87 「占星術殺人事件」 島田荘司
447 09.12.13 ★★★★☆*86 「受難」 姫野カオルコ
435 09.11.16 ★★★★☆*87 「催眠」 松岡圭祐
428 09.10.30 ★★★★☆*86 「世界の終わり、あるいは始まり」 歌野晶午
410 09.09.16 ★★★★☆*87 「龍宮」 川上弘美
399 09.08.29 ★★★☆☆*80 「告白」 湊かなえ
----------------------------


============================
■2009年合計鑑賞映画:14冊
============================
■作製国

・邦画 9本
・洋画 5本
----------------------------
■お金を出してもう一度観たい映画
09.11.21 ★★★★★*95 「ゴッドファーザー」 フランシス・フォード・コッポラ監督
09.11.12 ★★★★☆*88 「エル・スール」 ビクトル・エリセ監督

■レンタルだったら観たいかもしれない
09.11.13 ★★★★☆*88 「ミツバチのささやき」 ビクトル・エリセ監督
09.04.24 ★★★★☆*88 「重力ピエロ」 森淳一監督
09.11.23 ★★★★☆*87 「大阪ハムレット」 光石富士朗監督
09.11.22 ★★★★☆*87 「華麗なるギャツビー」 ジャック・クレイトン監督
----------------------------


の、ような感じでした。今更ですけれども。
なんともやる気のないまとめで申しわけありませんが、
少しでも日々の読書のお役にたてればと思います!

今年はもう少し多く読むぞ、と張り切っていたりします。
今年の目標は「好き嫌いをしない ~第二章~」です。
あら、誰かの目標みたい(笑)

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2010年1月19日 (火)

「まぶしくて見えない」 山本文緒

まぶしくて見えない (集英社文庫) まぶしくて見えない (集英社文庫)

著者:山本 文緒
販売元:集英社
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なんかいつもと違うと思ったら、案の定コバルト文庫復刻版でした。
そうなんです、山本さんは少女小説出身の作家さんなのです。
わたしも知ってはいましたが、読んでみるのは初めてでした。
作風はそれもありかな、という感じで、しかし大変だな、と思いました。

七生は泳げない。飛び込み台に立っただけで、足がすくんでしまう。
その日も結局溺れてしまい、同じく泳げない伊戸川と共に教師に
怒られたのだった。教師は勉強だけは優秀な二人を前に、テストが
良ければ、なんでも許されるなんて思ってるだろう、と嫌味を言った。
頭にきた七生だったが、泳げるようになる自信はなかった。
高校受験が近づき、偏差値の高い高校を狙うことにした七生は、
評判がいいという伊戸川のいる塾に通うことにした。
風変わりな樺木による授業は面白く、また苦手な水泳も教えて
もらえることになり、充実した日々だった。何より年上の樺木を好きだ
と言う気持ちが芽生え、よりどきどきする。そんな時、受験する高校の
見学に行った七生は、その高校で樺木の彼女を見つけてしまうのだが……。

なんだか、読む気をなくさせてしまいそうなので、純粋に読んでみたい、
という方は、この感想を読まずにまずこの本をお読みになってください。
大変だな、というのは、「少女」という枠の中で描く、ということ。
わたしは山本さんの大人向けの他の本をだいぶ読んでいるので、
なんとなく羽を伸ばさず縮こまって頑張っている、という感じがした。
特に山本さんの魅力は、ストレスや苛立ち、そのストレスから解放
された時の開放感、何かへの固執、破滅的な恋愛、気持ちの蟠り、
などなど、どこからどう見ても「負」の描き方だと思う。しかし、
こういった少女向けにこれらを持ち込むことは出来ない。だから、
仕上がっている本は、それ以外を利用した物語であった。俗に言う
ピュアな恋愛、というヤツである。もちろん、まさしくピュアな
感じがしたし、それもありだなぁ、と言う気がしたけれど、持ち味、
と呼ばれるものは何も感じることが出来なかった。そこら辺の少女小説
と一緒に並べられ、著者名を伏せられたら見分けられないだろうな、
というような感じである。アサッテな言い分かもしれないが、
そんなことから、少女小説から一般小説に移ってくれてありがとう、
と感謝したくなった本だった。一方で、あとがきでも「今ならもっと
上手く書けそうだ、とむず痒い」「片腹痛い」などと山本さんも書いて
いるが、今大人の表現力と直木賞を得た山本さんの少女小説は、
ちょっと読んでみたいとも思う。しかし、このタイトル、ちょっと
賛成しない。まぶしい先にあるものが、どうも黒すぎるのである。
ピュアな恋に、初々しい学生という枠組み、そんな少女たちが、
まぶしくて眼を細めるのが、そんなものなのか? と残念に思った。
一度読んでみる価値あり、この本の後に「恋愛中毒」を読むべし。笑

★★★☆☆*83

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2010年1月18日 (月)

「蛇を踏む」 川上弘美

蛇を踏む 蛇を踏む

著者:川上 弘美
販売元:文藝春秋
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なんとなく、不完全融合って感じ。川上さんの不思議系小説(人間
ではない何かが出てきたりする)を、一冊でも読んだ人なら、例え
その存在の意味が分からなくても、俗に言う「空気感」を自然に
味わっているだろう。しかしこれはまだ不完全融合。まだ違和感。

「蛇を踏む」
ミドリ公園に行く途中の藪で、蛇を踏んでしまった。
蛇は柔らかく、踏んでも踏み切れない感じだった。
「踏まれたらおしまいですね」と、そのうちに蛇が言い、それから
どろりと解けて形を失った。「踏まれたのでは仕方ありません」
蛇は今度は人間の声で言い、私の住む部屋のある方向へさっさと
歩いていってしまった。人間のかたちになった蛇は五十歳くらいの
女性に見えた。勤めている数珠屋―カナカナ堂で働き、家に着くと、
部屋には蛇がいた。女のすがたをしており、「おかえり」などと言う。
作られていた食事を勧められ、深く考えぬまま箸を取った。
「何なんですか」と聞くと「私はヒワちゃんのお母さんよ」などと言う。

この「蛇を踏む」は芥川賞受賞作である。へーなるほど、である。
確かにこういう現実離れした世界を主として書く人はあまりいなかった
のかもしれない。でも他の川上さんの本を読んでから読むと、まだ拙い
ような印象を受けるのだった(僭越ながら)。しかし芥川賞自体が、
「次の時代を担うような新しい作品」的なものに与えられるのだった
と思うので、それを考えればまさに狙い通りとも思う。
上に不完全融合と書いたけれども、今の川上さんの本では、
人間と人間ではないものが完全に融合していると、わたしは思う。
その人でないものは、暗に意味を持っているようで持っていないような、
絶妙な線を描いていて、けっしてそれについて語られることはない。
けれども、文章の隙間から伝わる何かで、いつの間にか
読んでいる人間はそれを「理解」しているのだった。俗に呼ばれている
川上さんの「空気感」というものだが、とても心地のいいものだ。
この作品はと言うと、人間ではない何かについて濃い意味を持っている。
意味を持たせてしまう、ことによって、結果その「意味」以外ではない
というような不可抗力が働いて、奥行きのない物語になっているような
気がしたのであった。ほら、曖昧の方が、いろいろな可能性や、
受け取り方が出来るように、多く語らず読み取らせることだけを
主として描いた方がいいタイプの作風というような。しかし、裏を
返せば、語られ示されている分、川上さんの「書きたかったこと」を
知ることが出来る本でもある。蛇とはなんなのか。悲しみなのか、
卑屈さなのか、孤独なのか、負のイメージの、しかし収まってしまうと
温かい場所。蛇の世界に来なさいよ。蛇は言う。あぁ行きたいと私も思う。
他にも短編と大題のついたSSが入っているが、それはちょっといまいち。

★★★☆☆*83

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2010年1月17日 (日)

「欲望解剖」 茂木健一郎,田中洋

欲望解剖 (幻冬舎文庫) 欲望解剖 (幻冬舎文庫)

著者:茂木 健一郎,田中 洋
販売元:幻冬舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する


ビジネス書は、所詮ビジネス書どまりなのか。ちょっとあともう一押し
と言いたいができない。人間は理屈をこね、所詮人間の事を一番
分かっていないのだ、と。最初から最後まで知ってることばかり、
しかしほほぉなるほど、わたしは人間だと思う。どうしようもない。

ビジネス書なので、感想に突入します。
内容は「人間の欲望とはどこから生まれるのかどうして生まれるのか」
というようなことを、脳科学の分野と、マーケティングの分野から
考えてみるというもの。人間は、例えばコンビニエンスストアで、
ペットボトルドリンクを選ぼうと言うとき、平均2秒という時間で、
「これにしよう」と「選択」をするのだという。なぜそれを選んだのか?
人間の脳の働きと、人間が人工的に仕掛ける商戦について、
とても分かりやすく読むことが出来た。ただ、一つ感じたのが、
内容にとても奥行きがないということだった。なぜなら、脳科学は、
すべてを解明しているわけではないから。それに、この本は、
今現在に役立つのであって、100年後や違う国では、まったく意味を
持たない本になると予想されるから。その結果、現在生じている
現象例についてなどの詳しい説明は全くなく(ということは、今
生きている人間しかこの価値観を理解できない)、著者が勝手に
納得し書いている印象がある。(もちろん余談として申し分ないが)
しかしそう考えると、ある意味この本もマーケティングされた本
なのではないか、とも思えてくる。今読まないと、意味がない本、
という付加価値をつけ、ヒットを狙っているのである。ヒットしたか、
はしらないが……。話は戻り、内容は、というと、脳の働きや、
購買意欲など、眼に見えないものを説明するにあたり、いろいろな方向
から説明や例を挙げられているのだが、そのどれにも「ほほぅなるほど」
とか、「へぇそうなの」としげしげ思いながら、読むことが出来た。
勿論仮説であったりするわけだが、総合して理論がもっともらしい
というか、自分なりの答えとしても頷けるものだと思った。
なぜ日本人は学校に行くことに固執するんでしょうか。アメリカでは
在宅学習も広く勧められているし、通信制も盛んである。しかし
日本はいい大学に入ることだけに執着し、挙句、現在まったく意味の
持たない有名大学ばかりを目指していると。あとは、夢の話など
も興味深かったな。夢はその日に行った脳内の整理を行っているのだと。
わたしはよく変な夢をみるのだが、確かにそうかもしれないとも思える。
ちなみに今日は吉田修一と松本清張とわたしで食事をしており、
(まさに夢のようだ!)松本さんが「君、その酒を捨てるのは
もったいないじゃないか」わたし「すみません、つい」松本さん
「つい、じゃあないんだよ。酒は貴重なんだ。それに飲むときは
コップに移してから飲みなさい」わたし「すみません」吉田さん
「確かに合理的で人のを混ぜることもありませんね。そういえばそこに
ワンカップ大関がありましたけれど……」松本さん「それはわたしの
ものだ。君にやってもいいが」吉田さん「いえ、そんなつもりで
言ったわけでは……」松本さん「いいから貰っておきなさい」吉田さん
「ではこのワンカップ大関はお預かりしておきます」という夢を見た。
一体何なんだろうか。注目すべきは松本清張でなくワンカップ大関。

★★★★☆*86

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1/17a flood of circle@新木場STUDIO COAST『MINE★ROCK FESTIVAL』

201001171334000
1/17a flood of circle@新木場STUDIO COAST『MINE★ROCK FESTIVAL』

■セットリスト(たぶん)

春の嵐
泥水のメロディー
Buffalo Dance
シーガル
博士の異常な愛情
Paradox
プシケ
世界は君のもの

え、短くないか?、な新年初フラッドでございました。
持ち時間30分もなかったような?
さすがオーシャンビューですね(笑)
いつしか赤いソファに座って下さいませ。

しかし短いのなんてどうでもよしなくらい、満たされました。
ずっと観たいと思っていたのでね。
これで当分大丈夫です(笑)

STUDIO COAST広いねぇ、初めて行ったのですが、とても好きでした。

それとそうSCOOBIE DOが最高に楽しかったです。
すごい貫禄。のせの上手さに感嘆。また観たいなぁ。

と、感想短いですが、とても眠たいのでこのへんで。
あとで書き足すかも……?

14時から最後までみっちり楽しみました。
いやはや、豪華なイベントでした。
ミネさまありがとうございました。

明けました。
今年もよろしくお願いします。

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2010年1月14日 (木)

■雑談:ぐるぐる

なんだか、いろいろ、へとへとで、頭ぐるぐる。
考えすぎて脳が疲れている今日この頃。
こころも疲れてきた。そしてこころが疲れると体調が悪化する。
悪循環です。

一昨日、母から巨大なダンボールが届きました。
わたしが2人くらい余裕で入れるサイズでした。
何か部品が収まりきらずに飛び出しているし……。

開けてみるとそれは折りたたみ式自転車でした。
お年玉だそうです、はい。

折りたたみ式自転車って結構重いんですね……
組み立てるの一人じゃ大変だし。
専用の袋もついていたのですが、重すぎて入れるだけでも一苦労。
これじゃ折りたためても運べなくね? とか玄関で呆然としました。
15キロですって。ま、慣れれば大丈夫か。たぶん。あとは根性。

そういや東京に来て、初自転車なんですよね、とか笑われるでしょうか。
ここ数年自転車に乗らない生活を送っていたので、
ちゃんと乗れるか不安でなりません(笑)

頭をすっきりさせるためにも、自転車散歩でも行こうかな。
まぁ1時間あれば山の手線圏内くらいならどこでもいけますねぇ。
下北もいけるかな……。

***

そう言えば、去年の春に打ち立てた目標がありました。
それは「1年間遊び倒す」というものでした。

遊べたか? と言われたら、微妙なところですね。
いつも現実(会社とか世間体とか)を気にしていて
いまいち乗り切れてなかったような、微かな心残りがあります。
楽しい1年でしたけれども。

ライブに106本行っておきながら、何言ってるんですか?
って感じかもしれませんがね、はい、すみません。
あ、ライブは結局106本だったようでした。
(1本、一色さんのDJが抜けていました……笑)

2日後にa flood of circleの1本目のライブがあります。
楽しみすぎて、「PARADOX PARADE」の再生回数が230回位になりました。
なんか気持ち悪い人ですね、わたし。
でもこのアルバム、石井ベースがすごくいいのです。
他のアルバムを聴くと断然違う。
さすがベースにお金出した甲斐ありましたね石井さん、と(笑)
もちろん、ギターも豪華ギタリスト参戦でかなりの奥深さ。

ちなみにこのアルバム合計再生時間が40分なので、通勤時間にぴったり。
家で再生開始し、会社に着くといい具合に終わるので、
1日2回×100日、そんなところでしょうか。
え?100日も経ってない? そうでした、そうでした。

今年は、慎ましく生きようと思います。
とか、しめくくろうと思っていましたが、きっと無理ですね。
ライブ減らす方向で。遠征は特にね、とか言いつつ、
来月はいろいろどこかに行こうと思います。

だって「1年間遊び倒す」目標は、3月まで続いてるから!
なんて、なんやかんや言い訳。

さて、週末はばあちゃんと温泉に行きます。
雪が積もってるかも、っていうより、
交通機関が麻痺していないことを祈る。

あぁボブ・ディランのチケット買ったら金がない……(涙)

いつも来てくださりどうもありがとうございます。

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2010年1月13日 (水)

「万華鏡」 遠藤周作

100113

絶版?遠藤周作自体、5年ぶりくらいに読みました。だいぶ懐かしい。
この本もおそらく中学生の時に読んだことがあるようで、ところどころ、
あぁ読んだかも、と思う文章がありました。中学生でよく読んだものだ、
と我ながら関心。しかし人生で一番本に執着していたのも中学生頃。

「虫の知らせ(一)」
虫の知らせとは、夢を通してではなく、眼がさめて普通の状態の時に、
突然、なぜか胸騒ぎがする。そしてたとえば家族に異変のあったことを
察知するというような出来事だ。このような虫の知らせを経験された人は
多いだろう。私にもそれがある。十年ほど前、私は上顎癌の疑いで入院
していた。そしておなじ病院に、その時、知り合いの娘さんが血液癌
で治療をしていた。午前十時頃だった。私はベッドに横たわって
何気なく部屋を眺めていた。摘出した上顎細胞が良性か、悪性かが
とても気になり、気持ちはきわめて重かった。
その時、扉があいた(ような気がした)。そして私はその血液癌の
娘さんが、実にあかるいイメージで部屋に入ってきたように感じた。
「大丈夫ですよ。悪性じゃ、ありませんよ」と彼女は朗らかに言った。
そして、数分後、彼女の死が家人によって私に告げられたのだった。
皆さんはこのような不思議な経験をお持ちではないだろうか?

エッセイ集。上記はほぼ本文抜粋です。あらすじにするまでもなく
読みやすい文章に感嘆。遠藤さんの本は、「反逆」「ルーアンの丘」
「海と毒薬」くらいしか読んでいない気がしていたのだが、
この本も読んだことがあったようだ。それにしても読んだ内容を忘れる
のは、とても悲しいな。……さておき、内容というと、
人間が人間という動物を「感じる」、ということについて。
ナチスドイツのユダヤ人虐殺から、幽体離脱まで、「人間の不思議」、
と呼ばれるような事柄についてである。虐殺については、そのような
猟奇的になってしまう人間の心理の不思議さを恐怖し嘆いていた。
幽体離脱については、今まであり得ないとされてきたが、
しかしそうとしか説明しえない不思議な現象に眼を輝かせていた。
いろいろなテーマがあったが、どれも大変興味を持って書かれている
のを感じた。何にせよ、エッセイを書く上で、書いている本人が
興味を持っているか、持っていないか、の違いは大変大きなものである。
この本は、ものすごくわくわくしている様子や、知りたい、知りたい!
と思っている様子が、文章から伝わってきて、読んでいるこちらまで
引き込まれた。このエッセイは当時朝日新聞に掲載されていたが、
遠藤さんの熱心な語りに、毎度たくさんの手紙が届いたようである。
その経験談などの手紙の内容も載っており、実にバラエティに富んだ
事例が挙げられているため、その点もまた楽しむことが出来た。中でも
遠藤さんが1番興味を持ち力を入れていたのが、出来事の偶然や、
虫の知らせ、といった「共時性」というものについてであった。
人が死んでしまうという時や、絶体絶命という時、親しい誰かに
メッセージを送っているというものだ。幽霊が存在するのを、
頭から信じているわけではないが、しかし実際に起こっている不思議な
現象や、第六感の働きなどを、ちょっと考えてみるのも面白いのでは
ないか。だって不思議なんだもの。気になるじゃないか。そう言った
肩を張らない、陽気な雰囲気に満ちていて、読むのが大変楽しかった。
うちの伯母も看護士をしているのだが、彼女もまたその虫の知らせを
感じる人間である。夕飯の支度をしている時、誰かに呼ばれた気が
して振り返ると、今日の夕方まで看病していた患者さんが、すっと
立っていて、丁寧に深々とお辞儀をして去っていったというのだ。
次の日、出勤してみるとその患者さんは亡くなっていた。そう言った
経験が、何回もあるそうである。わたしも全てを信じてしまうのは
怖い気がする。だけど、不思議なことってあるよな、と思うし、
その「最後に伝えようとする想い」と言うものに、とても心が惹かれる。
そういう思いを、誰かと語り合っているような気分になれた本だった。
そうそう、遠藤さんてこうだった、とも。タイトルも実に遠藤さんらしい。
エッセイってこういうものだよね、と思う。今時のエッセイは……。

★★★★★*94

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2010年1月12日 (火)

【アンソロジー】「甘い記憶―6 Sweet Memories」

甘い記憶―6 Sweet Memories 甘い記憶―6 Sweet Memories

著者:井上 荒野,川上 弘美,小手鞠 るい,吉川 トリコ,野中 柊,江國 香織
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


甘い記憶……と言いながら、まったく記憶に残らない残念さだった。
それにしてもアンソロジーって難しいものだと思う。書く方も、
読む方も。特に読者は全部好き、と思えることってなかなかない
のではないか、と思うのだけど、どうでしょう。割り切るべきか。

「金と銀」川上弘美
ハル、とみんなは呼ぶけれど、わたしは治樹さん、と呼ぶ。
治樹さんと初めて会ったのは、母方のひいばあちゃんの斎場であった。
わたしはまだ五歳で、当時治樹さんは十六歳。
みなが大往生だと笑いあう中、治樹さんは一人泣いていたのだった。
男の人でも泣くんだ。わたしはそう思った。
「誰かがいなくなるのってダメなんだ、俺」と治樹さんは言った。
それから長い間わたしたちは会わなかった。七年の月日が経ち、
わたしは大学の近くの映画館でばったり治樹さんとあった。
再会するまでの間に、治樹さんは結婚をし、離婚をした。
そして今は無職だと言う。旅に出ると言い失踪した治樹さんの手紙を
読みながら、わたしは治樹さんの泣いている姿を思い浮かべる。
ずっと治樹さんのことが好きだったのだ、と思う。

上にも書いたけれども、アンソロジーって実に当たり外れが多いと思う。
何と言っても書いている人が違うのだから、好みの違いがあるのは
仕方ないのだと思うのだけど、もう少し同じ傾向の作家に纏めるか、
もしくはもっとかけ離れた作家を起用して纏めて欲しかった。
そもそもこの「甘い記憶」という企画が何をしたかったのか、という
ところにも問題があると思う。この企画のモチーフは「チョコレート」
である。しかし、このそれぞれの作家に依頼したとき、すでに
「甘い記憶」という本のタイトルが決まっていたと思われる。
そこに「チョコレート」という描写を必ず入れる、というテーマ
のようであった。ここで考えて欲しいのが「記憶」というところである。
記憶と言うのは、大概にして過去のことである。ここに収められている
作家さんたちも、「過去」をイメージしたらしく、過去回想が主である。
おまけに、過去の回想の仕方として、半分くらいの作家が、「手紙」
という情報手段を使っている。「手紙」ということは、片方の相手は、
どこか手紙を出すようなところに行ってしまい、ここにはいない、
ということなのである。そこに駄目押しの「チョコレート」描写。
ここまで言えば、簡単に想像がつくだろう。主人公は何らかの都合に
よっていなくなった異性を、手紙とチョコレートともに思い出すのである。
主人公が変わっただけで、中身は一緒。同じような物語の羅列になり、
まったく記憶に残らない、というのが1番の感想だった。
それを考えると、井上荒野の「ボサノバ」なんかは、あくが強くて、
この縛りつけの厳しい中で、だいぶ個性を出している話だと思う。
井上さんは初めて読んだのだが、とても静かでいい文章である。
伊藤たかみ系な終わりで、何かの焦燥に駆られるラストが好きだった。
その他は川上さんを含め、にたり、よったり。好きだけど、
一緒の本として出すべきではないと思う1冊だった。

★★☆☆☆*65

■収録
-----------------------------------------------
「ボサノバ」井上荒野
「おそ夏のゆうぐれ」江國香織
「金と銀」川上弘美
「湖の聖人」小手鞠るい
「二度目の満月」野中柊
「寄生妹」吉川トリコ

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■雑談:感想更新しました

コメントどうもありがとうございます。
返信が遅くなってすみません;
早いうちにいたしますので、もう少々お待ち下さい。

最近感想を書くのが遅れていつも後追い更新(涙)
下記の本感想書きました↓

462 10.01.09 ★★★★☆*88 「だれかのことを強く思ってみたかった」 角田光代
461 10.01.08 ★★★★☆*87 「時生」 東野圭吾

■今読んでいたり、読み終わっていたりする本

・「ノラや」内田百閒
・「白い巨塔2」山崎豊子
・「斜め屋敷の犯罪」島田荘司
・「指先からソーダ」山崎ナオコーラ
・「万華鏡」遠藤周作
・「甘い記憶」川上弘美、他
・「わが闘争」アドルフ・ヒトラー(きっと期限内に読めない)

いつも来てくださりどうもありがとうございます。

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2010年1月11日 (月)

1/11ウラニーノ@下北沢CLUB Que『元祖!おとそライブ 2010111』

201001111719000
1/11ウラニーノ@下北沢CLUB Que『元祖!おとそライブ 2010111』

■セットリスト

 6月のタイムマシーン
 夕焼け、ぼくらを焼き尽くせ
 終着駅
 段ボールに囲まれて
 ツアーメン
 ありがとうとごめんねと

まだ年が明けて11日目だというのに、
Queに2回いくとは、この先が思いやられます……。

と、嘆きはいいとして、全体的に「とてもすごい」ライブでした。
もう、なんとも、まぁ、形容しがたく、一言で言うなら、
「とてもすごい」でした。終始お腹が痛かった気がします。
あ、笑って、という意味です。

人がたくさんいすぎて、お雑煮を食べるのが大変でした。
お雑煮美味しかったです。一杯150円。おとそ無料。ごちそうさまでした。

ウラニーノは、と言いますと、人がたくさんいたからか(現金な、笑)
何だかとても気合の入ったライブでした。すごくよかったです。
あぁ、これでまた次のライブも…と増えてしまう、と涙。

夕焼け~あたりで、また小倉さんがスティックふっ飛ばしてました。
小倉さんほど楽しそうに弾くドラムを観たことがない。
これぞ広大な野外音響の農家パワーか?、
とか真剣に思っているのですが、どうなんでしょう(笑)
今日もまたやはり好きなドラムだと思いました。

初めて聴いたのですが「ありがとうとごめんねと」よかったな。
いつにも増してやまぎさんの歌詞がリアルなので、妙な想像をしました。
いえ、差し引いて、素直にとてもいい曲です。

それにしても、神さまを描くといい、段ボールを持ちだし、
曲にしてしまうそのアサッテな心意気が、なんだかツボなんですよね。
その、お客さんが、ポカンとしている様子をみるのが、たまらなく好きです。
あまのじゃく? まぁ偏屈なのです。

ライブの後には、3バンドの「似顔絵コンテスト」がありました。
なんと「Que大賞」には、Que年間フリーパスでした。
ほしい!!!!!

……!

残念ながら、貰えませんでした。

ちなみに、各バンド景品を出していました。
ウラニーノは、小倉家の米と、干し柿でした。
なんかもう、野菜でも売り始めたらいかがでしょうか?な感じでした。

わたしは前のライブで両方食しましたが、どちらも美味いですよ。
機会があったらみなさんもぜひ小倉家の食物を。

今年もよろしくお願いします。

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2010年1月10日 (日)

1/10 つばき、FoZZtone@下北沢CLUB Que『正夢になった夜 vol.1』

201001101447000
1/10 つばき、FoZZtone@下北沢CLUB Que『正夢になった夜 vol.1』

■セットリスト(FoZZtone)

 エレベーター
 JUMPING GIRL
 茶の花
 ワンダーラスト
 水際
 ホールケーキ
 フラッシュワープ
 ブランケット
 音楽
 黒点
 The World Is Mine

■セットリスト(つばき)

 花が揺れる
 ブラウンシュガーヘア
 昨日の風
 最低な気分、雨に打たれて
 夜風に乗せて
 白い街の灯
 八月
 アセロラ
 春の嵐
 GOBUTAMA
 覚めた生活
 君がいなければ

END

 瞬き

●FoZZtone
「The World Is Mine」久しぶり!
と思ったら、10月のツアーファイナルで聴いていた。
「水際」の方がそしたら久しぶりかも知れないが、
「水際」は、渋谷タワレコBe-1で聴いたやつが、
あんまりよかったので、印象が強くてよく覚えているのだった。

今日は「つばきさん」にお呼ばれしたからか、かしこまったFoZZtone、
な気がしたのはわたしだけだろうか、とても大人しい感じのセットリスト。
だいぶ懐かしい選曲になっていて、嬉しかった。
最後「School」来たら拍手したのに!、と思ったが来なかった(笑)

竹尾さんなぜかいつもは絶対に着ないマンモスTを着用し登場。
気合でしょうか?
こんなに観ながら、竹尾前は初めてだったのですが、かなり楽しかった。
とてもいい音弾きますね、さすがです。
当たり前だろうが、と言われそうですが、とてもよかったです、はい。

楽しかった。ありがとうございます。
一色さんが「NAME」を聴きたかったといっていましたよ(笑)
今年もよろしくお願いします。

●つばき
テンションがおかしい、一色さんに大笑い。
一曲目から曲間に「あん!」とか叫んでいて、大笑い。
だいぶ楽しそうでした。こちらもたのしかったです。

懐かしい曲を、と言って20歳のときに作った、
と言う「八月」を弾き始めました。
去年の「八月」は、確か松山でしかやらなかったような…
で、それがとても、とてもいい「八月」だったのですよね。とか。
今日もいい八月でした。

「アセロラ」楽しそうだったな。岡本さんがいい顔していました。
「君がいなければ」は小川ベースがとてもよい。
静かそうに見えて、かなり低音響き。

と、楽しかったのであと良く覚えていない……。のでここで終了。

今年もよろしくお願いします。
10周年、最後まで楽しんでくださいまし!

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2010年1月 9日 (土)

「だれかのことを強く思ってみたかった」 角田光代,佐内正史

だれかのことを強く思ってみたかった     集英社文庫 だれかのことを強く思ってみたかった 集英社文庫

著者:角田 光代
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


最近、感想を書く時間がない。睡眠時間を削りたいのだが、昔から結構
寝ないと1日起きていられない損な体で困っている。この間、某人に、
「虚弱」って言われた!虚弱って……おじいさんか、わたしは!!
と涙が溢れんばかり。で、この本、とてもよかったのです、お薦め。

「父と歩いた日」
あまりにシュールなために忘れようがない記憶のひとこまとして、
父と銀座を歩いた日がある。私は小学校に入学したばかりで、
お祝いに何か買うのだと言って、父は私を連れ出した。何か買ってもらう
うれしさよりも、父と出歩くことの居心地の悪さがさきに立った。
父と二人きりで外出するのははじめてだった。しかし銀座について、
デパートでもおもちゃ屋でもなく、父が向かったのは喫茶店だった。
父とは不釣合いな洒落た店で、父はコーヒーを飲み、私はパフェを食べた。
その後父はビアホールに入り、ビールを飲み始めた。父はなぜかあきらかに
落ち込んでいた。私は父の気を引こうと、子どもらしいしぐさを始める。
しかし、気づいてしまう。父という男は、無口で、無愛想で、融通が
きかなくて、どちらかといえばひどくかっこわるい人なのだ、と。

私の大好きな写真家、佐内正史氏とのコラボレーション本。以前読んだ、
吉田修一の本と同じような構成だった。今回の方が、白黒のページも多い分、
佐内さんの写真が多いようにも思う。それにしても、佐内さんの写真は、
いつ見ても、いいなと思う。絶対的な安心感を伴った風景。撮らせたら、
他を観ない。前も佐内さんの写真展「対照」でも書いたけれども、
どこにでもある風景を切り取る天才である。ふと人が街に視線をめぐらした
とする。そうして、うちに帰る。それから、街のことを思い出したとき、
こころに残っている素朴な風景。それを、とても上手く捉える写真家である。
何時しか観た事のある風景であるし、別段変わった撮り方をしている
わけではない。けれども、さり気なく瞳を滑らせた、その風景は、
ありふれているからこそ、捉えにくく、そして、フィルムに収まった
温かさをより感じるのだと思った。付随している角田さんのSSはというと、
あとがきに1年間佐内さんと一緒に旅した、とあるように、とても写真に
合った物語になっていると思う。もちろん、写真のために書いた、という
わけではなくて、写真と共存している世界観というか、そんな感じ。
同じ空気を吸った人間が作ったのだろうな、と思える親密な何かを、
感じ取る事が出来た。中でもわたしが好きだったのはこの「父と歩いた日」
である。ある日、幼い「私」は、父親に連れ出され、銀座の街を歩く。
進級祝いを買ってもらうという買い物だったはずが、父は何を思ったのか、
「私」を、喫茶店やビヤホールに連れて行き、「父親」の姿を誇張する。
しかし、それは何だか違うのである。小学生の「私」は、むしろ子煩悩な
父親の姿を求めているというのに、父は、大人の自分を示そうとする。
その大人気ない行動というか、空気を読めていない行動がなんともダサくて、
そして、そのダサさを「私」はありありと知る事になるのだ。
自分の父親は、ダサいのだと。盲目的に尊敬していた「父親」だったけれど、
本当はそうではないのだと、世間の喧騒の中で、「私」が気づいていしまう
様子が、短い中にとても上手く描かれていた。なんかそう、親をダメだな、
と思うときの気持ち。とても共感が出来た。人はみな完璧ではない。
けれど、信じていたものが違ったとき、その絶対的な価値観を失う瞬間は、
とてもいとおしく、切ないものなのだと。他多数のSS。どれもよい。

★★★★☆*88

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2010年1月 8日 (金)

「時生」 東野圭吾

時生 (講談社文庫) 時生 (講談社文庫)

著者:東野 圭吾
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


あぁ、そうなのか、そうなのか、と新たな1つに気づいた本。それにしても
この読ませる力、すごいよね。もしも面白くなくても、こんなにスムーズに
ページを繰れるなら、そこには才能があると認めざるを得ない。
もちろんこの本は、面白い分類の本でした。鍛錬の賜物かと敬服。

宮本拓実は今さら発すべき言葉もなく、ベッドの脇で立ち尽くしていた。
言葉がないのと同様に、打つべき手もなかった。彼の息子・時生は今、
集中治療室のベッドの上で、生死の境を彷徨っている。こうなるであろう
ことは、時生が生まれる前から分かっていたことだった。妻である麗子の
家系はグレゴリウス症候群という病に犯されており、特に男子には、
遺伝する可能性が非常に高いとされていたのである。その病は、不治の病で
あり、成長するにつれ、だんだんと運動機能を失ってゆく。つまり
若くして死を迎えることを意味していた。血の滲むような苦悩の決断で
あったが、拓実は麗子に子どもを生むことをお願いしたのだった。
しかし、その息子はもう、助かりはしないところまで病状が進んでいた。
そんな様子をみながら、拓実はその昔、まだ麗子に出会う前、突然
自分の前に現われた青年のことを思い出した。その青年はたしか「トキオ」
と名乗り、自分と唯一の血縁なのだと言っていたが……。

読みやすさ、抜群。今までの東野本の中で、一番のスピードで読み終わった
気がした。もうページを繰るてが止まらないのである。するすると文章が
頭に入り、状況を的確に知る事が出来る。謎は残らず、すっきりと読了する。
鍛錬の賜物、と言うべきような作品であった。何度も何度も同じことを
していれば、物事が最適化するように、読み手が欲しい物を、ほしい所に、
的確に配置しているという印象がとても強い。分量はこのへんで展開した
方が読みやすく、このへんで終局したほうがすっきりするだろう、と
とても洗練された構造になっているのだった。と、裏を返せば少々機械的。
そして、説明文がとても多く、すべてに置いて状況を「説明されている」
という印象を受ける。それと、これは今回気づいたことだが、東野さんは
かなり細かいところまで描写を入れる人である。小説と言うのは、
「書かなくていい行動」と呼ばれるものがある。もしもすべての人間の
行動を描写していたとしたら、とんでもない枚数になってしまうわけで、
その行動の中から、作者が選りすぐった行動を、作者なりに書くわけである。
そんなの当たり前だ、と言われそうだけれど、これがかなり重要なポイント
として、自分の好きな作家、嫌いな作家を分けているといってもいいと思う。
で、今回東野さんは、だいぶ細かい動作まで描写する作家なのだ、と改めて
気づいたのだった。もういろいろ合わせると20冊くらい読んでいるけれど、
目に見えない、感覚という点で、「あ、他の人より多い」とようやく
感じる事ができた。それくらい描写というのは潜在的で、もっとも物語
自体とは関係がないので、分かりにくいものなんだなぁ、とか、しみじみ
思った1冊だった。そして本の内容だけど、とても感動できるものであった。
最初から結末が見えているといえば、見えているのだが、そこは問題ではない。
あと、やはりやくざの登場が東野さんらしいというか、なんというか、
ちょっと非現実的な「若気の至り」ではあったのだが、まぁ、さて置き、
「きっと素晴らしい人生がまっているから」という一言を読む時の心の揺れに、
この本の全てが詰まっているだろう。誰しも、占いや予想に頼りたい弱さが
あり、その不安な小さな隙間を埋めてくれる温かい何かが欲しいのだと。

★★★★☆*87

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2010年1月 7日 (木)

■雑談:熱しやすく、なんちゃら

最近、大根がブームで(というか近所のスーパーで異様に安いのもあり)、
年末からもう7,8本くらい食べている気がする。
大根の煮物やら、大根炒めやら、大根じゃこご飯やら、大根おろし、やら。
味がしみしみするので、まったくあきが来ない!、と思いつつ、
明日のお弁当も大根の煮物なのだが、何だか本当に大根しか
食べていないような状態になっていて、(いや、もちろん他の野菜や肉も
入ってはいるのだが、)ここ数日体が軽い気がするのだった。

というわけで、ふと今日、風呂上りに体重計に乗ってみたら、
去年の今頃と比べて7キロくらい痩せていた。

……。

ちょっと危ないかもしれない、と身の危険を覚えた。
心なしか体が薄っぺらい気もする。
ちゃんと食べよう。いや、ちゃんと食べてたけど、
何かもっと高カロリーのもの、ちゃんと食べよう。

・今年の目標(1)ちゃんと食べる

あとまぁ他にも目標はぼちぼちある。

・今年の目標(2)FEをとる
・今年の目標(3)造る
・今年の目標(4)ライブの本数減らす
・今年の目標(5)転職したい
・今春の楽しみ(1)「パレード」「悪人」映画化!
・今春の楽しみ(2)ボブ・ディランの来日ライブ!
・今春の楽しみ(3)新国立美術館でルノワール!

最近やらなくてはいけないことと、やった方がいいことと、
やるべきことと、やりたいことが、とんでもなくぐちゃぐちゃと
頭を支配していて、とっても、非常に、疲れるくらい、イライラしている。

イライラの原因はまぁいろいろな行動に時間を取られて、
読書時間が削られているから、というのもあるんだけど。
あとまだ年明けてからライブが1本もない、というのもあるかもな。

むむむ。

しかし、久しぶりにする勉強はとても楽しい。
まぁ去年の今頃は死んでた記憶があるけども、1年何もしないと、
ちょっと何か足りないな、と思えてくる。読書だけでは補えない何か。

ははは、しっかしわたし数学できねぇな、とげんなり。壊滅的である。
やっぱり法学から責めるべきか。
わたしのことだ、読書と同じ、交互にやらないと進まないだろう。
とか、自己分析しつつ、近頃、勉強に励んでおります。

すべての教科がクリアに分かっていたあの頃に帰りたい。
あの頃?
中学生だな(笑)

でも、今からでもきっと遅くない。わたしはまだ「こども」である。

■今読んでいたり、読み終わっていたりする本
・「ノラや」内田百閒
・「時生」東野圭吾
・「白い巨塔2」山崎豊子
・「斜め屋敷の犯罪」島田荘司
・「指先からソーダ」山崎ナオコーラ
・「だれかのことを強く思ってみたかった」角田光代、佐内正史

いつも来てくださりどうもありがとうございます。

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2010年1月 6日 (水)

「パレード」 川上弘美

パレード パレード

著者:川上 弘美
販売元:平凡社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


そういえば、「はじめての文学」シリーズを読んでみたいなぁ、
と思いつつ、かれこれ数年経っている。川上さんのも、当然ある。
村上春樹もあったし、重松清もあったし、小川洋子もあった気がする。
吉田さんはまだない。しかし、なんとなくよしもとばななとかが、最適ね。

「昔の話をしてください」とセンセイが言った。センセイの家でそうめんを
食べ、眠くなったからと2人ごろりと横になったときである。
センセイはわたしのてのひらをぽんぽんと叩きながら、言った。
センセイの手が、温かい。叩かれている部分から、温かいものが
からだじゅうに広がってくる。「昔、っていうほど生きていませんけど、
小さいころの話でも、しましょうか」わたしは話し始める。
小学生のときに、わたしの前に現われた、2人の赤い天狗の話を。

「センセイの鞄」の続編、というか、サイドストーリー的な本。
出てくるのはツキコとセンセイである。あとがきにもあるように、
もしかしたら、あったかもしれない2人の時間、が描かれていた。
小説を読んでいるといつも思うのだが、登場人物が「生きている」本
というものがある。生き生きしている、というか、なまめかしいというか、
一言で言ってしまえば、キャラクターが立つ、というものなんだけど、
本の中で生きていて、その本の上のストーリー以外でも、生活を想像して
しまうような登場人物がいる。ミステリではほぼ感じられない分野である。
もちろん、ミステリでだってキャラクターは感じられるけれども、
そうじゃないんだよな、その奥の温かい部分、私生活の部分を、なのだ。
そう言った描きが、川上さんは抜群に上手い。まるでそういう人が
もともと存在していたような(もちろん本の中で、なのだが)
気持ちになるし、本を閉じた後も、その本の中で生きつづけているような
不思議な感覚を得る事が出来る。そして、この本の内容は、とても川上さん
らしい内容になっている。「センセイの鞄」ではやや抑えられていた、
現実にはありえない存在の登場が描かれている。ありえない、というより、
あったらいいな、なのだが。その空想が具現化するという面白さを、
この本でも感じることが出来た。こんなやつがいたら、自分を間接的に
もっとよく知る事が出来ていいな、と思う。「昔の話」は特に、
「センセイの鞄」とは繋がっていないので、別ストーリーとして出てきても
面白かっただろうな、と思う。「いつごろまでいたんですか」「ひみつ」
「なるほど」ゆっくり流れる、温かい会話を堪能したいときに。

★★★★☆*87

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2010年1月 5日 (火)

「正月十一日、鏡殺し」 歌野晶午

1819311

この本もしや絶版なのかしら? と読み終わってから気づく。
アマゾンで注文できない。というか講談社なのに絶版て……。
内容も絶版になるほどでもないような。もっと絶版にした方が
いいのではないかと思う本はたくさんあるしなぁ、とか怒られそう。

「プラットホームのカオス」
保護者の子どもの甘やかしが進んだ結果、学校は教師では取り締まれ
ない無秩序な場所となった。明らかな風紀の乱れと、校則違反を
認めながら、教師は言葉で叱ることしか出来ない。その上、
生意気な態度をとられようにも、殴ることは出来ず、苦虫を噛んで
その場をやり過ごすことしか出来ないのだった。狂っている。
須藤は自分の教え子の中で特に不良ぶっている寺岡に、何かと
舐められおり、苛立ちを覚えていた。そんなある日、帰宅途中の
電車のホームで、寺岡の姿を見つけた。彼の他にも高代、根元、誉田
と言った腰ギンチャクのような連中も一緒である。須藤はたまらず
注意を与えるが、寺岡は聞く耳を持たなかった。怒りが頂点に達した
須藤は寺岡の行動を観察しようと後をつけるが、次の瞬間寺岡の体は
特急電車のくる線路に舞い上がり、車両に跳ね飛ばされた。一体
何が起きたのか。現場に居合わせた誉田とともに聴取を受けるが……。

面白いか、面白くないか、と聞かれたら、面白くない。けれども、
とても納得して読むことが出来る。歌野さんはとにかく読みやすい
文章を書く作家だと思う。すらすら読むことが出来る。それに、
ちょっとあいつムカつくよな、とか人に苛立ちを覚えていたり、
あいつを殺してやろうとかいう殺意を書くのがとてもうまいと思う。
人に対し、ちょっとしたもやもや(あぁいう態度が嫌だ、など)が
生まれ、そこからだんだんだんだん嫌悪が増してくる。少し嫌い、
だったものが、結構嫌い、になり、すごく嫌い、になる様子が、
実に分かりやすく書かれていた。そして、すごく嫌いになり、
それが頂点に達した時、どうなるのか。そう、真っ白になるのである。
その頭の白くなった空白の間に、人は人を殺し、後に我に返る。
「しまった!」である。しかし、歌野さんはこの後が問題である。
特にこの本に目立ったものではあったが、その自分のしてしまった
行為(殺人)を、他人のせいにしようとするのである。
いや、俺がここまで追い詰められて、人を殺してしまったのは、
そもそもあいつが悪いんだし、それにあそこにいたあいつだって悪い、
と自分の行動を棚上げし、罪から逃れようと言う思考に切り替わる。
もちろん、その気持ちは多いにあり得る。大抵の殺人の隠ぺい工作は、
そのような心理が働いて行われる気がするし、納得もしている。
けれど、どうしてその後、濡れ衣を着せられた人間が毎回死ぬのか、
という残念さに切り替わる。人は、罪のない人間を殺してからで
ないと、罪を償おうとか、犯した過ちの大きさに気づけないのか?
いつもそこに結末が繋がっているようで、ちょっと微妙に思った。
あいつは死んでもいいが、あいつはだめだった、みたいな、ものである。
なんかちょっと改心の場所が違うような……と思えてくるのであった。
というわけで、救いがなく何ともいえない後味の本。あ、そうそう、
湊かなえの「告白」みたいな、そんな感じ。それにしても、
ミステリ短編は質が問われるな、と考えさせられた本。長編が好き。

★★☆☆☆*75

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2010年1月 4日 (月)

「白い巨塔 1」 山崎豊子

白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫) 白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫)

著者:山崎 豊子
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


圧巻である。さて、今年一冊目は、かの有名な巨塔です。未読でした。
あぁなんでもっと早く読まなかったんでしょうね、と思うくらいの吸引力、
久しぶりです。時代ものが流行ってたくさん描かれる世だけど、こういう
「今」を忘れちゃいけないと思う。おぬしも悪よのぅって今の人だって。

国立大学医学部第一外科助教授、財前五郎は、食道噴門癌の手術を得意と
している今院内で最も注目を集めている男である。最近ではマスコミでも
脚光を浴び始め、次期第一外科教授の座を約束されているとも噂されていた。
輝かしい将来に余裕もみせる頃、しかし現在の教授である東は、
自分の腕を見せびらかすような財前の傲慢さを嫌い、教授の座を譲ることに
難色を示し始めた。それに財前が教授になったのでは、東が退官した後、
便宜を図ってくれるようなことはないだろう、とも憶測していた。
それならば、てなずけた他の助教授を推薦し、今後も自分の言う事を聞く
ようにした方がいいだろう。数ヵ月後に開始される選考委員会で、
ぜひとも思惑を通さねばならない。東は票を持つ三十一人の人間に
賛同を得ようと、秘密裏に行動を始めるのだが……。

面白い。人間ドラマの真骨頂である。まるで戦国時代に、生きるか死ぬか、
もしくは殺すか殺されるかを毎日のように推し量り、すべての他人を
疑い生き抜くような人間の獰猛さが、恐るべき緻密な展開によって
描かれている。生半可ではないその生死の境を、今、医療という狭苦しい
世界で再び味わうことができる。もちろん、本当に死ぬわけではない。
舞台は病院であるが、手術の素晴らしさよりも、重要なのは権力である、
と言った真実を根底に、どろどろとした人間関係を見ることが出来るのだ。
生きるか死ぬか、すなわち、国立大医学部の教授になるか、左遷されるか。
わたしは血生臭い描写がダメなので犬猿していたのだが、その点には、
まったく問題がなかった。そう、そんなことよりも、地位と名声なのである。
手術など優秀にできて当たり前。そこからが戦いの始まりである。
表向きは厚い顔の面で微笑みながら、毒を含んだ言葉で他人に圧力をかけ、
味方を増やしてゆく。ときには多額の金が傍をすり抜け、しかし、
見ないふりをし、微笑み返す。見事な腹黒さである。お代官様に向かい、
「お代官様も人がお悪い」「何を言う、おぬしも悪よのぉほっほっほ」
といった感じ。そんな馬鹿らしいやりとりが、でも今ここにあるのである。
登場するどこかで聞いたことがある天下り発言の数々。きっと今夜も
どこかで、財界人はこうして座布団を寄せ合い酒を飲んでいるに違いない。
そんなことを考えながら、始まる表立った選考委員会を見、
「選考委員会はいうまでもなく、公正な調査と判断に基づいて、
第一外科の後任教授候補者を選出する(後略)」
という言葉を聞いた瞬間に、思わず笑いたくなった。滑稽、滑稽。
そうそう、世の中はこうなんです。よく見てください、という感じ。
巧みな言葉で隠された、本当の思惑と、自分主義。最高な小説である。
この世の皮肉る心を、誰しも忘れないで欲しいと心から思う。次も楽しみ。

★★★★★*95

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2010年1月 3日 (日)

■雑談:今年もよろしくお願いいたします。

明けてます、おめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

ちなみに、昨年度の文化的活動(笑)については、
-------------------------------------------
・ライブ 105本
・本 100冊
・映画 14本
-------------------------------------------
このような感じでした。特にライブはたぶん、ですが……。

大いに残念さが漂っております。
せめて今年は、「本 > ライブ」を目指そうと思います。
というか、そもそものライブ絶対数を減らせばいいのですけど……。
無理は止めよう、そうしよう。ということにしました。

ちなみに今年一発目のライブは、1/10つばき、FoZZtone@下北沢Queです。
楽しみすぎる。みなさん、このツーマンはかなり美味しいですよ。
ぜひ、足をお運び下さい。チケットも残りわずか!

今年は、いや、今年こそ、なにかするぞ!
と毎年言っていますが、今年こそ。

取りあえず、徹底的に本を読む。
ってこれもいつもと変わらんか。
しかし、毎年180冊位はキープしたいな。2日に1冊。いけるでしょう。

いつも来てくださりどうもありがとうございます。
さて、社会復帰。
もう4日から出社なのですが、暦通りって結構つらい。

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2010年1月 1日 (金)

■ライブ(セットリスト・感想一覧)

■バンドターゲット(注目演奏者)……基本的にはベース好き。

・つばき
・a flood of circle(石井康崇、Ba)
・FoZZtone(渡會将士、Gt&Vo)
・THE NOVEMBERS(小林祐介、Gt&Vo)
・ウラニーノ(小倉範彦、Dr)
・LUNKHEAD(小高芳太朗、Gt&Vo)
・STAn(中嶋幸志、Ba)
・lostage(五味岳久、Ba&Vo)
・the HANGOVERS(ケンチュルビック、Ba)
・UNISON SQUARE GARDEN(田淵智也、Ba)

↓リンク先にセットリストあります。

■2012年

010 12.09.15 FoZZtone@赤坂BLITZ
009 12.07.28 FoZZtone@下北沢GARAGE
008 12.07.08 FoZZtone@福岡DRUM-SON
007 12.06.23 FoZZtone@宇都宮HEAVEN'S ROCK
006 12.06.17 FoZZtone@千葉LOOK(動画有り)
005 12.05.12 FoZZtone@新宿タワレコ(動画有り)
004 12.05.01 渡會将士@下北沢GARAGE
003 12.04.25 FoZZtone@京都たくたく
002 12.04.22 FoZZtone@大阪タワレコ
001 12.04.06 FoZZtone@横浜F.A.D


■2011年

012 11.11.05 FoZZtone@鶯谷キネマ倶楽部
011 11.11.02 FoZZtone@恵比寿LQUIT LOOM
010 11.10.06 とみー@渋谷屋根裏
009 11.09.18 the HANGOVERS@下北沢GARAGE
008 11.09.11 つばきフレンズ、渡會将士、ウラニーノ@下北沢CLUB Que
007 11.07.18 FoZZtone@下北沢CLUB Que
006 11.07.13 a flood of circle@渋谷QUATTRO
005 11.06.04 the HANGOVERS@新宿レッドクロス
004 11.05.27 FoZZtone、a flood of circle@新宿LOFT
003 11.04.24 FoZZtone@赤坂BLITZ『Lodestone Tour 3 "to the NEW WORLD"』
002 11.04.06 a flood of circle@渋谷O-EAST『単独極東上陸作戦決行日』
001 11.01.13 FoZZtone@下北沢CLUB Que


■2010年

093 10.12.31 a flood of circle@赤坂BRITZ
092 10.12.28 a flood of circle@幕張
091 10.12.26 佐々木亮介@下北沢Daisy Bar
090 10.12.24 a flood of circle@新宿LOFT
089 10.12.14 a flood of circle@新代田
088 10.12.13 a flood of circle@名古屋CLUB ROCK'N'ROLL
087 10.12.10 つばき@新代田
086 10.12.10 a flood of circle@横浜F.A.D
085 10.11.27 a flood of circle@赤坂BRITZ『天晴全国百鬼夜行』
084 10.11.23 a flood of circle@新潟CLUB RIVERST『天晴全国百鬼夜行』
083 10.11.20 a flood of circle@名古屋QUATTRO『天晴全国百鬼夜行』
082 10.11.19 a flood of circle@心斎橋QUATTRO『天晴全国百鬼夜行』 
081 10.11.10 つばき@空豆
080 10.11.07 a flood of circle@広島Cave-be『天晴全国百鬼夜行』
079 10.11.06 a flood of circle@福岡DRUM SON 『天晴全国百鬼夜行』
078 10.11.05 a flood of circle@大分TOPS Bitts HALL『天晴全国百鬼夜行』
077 10.11.03 a flood of circle@長崎Be-7『天晴全国百鬼夜行』
076 10.11.02 a flood of circle@岡山ペパーランド『天晴全国百鬼夜行』
075 10.10.31 a flood of circle@神戸太陽と虎『天晴全国百鬼夜行』
074 10.10.30 a flood of circle@高知X-pt.『天晴全国百鬼夜行』
073 10.10.29 a flood of circle@高松DIME『天晴全国百鬼夜行』
072 10.10.24 a flood of circle@札幌Sound Lab mole『天晴全国百鬼夜行』
071 10.10.22 a flood of circle@仙台MA.CA.NA『天晴全国百鬼夜行』
070 10.10.19 佐々木亮介、曽根巧@渋谷ダイナー
069 10.10.17 a flood of circle@水戸LIGHT HOUSE『天晴全国百鬼夜行』
068 10.10.16 a flood of circle@横浜CLUB LIZARD『天晴全国百鬼夜行』
067 10.10.15 a flood of circle@千葉LOOK『天晴全国百鬼夜行』
066 10.10.11 FoZZtone@渋谷DUO
065 10.09.19 a flood of circle、wash?@下北沢SHELTER『What's going on #8』
064 10.09.17 a flood of circle、UNISON SQUARE GARDEN@名古屋UP SET
063 10.09.15 a flood of circle@新宿タワレコ
062 10.09.12 a flood of circle、[Champagne]@新潟CLUB RIVERST
061 10.09.11 a flood of circle、[Champagne]@長野CLUB JUNK BOX
060 10.09.10 つばき@渋谷LOFT『正夢になった夜 vol.9』
059 10.09.08 a flood of circle、FoZZtone、セカイイチ@HEAVEN'S ROCK宇都宮
058 10.08.28 つばき@渋谷タワレコ
057 10.08.25 a flood of circle@新宿LOFT
056 10.08.07 a flood of circle、THE NOVEMBERS@国営ひたち海浜公園
055 10.07.26 a flood of circle@渋谷DUO『DUO no CARNIVAL』
054 10.07.23 FoZZtone@下北沢GARAGE
053 10.07.22 a flood of circle@新宿タワレコ
052 10.07.19 a flood of circle@横浜CLUB LIZARD
051 10.07.18 the HANGOVERS@渋谷チェルシーホテル
050 10.07.17 FoZZtone、セカイイチ@HEAVEN'S ROCK宇都宮
049 10.07.11 佐々木亮介@下北沢ファーストキッチン前
048 10.07.10 スムルース@新宿タワレコ
047 10.07.03 a flood of circle@渋谷CLUB QUATTRO
046 10.06.12 a flood of circle@岡山CRAZYMAMA KINGDOM
045 10.06.10 つばき@下北沢SHELTER『正夢になった夜 vol.6』
044 10.06.06 a flood of circle@渋谷O-EAST『GRTTING BETTER』
043 10.05.28 a flood of circle@徳島GRINDHOUSE『MONSTER baSH』
042 10.05.10 つばき@下北沢CLUB Que『正夢になった夜 vol.5』
041 10.05.02 a flood of circle@神戸ポートアイランド『COMEIN' KOBE10』
040 10.04.23 FoZZtone@赤坂BLITZ『Lodestone Tour Final』
039 10.04.18 [Champagne]@下北沢レッグ
038 10.04.14 a flood of circle、THE BACK HORN@渋谷QUATTRO
037 10.04.12 lego big morl@渋谷AX『WOWOW MUSIC LTD.』
036 10.04.10 つばき+曽根巧@新宿LOFT『正夢になった夜 ~番外編~』
035 10.04.10 つばき、メレンゲ@新宿LOFT『正夢になった夜 vol.4』
034 10.04.09 a flood of circle、THE NOVEMBERS@水戸LIGHT HOUSE
033 10.04.08 a flood of circle、STAn、mudy on the 昨晩@横浜CLUB LIZARD
032 10.04.06 THE NOVEMBERS@下北沢SHELTER
031 10.04.04 a flood of circleUNISON SQUARE GARDEN@大分T.O.P.S
030 10.04.03 a flood of circle、UNISON SQUARE GARDEN@鹿児島SRホール
029 10.04.01 FoZZtone@下北沢GARAGE(シークレットライブ)
028 10.03.31 the HANGOVERS@渋谷LUSH
027 10.03.28 wash?@下北沢251『ENKEN10』
026 10.03.25 Bob Dylan@Zepp東京
025 10.03.21 つばき@宇都宮HEAVEN'S ROCK『Rock to the Future』
024 10.03.10 つばき、セカイイチ@下北沢GAREGE『正夢になった夜 vol.3』
023 10.03.05 a flood of circle@恵比寿LIQUID LOOM『PARADOX PARADE』
022 10.02.28 a flood of circle@十三ファンダンゴ
021 10.02.26 a flood of circle、DOES@天神graf
020 10.02.25 a flood of circle、DOES@広島ナミキジャンクション
019 10.02.18 a flood of circle@池下CLUB UPSET
018 10.02.14 a flood of circle、UNCHAIN@新潟CLUB RIVERST
017 10.02.14 D.W.ニコルズ@イオン新潟南ショッピングセンター
016 10.02.12 FoZZtone、tobaccojuice@水戸LIGHTHOUSE『Lodestone Tour 1』
015 10.02.11 FoZZtone、detroit7@HEAVEN’S ROCK宇都宮『Lodestone Tour 1』
014 10.02.11 D.W.ニコルズ@イオン佐野新都市ショッピングセンター
013 10.02.10 つばき、D.W.ニコルズ@下北沢BASEMNT BAR『正夢になった夜 vol.2』
012 10.02.07 STAn@下北沢SHELTER
011 10.02.06 a flood of circle、SCOOBIE DO@仙台PARK SQUARE
010 10.02.05 FoZZtone、ぺトロールズ@横浜F.A.D『Lodestone tourⅠ』
009 10.01.31 FoZZtone、UNISON SQUARE GARDEN@代官山UNIT
008 10.01.29 佐々木亮介@下北沢Que
007 10.01.29 佐々木亮介@下北沢DaisyBar『REAL LIVE 2010』
006 10.01.24 つばき、ウラニーノ@高松DIME
005 10.01.23 つばき、ウラニーノ@松山サロンキティ
004 10.01.22 wash?@下北沢251『love me or die』
003 10.01.17 a flood of circle@新木場STUDIO COAST『MINE★ROCK FESTIVAL』
002 10.01.11 ウラニーノ@下北沢CLUB Que『元祖!おとそライブ 2010111』
001 10.01.10 つばき、FoZZtone@下北沢CLUB Que『正夢になった夜 vol.1』

↓リンク先にセットリストあります。

■2009年

104 09.12.31 つばき@渋谷LUSH『Beat Happening SPECIAL!』
103 09.12.31 つばき@渋谷屋根裏『渋谷屋根裏Year End Special 2009→2010』
102 09.12.31 a flood of circle@新宿LOFT『THE FINAL OF 2009』
101 09.12.30 FoZZtone@渋谷O-WEST
100 09.12.28 THE NOVEMBERS@下北沢CLUB Que
099 09.12.26 a flood of circle、cinema staff@横浜F.A.D
098 09.12.21 ウラニーノ、nano sound museum@西川口Hearts
097 09.12.19 a flood of circle、serial TV drama、lostage@仙台HOOK
096 09.12.17 a flood of circle、FoZZtone@千葉LOOK
095 09.12.10 つばき@新宿NAKED LOFT『東名阪ワンマンツアー“花に雨”』
094 09.12.09 つばき@新宿LOFT『東名阪ワンマンツアー“花に雨”』
093 09.12.02 a flood of circle@新代田LIVE HOUSE FEVER
092 09.11.29 つばき@名古屋ell.SIZE『東名阪ワンマンツアー“花に雨”』
091 09.11.17 佐々木亮介@阿佐ヶ谷Loft A
090 09.11.15 つばき、STAn@shimokitaroundup2
089 09.11.14 a flood of circle、LUNKHEAD@shimokitaroundup2
088 09.11.03 ウラニーノ@下北沢CLUB Que
087 09.11.02 nano sound museum@代々木ZherTheZoo
086 09.10.29 FoZZtone、STAn@渋谷CLUB QUATTRO
085 09.10.27 a flood of circle、LUNKHEAD@渋谷CLUB QUATTRO
084 09.10.24 一色徳保@渋谷LUSH『裏Beat Happening!Secret Happening Party!』
083 09.10.23 つばき、ウラニーノ@名古屋ell.FITS ALL『はじまりのツアー』
082 09.10.22 つばき、ウラニーノ@大阪2nd LINE『Rock mate』
081 09.10.11 FoZZtone@恵比寿LIQUIDROOM
080 09.10.10 THE NOVEMBERS@宇都宮HEAVEN'S ROCK
079 09.09.29 つばき@渋谷CLUB QUATTRO『Beat Happening! MAX VOL.2』
078 09.09.27 FoZZtone、a flood of circle@新潟JUNK BOX mini
077 09.09.26 FoZZtone、a flood of circle@金沢vanvan4
076 09.09.23 つばき@渋谷屋根裏『渋谷屋根裏12周年記念』
075 09.09.21 FoZZtone@広島Cave-Be
074 09.09.20 FoZZtone、a flood of circle@岡山PEPPER LAND
073 09.09.14 the HANGOVERS@下北沢SHELTER
072 09.09.11 つばき@京都MOJO『10th Anniversary & 一色徳保30th Birthday』
071 09.09.08 つばき@宇都宮HEAVEN'S ROCK『ベリテンライブ2009』
070 09.09.02 FoZZtone@下北沢GARAGE
069 09.09.01 nano sound museum@渋谷O-Crest
068 09.08.29 一色徳保@下北沢GARDEN『slow night』
067 09.08.29 ウラニーノ@晴れたら空に豆まいて
066 09.08.28 the HANGOVERS@渋谷LUSH
065 09.08.26 a flood of circle@恵比寿LIQUIDROOM
064 09.08.25 つばき@豊橋ell.KNOT『ノートリー vol.1』
063 09.08.24 つばき、the HANGOVERS@名古屋ell.FITS ALL『Wild Sheep Chase』
062 09.08.20 つばき@周南LIVE rise『夏の真撃-其の弐』
061 09.08.19 つばき@松山サロンキティ『SALON KITTY 15th ANNIVERSARY』
060 09.08.07 FoZZtone@渋谷タワレコBe-1
059 09.08.02 nano sound museum@渋谷屋根裏
058 09.07.24 THE NOVEMBERS@下北沢CLUB Que
057 09.07.19 つばき@名古屋CLUB UPSET『RADIO CLASH』
056 09.07.18 つばき@京都MUSE『巡る旅』
055 09.07.18 a flood of circle@大阪城野外音楽堂
054 09.07.17 FoZZtone、a flood of circle@下北沢GARDEN
053 09.07.15 FoZZtone@新宿LOFT
052 09.07.15 つばき@下北沢CLUB Que『CLUB Que 夏の陣』
051 09.07.14 一色徳保@高円寺CLUB LINER『僕は覚めない夢の中』
050 09.07.12 a flood of circle@代官山UNIT
049 09.07.10 LUNKHEAD@新宿LOFT
048 09.07.05 nano sound museum@高円寺HIGH
047 09.07.04 a flood of circle@稲毛K's DREAM
046 09.06.30 つばき@新宿LOFT『LOFT 10TH ANNIVERSARY』
045 09.06.26 つばき@大阪2nd LINE『そのライブ、目映いにつき』
044 09.06.22 nano sound museum@渋谷DESEO
043 09.06.21 FoZZtone、a flood of circle、THE NOVEMBERS@盛岡CLUB CHANGE
042 09.06.20 FoZZtone、a flood of circle、THE NOVEMBERS@仙台PARK SQUARE
041 09.06.14 つばき、FoZZtone@長野LIVE HOUSE J『UNISON SQUARE GARDEN』
040 09.06.13 a flood of circle、THE NOVEMBERS@横浜F.A.D
039 09.06.12 一色徳保@京都SOLE CAFE『僕は覚めない夢の中』
038 09.06.09 nano sound museum@渋谷O-Crest
037 09.06.07 一色徳保@下北沢440『結婚しようよ』
036 09.05.31 つばき@神戸VARIT.『UNISON SQUARE GARDEN』
035 09.05.30 つばき@浜松FORCE『UNISON SQUARE GARDEN』
034 09.05.27 nano sound museum@高円寺HIGH
033 09.05.24 つばき@『流れ星をあげる2009』ワンマンツアーin渋谷QUATTRO
032 09.05.22 渡會将士@新宿タワレコ
031 09.05.16 つばき@『流れ星をあげる2009』ワンマンツアーin仙台MACANA
030 09.05.15 a flood of circle@下北沢Daisy Bar
029 09.05.10 つばき@『流れ星をあげる2009』ワンマンツアーin名古屋ell.SIZE
028 09.05.08 つばき@『流れ星をあげる2009』ワンマンツアーin大阪Shangri-La
027 09.05.07 ウラニーノ@西川口Hearts
026 09.05.06 つばき@『流れ星をあげる2009』ワンマンツアーin福岡DRUMSON
025 09.05.04 つばき@『流れ星をあげる2009』ワンマンツアーin松山SALONKITTY
024 09.05.01 つばき@『流れ星をあげる2009』ワンマンツアーin札幌COLONY
023 09.04.28 つばき@『流れ星をあげる2009』ワンマンツアーin下北沢SHELTER
022 09.04.26 UNDER THE COUNTER@原宿KDDI
021 09.04.19 つばき@下北沢GARAGE『ONE OF A KIND』
020 09.04.04 つばき@鹿児島SRHall『Color of Sound'09 supported by SR Factory』
019 09.04.02 つばき@京都MUSE『talk talk talk talk』
018 09.03.28 ウラニーノ@下北沢CLUB Que
017 09.03.19 つばき@福岡DRUM Be-1
016 09.03.18 つばき@大分T.O.P.S『祝!トップス20周年 健とANIKIの祭り』
015 09.03.16 つばき@松山SALON KITTY『祝!トップス20周年 健とANIKIの祭り』
014 09.03.12 一色徳保@下北沢BASEMENT BAR『BeatHappening! vol.131』
013 09.03.05 つばき@下北沢CLUB Que『UNDERWATER WORLD 0903』
012 09.03.03 the HANGOVERS@千葉LOOK
011 09.02.26 つばき、FoZZtone@名古屋ell.FITS ALL『Wild Sheep Chase #7』
010 09.02.22 the HANGOVERS@代々木ZhertheZoo
009 09.02.20 つばき@大阪2ndLINE『YU-JI ROCK TOWN 2009』
008 09.02.11 the HANGOVERS@下北沢CLUB Que
007 09.02.19 つばき@京都MUSE『YU-JI ROCK TOWN 2009 京都ミューズの激情 !!!』
006 09.02.01 つばき@渋谷O-WEST『OLYMPIC vol.3』
005 09.01.31 FoZZtone@渋谷QUATTORO
004 09.01.30 ウラニーノ@下北沢CLUB Que
003 09.01.29 the HANGOVERS@渋谷LUSH
002 09.01.22 the HANGOVERS@HEAVEN'S ROCKさいたま新都心
001 09.01.11 つばき@『メイドインジャパン vol.3』HEAVEN'S ROCK 宇都宮

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