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2008年10月26日 (日)

【美術館】ジョン・エヴァレット・ミレイ展

Mirei
土曜日に渋谷Bunkamuraの【ジョン・エヴァレット・ミレイ展】
を観て来ました。実は開催直後の平日とニ回目でした。
休日に行くもんじゃありませんね、おまけに最終日前日。
殺人的な混み具合でした。去年の【エッシャー展】よりは、
まだましかな、って感じでしたが、どちらにしろ、
展示を観ている気分にはなれないもので…
是非皆さん期間限定展覧会は、平日に行って下さいね。
http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/08_jemillais/

ミレイは私の中で好きな画家の三本指に入ります。
その中でも一番長く好きな作家で、初めて出会ったのは中学校の時です。
美術の資料集に「オフィーリア」が載っており、
あぁなんて美しい絵を描く人なんだろうと思っていました。
その時はその絵の少女が死んでいるだなんて考えもしなかったのですが。
ミレイは「オフィーリア」を描くために、婦人を浴槽に入れ、
モデルになってもらっているのですが、数ヶ月にも及ぶ、
その製作が終わる頃には、すっかり婦人は肺炎になり、
婦人の父親にこっぴどくしかられた、と言う話です。
そんな話を聞くと、今まで単に美しいとだけ思っていたその絵が、
何とも深く、そしてミレイの精神が刷り込まれているのだろう、
と考えるようになりませんか?ミレイの描く絵は、人物画が多く、
ほとんどにモデルがいます。人物そっくりのその絵を描いている時、
果たして彼は何を考えていたのだろうかと、思いを馳せるのです。

展覧会自体は、個人的に期待していた絵がなかったり…と、
ちょっと残念だったのですが。「盲目の少女」とか、
「花嫁の付き添い」とか、「ジョンラスキン」とか。
でも、まぁ、二回もしっかり観れたので、いいとします。ちなみに
「ああ、かようにも甘く、長く楽しい夢は、無残に破られるべきもの」
という絵がとても好きです。あと、風景だと「穏やかな天気」。
もちろん、「オフィーリア」は格別ですが。

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