« ■雑談:2008年4月に読んだ本 | トップページ | 「コインロッカー・ベイビーズ 上」 村上龍 »

2008年5月 4日 (日)

【映画】ぼくたちと駐在さんの700日戦争

20080507
あら、栃木だったんですか、とそれだけで親近感の湧いた映画でした。
撮影場所は烏山という、それはそれは辺鄙なところです。
えぇ、田んぼしかない。最近栃木を撮影場所にする映画が
多い気がする。東京から近く、田舎を醸し出す絶好の場所なのか?

俺たちはあの駐在のヤローを打ちのめすことにした。
始まりは、こうだ。俺たちの仲間である西条がバイクに乗り、
坂道を走っていたところ、ネズミ捕りをやっていた駐在にキップを
切られ、停学処分になってしまったのだ。
「坂道じゃ自然にスピードがでんに決まってんだよ」
西条の苛立ちを買った俺は、とある作戦を企てた。
そもそも自転車でスピードメーターは反応するのか……
自転車は免許もないのだから捕まらないだろう。
俺たちはチャリンコに跨り、坂道を暴走する。
俺たちと駐在の700日戦争の始まりである。

「どう見てもコイツは肉屋の千葉だろう」
笑えた。あぁ佐々木さんいい味出してる。
というか、このキャラクターあってこその面白さがあるよね、と。
内容は、とにかくギャグギャグギャグ。
笑うこと、悪戯のみを考えて駆け抜けた青春時代を、
上手く描けていたのではないか、と思う。
ただ残念なのが、インパクトがない。
どれも少年たちの悪戯程度で、何となく物足りない気もした。
ちょこちょこと決行する作戦はどれも面白いのだけれど、
最後まで同じような調子で、花火の話も、
何だかそこまで目立ったプロジェクトではなかったかな。
あともう一つは、もう少し人間関係を書いてもよかったような。
西条が流れ者であり……とかそのへんの微妙な感じを、
深く書いておいたら、その西条のために花火を打ち上げる、
他の仲間たちの友情なんてものが、よく伝わったかと。
七人ってのが多すぎるのかも?
いや、やっぱり背景が薄いのだと…。
そう言えば、この監督は「着信アリ2」の監督である。
見終わってから調べて「へぇ」と思ったのだけど、
確かに確かに、そんな感じもしなくもない。
と言っても全面ギャグなんで、怖さのかけらもないのだが。
栃木県民は見ておくべし。

★★★☆☆*85

|

« ■雑談:2008年4月に読んだ本 | トップページ | 「コインロッカー・ベイビーズ 上」 村上龍 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【映画】ぼくたちと駐在さんの700日戦争:

« ■雑談:2008年4月に読んだ本 | トップページ | 「コインロッカー・ベイビーズ 上」 村上龍 »