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2008年2月 1日 (金)

【映画】陰日向に咲く

20080201
★★☆☆☆
微妙っ…と思わず呟きたくなる。
いや、キャスティングは完璧です。役者の演技も完璧です。
しかし、映像化してしまうと、劇団ひとりの原作の薄っぺらさが、
かなり目をひく結果になってしまった、というのが現状です。

俺のギャンブル癖は、一向に治りそうになかった。
一時は勤めているバス会社の所長に、50万円工面してもらい、
何とか借金の取立てから凌いでいたものの、
結局パチンコをやめることは出来ず、更なる借金が俺を襲った。
そんな時、バスの休憩で立ち寄った浅草で、一人の女性と出合った。
小柄で、愛嬌のある、どこか気になる顔。ある人を探していると言う。
この日は何事もなく別れたが、数日後また彼女と出会うことになった。
とうとう金が回らなくなり、借金返済について相談する弁護士として…

泣けたか、と言えば、泣けたような気もするが、
それはとても部分的なもので、「役者の演技の上手さ」で泣いている、
と言っても過言ではないだろう。キャスティング・役者の演技、
については文句の言いようがない豪華メンバー。
私の斜め前に座っていた不良の男子高校生三人組が、
「俺、マジ泣いたし」という位の良質な感じだった。笑
が、しかし。原作を読んでいただけると分かるのだが、
文章がかなり稚拙である。いや、それが悪いと言うのではなく、
素人ながらにかなり上手な表現をするものだ、と私は思って読んだ。
だけど、これだけ豪華なキャストで、
ここまで完璧な演技をされてしまうと、物語背景のペラさや、
設定上ちょっとありえなくねぇ?と思う辺りから、
じわじわとちゃっちぃ映画へと変化してしまっている、というのが現状。
そして、私はちょっと記憶が薄れ気味なのだけれど、
この話、こんなに繋がっていなかったと思うだけど…。
主人公(岡田君)が電話をかけている相手がジュピターさんだったり、
ホームレスが宮崎あおいの尋ね人だったり…
主人公のお父さんが、ホームレス新参者だったり…
あれれれ、こんなに繋がっていた?
記憶が本当ないので、確証はないのですが、実際繋がっていたとしても、
かなりくどーい感じだった。いや、ここまで密集するのありえなくね?
みたいな、こじつけがましさが生まれてしまっていた。
ちょっと残念。一話ずつドラマだったら面白かったかもね。そんな軽いノリです。

*80

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