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2008年1月

2008年1月31日 (木)

■雑談:2008年1月に読んだ本

■2008年1月に読んだ本(19冊)

1.01 ★★★★☆*92 「プラナリア」 山本文緒
1.02 ★★★★☆*90 「疾走 上」 重松清
1.04 ★★★★☆*90 「精霊の守り人」 上橋菜穂子
1.06 ★★☆☆☆*74 「顔に降りかかる雨」 桐野夏生
1.07 ★★★☆☆*83 「四つの署名」 コナン・ドイル
1.09 ★★★★☆*89 「初ものがたり」 宮部みゆき
1.10 ★★★☆☆*85 「チーム・バチスタの栄光 上」 海堂尊
1.11 ★★★☆☆*83 「チーム・バチスタの栄光 下」 海堂尊
1.12 ★★★☆☆*85 「Little DJ」 鬼塚忠
1.13 ★★★★☆*87 「娼年」 石田衣良
1.14 ★★★☆☆*85 「鴨川ホルモー」 万城目学
1.15 ★☆☆☆☆*-- 「ぼくとひかりと園庭で」 石田衣良
1.18 ★★☆☆☆*69 「まどろむ夜のUFO」 角田光代
1.20 ★★★★☆*91 「東京湾景」 吉田修一
1.21 ★★☆☆☆*65 「失われた町」 三崎亜記
1.22 ★★★☆☆*85 「犯人に告ぐ 下」 雫井脩介
1.23 ★★★☆☆*83 「死者のための音楽」 山白朝子
1.29 ★★★☆☆*83 「赤朽葉家の伝説」 桜庭一樹
1.30 ★★★☆☆*85 「ブルーもしくはブルー」 山本文緒

■2008年1月に見た映画(2本)

1.25 ★☆☆☆☆*-- 「ちーちゃんは悠久の向こう
1.26 ★★★☆☆*80 「人のセックスを笑うな

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2008年1月30日 (水)

「ブルーもしくはブルー」 山本文緒

ブルーもしくはブルー (角川文庫) ブルーもしくはブルー (角川文庫)

著者:山本 文緒
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する


精神分裂症の一種かと思いきや。
それにしても、まさか現実にあったなら、恐ろしい話だと思いました。
山本さん、実はコバルト出身なんですねぇ、意外。
でもまぁ角田さんも最初はライトノベルだし、そんな人も多いのかな。

クールでビジネスマンの佐々木と、割烹屋の河見、
二股をかけていた蒼子は、どちらの男と結婚をするのか迷っていた。
結局蒼子が選んだのは佐々木だったが、
しかし良好な結婚生活は一年ももたなかった。
あの時、河見を選んでいたら、自分には明るい生活が待っていたはずだ。
いつしかそんな思いが芽生え、蒼子は彼の住む福岡をうろついた。
まさか会えるはずなどないと思っていた矢先、蒼子は河見を
偶然見つけてしまう。そしてその彼の隣を歩いていたのは……

中盤を読んでいる時、私は北村薫の「スキップ」を思い出した。
不思議な世界や現象に悩まされている、と思ったら、
実は自分が精神障害だったのだ、という類の話である。
この話はある結婚を機に、二極に分かれてしまった蒼子の人生が、
なぜかドッペルゲンガーのごとく二つ存在し、
光と影となって別の物語を歩んでいる。
ある人には双子の姉妹のように二人が見え、
ある人には佐々木蒼子しか認識する事が出来ない。
そんな奇妙な現象を書いた理由は、
現在の自分であっても、河見の妻となった蒼子としても、
大概なにも変わらないのである。それぞれに気に掛かるところがあり、
全てを納得し生きることは出来ない、という事を読者に示すためだ。
そして光と影が逆転する時の、骨肉の争いが、
想像しただけで気が焦るようなリアルな描き方になっている。
最後、結局元に戻る二人は、一人の人間だった。
そんな終わり方をしてくれたのなら、気が強い女の、
離婚を巡る葛藤として、精神障害の中で、蒼子Aが蒼子Bの
人生を経験し帰ってくる、という不思議なストーリーができ、
面白いと思うのだが、二人は二人のままである。
それでもまだ二人いる、というラストが
そこまでして何を伝えたいのか、若干気にかかった。

★★★☆☆*85

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2008年1月29日 (火)

「赤朽葉家の伝説」 桜庭一樹

赤朽葉家の伝説 赤朽葉家の伝説

著者:桜庭 一樹
販売元:東京創元社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


で、えーとどのへんが伝説なの?
万葉さんが千里眼なところ?それなら万葉の伝説でいいじゃないか。
長い割りにどうにも楽しめない感じでした、個人的に。
それに直木賞候補になった理由がよくわからない。

私の祖母・赤朽葉万葉について、彼女の幼少期から説明しようと思う。
「山の民」と呼ばれる人間に置き去りにされた万葉は、
下級民である多田夫婦に育てられ、後に旧家赤朽葉家に嫁ぐ事になった。
そんな万葉には、特殊な能力がある。死期を予知する、千里眼だった。
万葉は時には子供を生んだ瞬間に、その子が死ぬ様子を見た。
それは波乱万丈な人生であったが、その奇妙な昔話は、
私の母・毛鞠の代へと移り変わり、段々と私の時代へと近づいてくる。
現代私が抱えるこのちっぽけな悩みは、どうしても万葉が語る、
昔の世界と対等だとは思えない。しかし、私には私にしか出来ない事が、
きっとこの紅緑村にはあるはずのだ。

要するに書きたかったことは、親子三世代における時代と、
人間の意識についての移り変わりである。
千里眼などと非科学的な愛称を持っていた祖母の、
ある種神がかりじみた精神世代と、現代の若者の世代との比較対照により、
例えば愛に対したとしても、その意識であるとか、
生きると言う事のポリシーのあり方であるとか、
果たして対等な重さなのであろうか、という事を強く書かれている。
しかし、全体が略年表化してしまっていて、途中までとてもつまらない。
「伝説」というほどだから、何か大事件があるのか?
と思いきや、それらしきものは万葉の千里眼しか出てこない。
主人公「私」が動き始めるまでの、前説が怖ろしく長く、
いや、前説ではなく三部作なのだ、と言われればそう見えなくもないが、
取りあえず、現代ありきの比較対照合戦。
終わりに向かっては、祖母は本当に千里眼だったのか、
本当に人を殺したのか、など、探偵のような感じになり微妙である。
と言うのも、きっと「私」からみた祖母の客観的像がないため、
そもそも人を殺していそうな気にもなってくる。千里眼だし。
伝説の部分と、本当に分かっている部分と…と、
線引きがぐちゃっとなっているため、どうにも楽しめる部分が少なかった。
まぁぐちゃっとなってるのが狙いのような気がしますが、
こんな長いでぐっちゃりやられると、読むほうが相当疲れる、
と言うのが、客観的な判断かも知れません。うーむ、お薦めしない。

★★★☆☆*83

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2008年1月26日 (土)

【映画】人のセックスを笑うな

20080126
★★★☆☆
一言めの感想は「眠い」でした。
いや、根本的に間延びが原因で眠くなるのです。
何たって二時間半の超大作…の割には、特に展開もなく、みたいな。
まぁ私はこんな作風も嫌いではないのですが、いかんせん長い。

みるめと堂本とえんちゃんは、裸足で走ってきた女性を道端で拾った。
というのも終電を乗り過ごし歩いた彼女は、靴擦れを起こしていたのだった。
どうと言うことなく別れた四人だったが、数日後学校で再会した。
リトグラフの非常勤講師としてやって来た彼女・ユリは、
みるめをモデルにと誘ったが、それが肉体関係の始まりだった。
ユリはそろそろ四十を迎え、その上旦那もいる、
しかし、そうと分かっていてもみるめはユリから離れられなかった。
恋に落ちた二人を、周りの言葉などでは止める事は出来ない。

フランス(カンヌ)映画の間延びと、喋りすぎる日本映画を
融合させたような映画でした。フランス映画って言うのは、
間延びを重要な要素としているので、皆さんのご存知のところでいうと、
「誰も知らない」なんかがそれを顕著に表しているかと思います。
間延び、そしてしゃべらない。
カンヌなんかが狙われる映画では、人間がしゃべらないその間に、
観客がどんな思いを馳せるのか、と言うところを目的としているようです。
(まぁその国民的思想なども入ってると思うのですがね、
日本で言うサムライ魂とか、人情みたいに…)
なので単調な中に、繰り返し主人公の思いを感じるシーンなのがあり、
心に響く…のだと思います。個人的には「ブロークン・フラワーズ」も
好きですが、こっちは若干ギャグ狙いですけども。
甲斐性なしの男の主人公に、いつの間にか同情してしまうあたりに、
やはりその間延びの魅力が生きていると思います。
しかし、この作品はなかなか喋るんですよ、キャストが。
だから、喋るわ、ワンカットが恐ろしく長く間延びするわ、
だらだら感がマックス!と言うのが、客観的な感想でした。
長いところだと、五分以上ノンカットでしたよ。
画面切り替えもなし…役者さんはさぞかし大変だった事でしょう。
対して、きっとカンヌのような要素を取り入れて、
喋らない…というか登場人物の行動の中で、
思いを伝えようとしたのだと思いますが、それが上手く行っていなかった、
というのが原因のように思います。全ては撮り方の問題でしょうかね。
役者は最高級です。かなりいい線はいっているのに、
上記のような理由でかなりなーなーになっているのがとても残念。

*80

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2008年1月25日 (金)

【映画】ちーちゃんは悠久の向こう

20080125
★☆☆☆☆
見る価値はあまりなさそうに思われる映画でした。
舞台挨拶つき、と言う事で、生・林君が見れたので、
満足は満足でしたが、映画だけを目的に観るほどのものではありません。

もんちゃんとちーちゃんは幼馴染みで、いつも何をするのも一緒だった。
二人は高校に入り、次第にお互いを意識始める。
もんちゃんは弓道部に、ちーちゃんはオカルト研究部に入った。
少し強引なちーちゃんの誘いに、学校に伝わる七不思議を巡る事にした。
目を瞑って上ると一段増えている階段、校舎裏の地蔵、
誰もいないのに声やボールの溢れる体育館などなど…
そんな時、ちーちゃんは弓道部の先輩に惹かれはじめてしまう。
焼き餅を焼いたちーちゃんがとった行動とは……

恐ろしく白ける映画でした。
原因はたくさんありますが、一番私が気になったのは、
準ヒロイン役の女の子(先輩役)のセリフが棒読みだったからでした。
告白シーンや、実は泣けるシーンでも、全て棒読み。
なぜこの子を起用したのか謎めくばかりでした。
次に気になったのが、ちーちゃん役の女の子が、超ぶりっこだからでした。
こんなヤツがいたら、周りの子に絶対嫌われるよね、
って言うようなキャラクターだったのです。
しかしこれには、心は幼少のまま高校生になってしまった、
という設定上の理由があるのですが、私はそれを舞台挨拶で言われるまで、
気づかなかったので、ちーちゃんはかなり性悪女に見えました。
次に気になったのは、「ちーちゃんは悠久の向こう」なんていう、
ちょっぴり幻想的なタイトルになっていますが(しかも結末が見える…)
結局は学校の怪談七不思議、というオチです。
まぁこれは原作からそうなのでしょうから、仕方がないですが。
その他、もろもろ首をかしげるところがありましたが、
切りがないのでこの辺にしておきます。私はお薦めしません。
なぜ他の方の評価が高いのか、なかり謎です。

*-

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2008年1月23日 (水)

「死者のための音楽」 山白朝子

山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽ブックス) 山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽ブックス)

著者:山白 朝子
販売元:メディアファクトリー
Amazon.co.jpで詳細を確認する


これはとある大物作家が偽名でデビューしたらしい…との噂。
え?誰かって?気になる方は、この本がどのカテゴリーに入っているか、
どうぞ確認してくださいませ。……というか、何で名前を変える必要が
あったのだろうか。そもそも本当にこの人なのか?

「井戸を下りる」
私の父は、高利貸しをしていて、相当なあこぎなこともやっていた。
幼い時私が仲の良かった少女もまた、父の手によって
両親を失い、オマケに奉公に売られていった。
そんな父の血を受け継いだのか、賭博にのめり込んだ私は、
父のお気に入りのツボを質に入れ、賭博の費用にした。
しかし早速ばれてしまい激昂を買ったので、私は家を逃げ出した。
家の者に追われ、逃げついた先は、古井戸の前だった。
ここならばれまい、と私は井戸を下りる。井戸の中には美しい女がいた。

なんだか結構まわりで賞賛されているようですが、
私はそうでもないような気がしました。
そもそもの話、この話は「幽」という、お化けとか怪談とか、
そう言ったものが載っている雑誌に連載していたらしいですが、
私はそれを知らずに読みました。(作者が誰かは噂で聞いていましたが)
おまけに図書館で借りたので、「宣伝オビ」が付いていません。
その状態でこの本を読むと、どのへんが「怪談(?)」なのか、
納得できない気分になった、と言うのが一言目の感想でした。
怪談って言うと、あの「おどろおどろしい」感じとか、
背筋がゾクッとするような感じとか、その辺を思い浮かべませんか?
これはそんな要素はないといっても過言ではないです。
確かにちょっと変わった話、でそう言った意味での面白さはありました。
でも、文章自体に「怪談」などの要素がきちんと描かれていないのは、
連載している雑誌がすでに怪談関係と決まっているので、
それを好きな人が読んでいるとか、
この話を怪談と思って読んでくれるだろうとか、
そんな怠慢をしたような雰囲気が漂っている感じがしたのでした。
これだけを読むと、ただの変わった話の短編集。
こんな事なら「石ノ目」とかの方が、断然「怪談」的な感じがしましたが、
みなさんはどうでしょうか…。
最近「銃とチョコレート」と言い、新作がふるわないような…
と思わなくもない。

★★★☆☆*83

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2008年1月22日 (火)

「犯人に告ぐ 下」 雫井脩介

犯人に告ぐ 下 (2) (双葉文庫 し 29-2) 犯人に告ぐ 下 (2) (双葉文庫 し 29-2)

著者:雫井 脩介
販売元:双葉社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


この本はそんじょそこらのミステリ小説より面白いと思う。
でもちょっと二の足を踏んでしまうのは、
重点の置き所、というか何とも伝えたいところとはずれたところで、
盛り上がっているからで、折角いいのに、もったいないなぁ、と。

テレビを通して行われる、劇場型捜査と呼ばれる初の試みが始まった。
長髪に高級なスーツを着こなす巻島は、俳優さながらの魅力を発揮する。
ニュースナイトアイズでは、巻島が警察が入手した犯人情報を利用し、
どうにか犯人を炙りだせるような仕掛けを作った。
ようやく犯人・バッドマンからの手紙が届き一憂し始めた時、
なぜか他局のテレビが、ナイトアイズを出し抜いた新情報を
放送していることが分かった。捜査員しか知らないはずの極秘情報。
果たしてそれはどこから漏れてしまったのか…

文章は読みやすいし、話も面白いので、かなりスムーズに読むことができる。
けれども、うーむ…と思う原因として、論点が途中でずれてしまうことだ。
巻島は六年前、自分の不注意で誘拐事件を殺人事件へと変えてしまった。
そのため亡くなった小さな子供と、マスコミにバッシングされ、
さらに逆ギレしてしまうという暗い過去がある。
そんな重みを背負いながら今回新に担当になった連続幼児誘拐事件、
長髪で漆黒のスーツ…まさに豊川悦司にイメージピッタリであるが、
巻島を見るたびに、その暗いベールが見え隠れし、かなりいい雰囲気だ。
が、しかし、下巻になると、巻島の出演しているニュース番組、
ナイトアイズが放送される前に、他局のニュースライブが
情報をリークし、すっぱ抜かれるという事件が続発してしまう。
警察しか知らないこの情報が、果たしてどこから漏れているのか…
下巻の約七割がその犯人探しにあてられ、
一番の目的であるはずのバッドマン探しは一体…という感じに。
おまけにその原因が巻島に恨みがあるならともかく、
過去の同級生との色恋沙汰…とか明後日の方向に話が飛ぶため、
何だかやり切れない気持ちでいっぱいになってくる。
ミステリにはリアリティが必要不可欠だけれども、
その植草みたいな人物は、きっと現実にはいないだろう…という
疑念から、若干白けた雰囲気が出てくるのが問題だろう。
最後、バッドマンはほんの数ページで捕まってしまう。
長い小説なのに、結びは十分なのだろうか…
と思いつつも、実際の事件でも意外に犯人は簡単に見つかったりするよな、
とか考えました。犯人だって、人間なのだから、
それと同時に、警察だって人間なのだ、そう考えられる小説ではありました。

★★★☆☆*85

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2008年1月21日 (月)

「失われた町」 三崎亜記

失われた町 失われた町

著者:三崎 亜記
販売元:集英社
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この本は、この分厚さに対し時間を裂いてまで読もうと思えない本でした。
いや、読みましたけど。短編でいいです。
理由は下に述べますが、ちょっと幻滅する本。
果たしてどれだけの人数の人が楽しいと思うのか、ある意味興味があります。

数十年前から、突如町が失われる、という現象が起きていた。
それは三十年に一度やって来て、町に住む人々を、一瞬にして消し去る。
しかしその一瞬を、町以外の人は知る事が出来ず、
その上、町内部にある映像器具全てが、その瞬間を映していないのだった。
そして一番の難点は、次の「消滅」に抗うため、
決して失われた人々を悲しんではいけない、という決まりだ。
「死」とは違い、突然失われるという不可解な現象は、
人々の心に深く刻み込み、しかし悲しむ事の出来ない
二重の苦しみを胸に彼らは「失われた町」を思い続ける。

つまらない、と第一声に出してしまう原因として、
読者が置いてきぼりである、という点が挙げられる。
もちろん、ついていける読者もいると思うが、
私を含め大部分の読者が置いてきぼりであろう。
と、言うのも、以前の「となり町戦争」を
読んだ事がある方ならおわかりいただけると思うが、
あの時主人公は、「こちら側」の人間だった。
そう、隣町と戦争をするという非現実的な事象に対し、
主人公は私たち読者と同じ目線で「え?隣町戦争?!」と、
驚き考える一般人だったのだ。しかし、今回はどうだろうか、
と見てみると、主人公(主要人物)は「あちら側」の人間である。
失われた町があり、それに対する捜査機関がある事を
全て知っている人物たちが、立ち回り、ぺらぺらと話を進めている。
そしてこの話には沢山の悲しみが出てくるのだが、
その悲しみという感情がどうも厄介で、全然読んでいても悲しくないのだ。
その理由は、読んでいる読者が「失われた町」に関わる人間に
成りきれていないからだろう。誰かに感情移入し、
「あの人が失われてしまったら!」と衝撃を読者に与えるためには、
いくつかの工程があると思う。少なくても登場人物の誰かに共感し、
失うという事がとても悲しい事だと植え付ける必要がある。
そして「こちら側」にいる読者を「あちら側」に連れて行かねばならない。
その経緯がすっ飛ばされて、「悲しい悲しい」と言っている
登場人物に私は逆に白けた感情が生まれてしまったのだった。
とにかく、時間がもったいなく感じた本だったので、お薦めしません。

★★☆☆☆*65

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2008年1月20日 (日)

「東京湾景」 吉田修一

東京湾景 (新潮文庫) 東京湾景 (新潮文庫)

著者:吉田 修一
販売元:新潮社
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再読しました。もう何回か読んでるんで、ストーリーはばっちりです。
読み終えるのに約二時間。やはり吉田さんの文章は、心地よく、
私の好きな文章です。あぁ早く何か新刊でないかしら。
「悪人」で最高な物を書いてしまったから、大変でしょうけれども。

愛は、体だけではなく心のどこか深い所が繋がっているはずだ。
高校時代そう信じていた自分を、亮介は今、小ばかにし嘲っていた。
所詮、男と女は体が繋がる事だけを目的にして、それ以上それ以下でもない。
そんな亮介が好きになったのは、出会い系サイトで出会った美緒だった。
品川埠頭と、お台場。彼らのいる場所の真ん中には、
東京湾が広がっていて、その隙間にじっと佇んでいる。
人と人の間に生じてしまう、嘘や気持ちのすれ違い。そんな溝を、
この海を渡りきった時、どうか消し去る事は出来ないだろうか、と願う恋愛小説。

いつ読んでもいいけれど、やっぱり一番最初に読んだ時感じた思いが、
一番大きく残っているようにも感じます。
果たして愛はいつまで続くのか。
どんなにあの時愛していたと思っていても、
今になってみると確実にそれが薄れている。
自分では望んでいないのに、勝手に心が相手に飽きて、
そしてもう終りが来るのだと、告げるのだ。
始まったものは、いつしか終わる。
そんな事を言っていたら、何も始まらないじゃないか。
そうは分かっているのだが、どうしても動き出さない体がもどかしく、
また諦めたようにそれをなかったことにしようとする。
一歩踏み出したら止まらなくなってしまう亮介のように、
きっと人間の心の中には、見えない線があると思う。
それは人それぞれ違うもので、その自分の中に引かれた
ある一線を越えたなら、未知の空間へと続いている。
それを恐れて、けれど踏み出さなければ何も始まらない愛を、
果たして二人はどのように手に入れるのか。
東京湾を泳いで渡る。それが亮介の答えであり、新たな未来の一歩だ。
ところで、いつも忘れがちなのか、伏線で張られる「東京湾景」
改めて読み返すと、このせいで複雑になっていると感じなくもない。

★★★★☆*91

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*過去の感想文(2007/1/13)

東京湾景 東京湾景

著者:吉田 修一
販売元:新潮社
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読んだ人誰もが思うのじゃないかと思いますが、
「なんだ、吉田さん純愛小説書けるんじゃん!」と。(失礼な
でも本当いい感じでした、私は好きですね。
こんな深いところを突いてくれる、恋愛小説はなかなかないでしょう。
ちょっと気になるのは、ドラマとは全く違う、って事くらいです。
そして全然仲間さんってイメージじゃないんですよねぇ・・・。
で、主人公は何故か山田孝之な感じ。無謀でどろっとした白夜行な雰囲気がね。

愛は、体だけではなく心のどこか深い所が繋がっているはずだ。
高校時代そう信じていた自分を、亮介は今、小ばかにし嘲っていた。
所詮、男と女は体が繋がる事だけを目的にして、それ以上それ以下でもない。
そんな亮介が好きになったのは、出会い系サイトで出会った美緒だった。
品川埠頭と、お台場。彼らのいる場所の真ん中には、
東京湾が広がっていて、彼らの隙間にじっと佇んでいる。
人と人の間に生じてしまう、嘘や気持ちのすれ違い。そんな溝を、
この海を渡りきった時、どうか消し去る事は出来ないだろうか、と願う恋愛小説。

吉田さんって、繰り返すけど絶対核心を言わないよねぇ・・・と改めて思った。
まぁそこが私が好きな所でもあり、吉田さんの作風とも言えるかな。
この本はとてもよかったですよ、ドラマの韓国国籍とか分けのわからん設定、
何だったんだろう?とちょっと疑いたくなるほどです。
特に題材になっている愛の深さと尺度、他の恋愛小説だと、
「どの位好きなのよ」で済んでしまいそうですが、この本は違う。
昔、愛に溺れすぎたあまりに、本当に人を愛する事をやめてしまった男。
昔、本当に人を愛せる分けがないと思い、でも愛を求め続ける女。
出会い系サイトで出会った二人の間には、その時点で溝があって
偽名を使ったり、過去を偽ったりする。
しかし、次第に心が惹かれ合ってしまった彼らは、
どうしても自分のその嘘を言い出せずにいるのだ。
もしも嘘だとわかったら、嫌いになられるかも知れないし、
今までのこの生活が続かないかも知れない。そう思いつつも、
実際には自分たちがどれだけの深さで愛し合っているのか判ってはいない。
仮面を被ったまま恋に落ちた2人は、
愛は体を繋げるだけのものだと感情を押さえつけ、そして去ろうとするけど、
しかしふと立ち止まった時、感じたあの時の感情を何故か追いかけてしまう。
それがまさに愛、と言うか恋愛だよね。
と、とても単純な、でもとても重要な恋愛を描いている。
ラスト、どうにか2人の間にある蟠りを消し去ろうと、東京湾を渡る亮介。
私は絶対泳いでくるよ、って思うのですが皆様どうでしょうか?

★★★★☆*91

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2008年1月19日 (土)

■個人的お薦め本

(2010.03.12 最終更新)

最近のお薦め本一覧です。
(古いお薦めは削除しました)

■最近個人的にお薦めの作家
・【男性】 吉田修一、村上龍、森博嗣
・【女性】 角田光代、山本文緒、川上弘美、西川美和

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(ちなみに各項目につき、お薦め度が高い順に並んでいます)

■事件もの
・「悪人」吉田修一著
・「幻夜」東野圭吾著
 (※シリーズもの/前の巻は「白夜行」)
・「さよなら渓谷」吉田修一著
・「容疑者Xの献身」東野圭吾著
 (※シリーズもの/1巻目は「予知夢」)
・「犯人に告ぐ」雫井修介著
・「ジェネラル・ルージュの凱旋」海堂尊著
 (※シリーズもの/1巻目は「チーム・バチスタの栄光」)
・「世界の終わり、あるいは始まり」歌野晶午著

■ミステリィ
・「七回死んだ男」西澤保彦著
・「占星術殺人事件」島田荘司著
・「封印再度」森博嗣著
 (※シリーズもの/1巻目は「すべてがFになる」)
・「温かな手」石持浅海著

■短編集
・「絶対泣かない」山本文緒著
・「ざらざら」川上弘美著
・「中国行きのスロウ・ボート」村上春樹著
・「くまちゃん」角田光代著
・「キノの旅シリーズ 時雨沢恵一著

■恋愛もの
・「センセイの鞄」川上弘美著
・「ノルウェイの森」村上春樹著
・「東京湾景」吉田修一著
・「蕎麦屋の恋」姫野カオルコ著
・「人のセックスを笑うな」山崎ナオコーラ著

■その他
・「白い巨塔」山崎豊子著
・「レボリューション No.3」金城一紀著
・「69 sixty nine」村上龍著
・「スカイ・クロラシリーズ」森博嗣著
・「キネマの神様」原田マハ著
・「重力ピエロ」伊坂幸太郎著
・「ビタミンF」重松清著
・「ゆれる」西川美和著
・「DIVE!!」森絵都著
・「一瞬の風になれ」佐藤多佳子著
・「バッテリー」あさのあつこ著

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2008年1月18日 (金)

「まどろむ夜のUFO」 角田光代

まどろむ夜のUFO (講談社文庫) まどろむ夜のUFO (講談社文庫)

著者:角田 光代
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


あー何言いたいのかわからん…、な本でした。
うんまぁ「幸福な遊戯」よりは全然よいですが、
まだまだ難航中な雰囲気が…でもこれも賞とってるんですよね。
世の中何がよいとされるのか、ようわかりませんわ。

弟が突然私の家に遊びに行くと言って家を出たらしい。
高校三年生の彼は「予備校に行く」と言っていたが、
「本当はUFOを見に行ったんじゃないかしら」と電話口の母は言った。
幼い頃の私と弟の趣味は、UFOとか、宇宙人とか、
とにかくそういった奇妙なものについて考えたりすることだったのだ。
次の日やって来た弟は、予想に反して、まったくUFOの話はしなかった。
「東京に来たのは彼女に会うためだ」そんな彼の言葉は果たして本当なのか。

伝えたい事は何となくわかります。
例えば、いつまでも定期的に続く恋人未満の男との関係よりも、
突発的な誘惑に負けてしまったり、UFOという幻を追ってしまうような、
どこか不確かな人生の方が、きっと面白い。
そんな時がちょっとはあってもいいんじゃないか、とかそんなところが。
しかし、結局主人公のUFOへの興味は薄れたままだし、
最後にこんな生活もいいかもしれない、となるタイミングが、
なかなか微妙というか、え、こんなことで?と思わなくもない。
それと、嘘をついていた弟の恋が、
イマイチよく分からない感じで終わってしまっているが、なんとも。
結局弟の恋はアイドルの追っかけだったわけで、
その奇妙な行動はまるで宇宙人のように謎、みたいに纏められているが、
いや、纏まっていませんよ…というツッコミを入れたい。
宇宙人とかUFOとかは、位置的に意外に人間の遠くにあると思う、
というのは私の個人的な考えですが、話の中で、ぜひ宇宙人に会いたいんだ、
という気持ち(弟や恭一の)が描かれていないため、
それこそ新興宗教のような面持ちで、煮え切らない原因に。
いっそのこと、「絶対UFO見るぞ!!」みたいな熱血漢で、
地球外生物を追ってくれた方が(たとえ本当はいるなんて思っていなくても)
読者的にはすっきりする感じがするんだけどな、と言う事で。

★★☆☆☆*69

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2008年1月15日 (火)

「ぼくとひかりと園庭で」 石田衣良

ぼくとひかりと園庭で ぼくとひかりと園庭で

著者:石田 衣良
販売元:徳間書店
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石田さん、子供の時に本を読んでいなかったのだろうか…
と本気で心配してしまう本でした。うん、なんかもう、
ぜんぜん児童向けな文章じゃないし、物語怖いし、で。
きっと石田さんは子供の時の感情を忘れてしまったんだろうなぁと。

幼稚園児のあさひとみずきは、転入生のひかりに一目惚れした。
仲良く三人で遊ぶようになった頃、お泊り保育の日になる。
夜中トイレに目覚めてしまったひかりは、あさひを起こし、
一緒についてきてもらうことにした。その帰り道、
目映く光った園庭に吸い寄せられるように、二人は足を運んでゆく。
そこにいた花の精霊と話しているうち、いつの間にか二人は高校生になり、
そしてみずきが将来凶悪犯になる、という事実を知る。

なんじゃこりゃ、な本でした。
ちなみに、私が幼稚園の時に一番感銘を受けたのは、王道ながら
「人魚姫」でした。確か本によって「人魚姫」には二通りのラストがあり、
一つは人間になり王子様とハッピーエンドに、
もう一つは海に沈んで泡になる、という話でした。
私の持っていた本は後者の、沈んで泡になってしまう方です。
他に読んできた童話の中で、こうして主人公が、はっきり
「死」を迎えるものがなかったので、子供ながらに衝撃を受けました。
「人魚姫はなんと健気なのか!自分を差し引いて王子様を助けるなんて!」
と、当時からクールガール(捻くれたの間違い)だった私は思ったのでした。
さてさて、話は脱線しましたが、人魚姫は子供ではありませんでした。
子供が感銘、感動を受けるにおいて、何も主人公が子供である必要は
まったくないのです。他の「かぐや姫」や「鶴の恩返し」「竹取物語」、
など、どれも大人の女性が主人公ではありませんか。
人間の優しい心や、抗えない運命、などを柔らかく書いてあればいいのです。
もしも子供を主人公にしたら「赤ずきん」や「赤い靴の少女」、
「マッチ売りの少女」など、その少女の年代の子供が理解出来る言葉、
行動、描写、をするという縛りが生まれます。
主人公に感情移入し易くするためです。で、遠巻きになりましたが、
この本はまったくもってそれが考えられていない本でした。
しかも主人公とあかりはいきなり「高校生に成長しました」となっており、
いやいや、幼稚園生で自分が高校生になる姿なんか想像出来ませんよ、
とまずツッコミたくなります。その後「みずきが将来殺人鬼になりますから、
それを頑張って阻止してください」となって、おいおい、って感じです。
うん、言いたいことはわかりますよ、将来三角関係になって、
仲間割れになるかもしれないんでしょう?そうしたら、
幼稚園生にも分かるように、同じ年代で物語を作ったらどうでしょうか、
と提案したいところです。たとえそれが殺人ではなくても、
二人のうちどちらかを選ばなくてはいけない、という大変な気持ちは、
少なくても子供に伝わると思いますしね。
石田さん好きな方は、幻滅すると思うので、読まない方が…
基本的に性質が向いてないんだと思います。石田さん精神的に大人、
な感じがしますからね。児童書は伊藤さんに任せましょう。笑
私は伊藤さんの児童書は大好きなので。

★☆☆☆☆*-

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2008年1月14日 (月)

「鴨川ホルモー」 万城目学

鴨川ホルモー 鴨川ホルモー

著者:万城目 学
販売元:産業編集センター
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面白い、の、だ、けれども。と言った感じで。
何とも素直にたたえ難い感じなのです。
持て囃されている割には、読んでみるとそうでもないかも、
と思う方がいらっしゃるのは、理由があると思いますね。

京大・立命館・龍谷大・京産大…そこには、伝統サークルがあった。
それがどんなものなのか露知らず、歓迎コンパで早良に一目惚れした俺は、
迷うことなく入部を決めた。しかし、全てはこれが間違いの始まりだった。
名前だけは格好がいい京大青龍会には、なんとも恐ろしい秘密があった。
それは一見式神のような「オニ」と呼ばれる物体を召喚し、
対決させると言う奇妙奇天烈な風習。不気味なオニ語を駆使し、
戦うその姿は、なんともいいがたい。果たして無事俺は乗り切れるのか。

素直に頷けない理由の一つとして、この話は初めから「例外」である。
その上、「現代なのに召喚術」なんていう複合をやっているので、
説明をする文が多すぎる、というところが挙げられる。
「例外」と言うのは、読み進めて行けば分かるのだが、
主人公がこの伝統をぶち壊そうとする、という脱線の事である。
だたでさえ説明が多い「ホルモー」という競技に対し、
「では例外を行いましょう」という事で、さらに例外説明が追加され、
本の7~8割くらいが説明文で埋められている。
これがもしも、既存のスポーツ(例えばテニス)だったとしたら、
許されるものの、この本では、ない物を描き、
更なる別解まで用意する、という離れ業をやっているのだ。
その不具合は万城目さんの巧みな文章能力でカモフラージュされているが、
ところどころ解れている所から、「持て囃される割にはそれほど…」
と思う人がいるのだと思う。「例外」をとるのか「ホルモー」をとるのか、
どちらかだったとしたら、素直に拍手するところだが。
それと文章は森見さんの雰囲気に似ている。
「回りくどく、面白く」というような感じで、
ツッコミどころ満載の文章になって、読者が楽しめるようになっている。
しかし、私は実はあまり好きではない…と個人的な感想も述べておく。
ドラマ化する「鹿男あをによし」も読んでみようと。

★★★☆☆*85

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2008年1月13日 (日)

「娼年」 石田衣良

娼年 (集英社文庫) 娼年 (集英社文庫)

著者:石田 衣良
販売元:集英社
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実はちょっと馬鹿にした気持ちもあったのですが(すみません)
予想を上回る良さでした。石田さん、見直した。
でも、まぁ七割がたセックス描写なので、苦手な方は
ご注意願いたい感じで。意外や意外、いけるかもしれませんけど。

とりわけ趣味もなく、女も好きではない、退屈な男と評されるぼくは、
ある日、御堂静香にボーイズクラブの店員として雇われる事になった。
御堂に電話で予約を入れた女性と待ち合わせをし、
デートをしたり、セックスをしたりすると、一時間一万円になる。
最初は馬鹿にした気持ちだったが、複数の女性と関係を持つうち、
ぼくは人間の「愛」や「性欲」について目覚めてゆく。

石田さん、凄い!というのも、全体の七割近くをセックスに当てているのに、
物語がまったくいやらしくないからである。むしろ心地いいくらいだ。
これは物語を書く時、主人公の男に石田さんが必要以上に感情移入を
しないよう、細心の注意をはらって書かれているからだろう。
それと、極力「いやらしい」とされる擬音や声、などを排除している。
エロスの要素は捨て、人間がなぜ性欲や欲望を持っているのかというような、
「人間の不思議」といった疑問に正面から向き合っているから、
女性でも楽しめるような本になっているのだ。
ところで、確かにセックスと言うだけで、世間の人間は卑猥だと言ったり、
そんな業界に手を染めるのは、おかしな人間がやるものだ、という
負のレッテルが貼られているため、みなこそこそとしなくてはいけない。
その矛盾に疑問を持ち、足を踏み込んでゆくのが、「ぼく」である。
物語自体は単純である。ただ「ぼくが欲望に目覚める」と言えばいい。
でもその中で起きる複雑な心理変化が、他の男性作家では描けないような、
第三者的な立場で描かれているから、読後に清々しい気分になった。
一つ文句を付けると、主人公は二十歳だけれども、
こんなに人格が整った男はいるのだろうか…というところ。
ちょっとハードボイルドすぎる気もしなくもない。
もう一つは美点を挙げると、私もボーイズクラブに電話をしたくなった。笑
というところでしょうか。なかなか面白かったです。
突き詰めると、恋愛ではないので、私は好きだったのかもしれませんが。

★★★★☆*87

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2008年1月12日 (土)

「Little DJ」 鬼塚忠

Little DJ―小さな恋の物語 Little DJ―小さな恋の物語

著者:鬼塚 忠
販売元:ポプラ社
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これも映画化でしたね、読んだ事のない作家さんでした。
とってもいいお話なんですが、何とも文章がすかすかな感じが、
気になってしまい、せっかく感動ものなのに、もう一歩…
というような気がしてなりませんでした。映像にしたらよさそうですが。

野球チームで万年ベンチウォーマーである太郎の夢は、
ラジオ番組のようなディスク・ジョッキーになる事だった。
だけど、父親からは強い男になることを望まれている。
そんな時、太郎は初めてホームに立った試合で鼻血を出し倒れてしまった。
病院に運ばれ、検査をすると彼は白血病だと言う事がわかった。
しかし母親は十歳という若い命に、余命を告げることは出来ない。
長引く入院に太郎が不満を言い出した時、
大先生が太郎を院内放送の担当にする事に決めた。
引っ込み思案だった太郎はDJを通し、明るい少年へと成長してゆく。

一番目に付いたのは、文章が一行ずつ改行されている、
という何とも言いがたいところでした。今、携帯小説なんかで、
そうやって一行改行が流行っているようですが、
それは文学的な面で、とても幼稚な感じがしてしまい、
私はどうも好意的に読むことが出来ませんでした。
話は、とってもいい話です。白血病という不治の病を題材にしているため、
最後は死んでしまうのだろうと予想はつきますが、その中でも、
主人公が葛藤する姿とか、うまく描かれていたと思います。
しかし、まぁ一言言わせて貰うなら、味わいがないです。
「○○は~だった」「○○した」と状況を説明する文が多くて、
登場人物の感情的なものを引き出す文が少ないように思いました。
そう言った反面、物語はいいため、映像化したほうが、
役者の表情とか、動きなどで感情を伝える事が出来るから、
より良いものになっているのではないか、と思います。
まぁ、映画観ていないので、何とも言えないんですけれども。
児童書には最適な本かと思います。

★★★☆☆*85

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2008年1月11日 (金)

「チーム・バチスタの栄光 下」 海堂尊

チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)

著者:海堂 尊
販売元:宝島社
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読み終わったので、映画のサイトを見てみたら、主人公が女性になっていた。
思わずなるほどね、と思う。それは多分皆さんも読んでみれば
分かると思いますが、女性のほうがしっくりくるような感じがしますから。
まぁ、そう言った色々な意味で、惜しい小説でした。

素晴らしい成功手術歴をもつ「チーム・バチスタ」だったが、
ある日から突然術内死が続くようになってしまった。
疑いを掛けられた「チーム・バチスタ」の犯罪是非を問うため、
俺は調査を開始した。だが、関係者を一人ずつ面接していくが、
手術について門外漢である俺は、それ以上の事が分からなかった。
仕方なく白旗を揚げようというとき、厚生省から役人・白鳥がやって来た。
見るからに嫌悪感を抱かせる白鳥と、俺は一連の事件を解決できるのか。

かなりネタバレ感想になりました、ご注意下さい。
後編になりいきなり登場する白鳥。
この男が、物語り全体を斜めにした印象がある。
勿論それを狙ったのだろうが、範囲はいきすぎ・やりすぎ、
という感じで、読者が置いてきぼりになっている気がした。
作者の筆の調子が乗ってしまい、自分だけ楽しんでいる感じがするのだ。
原因は奇抜な比喩。この話をコメディに持って行くなら、
かなりのユーモアセンスに脱帽、というところだが、
腐っても鯛…もとい腐ってもミステリなわけで、
これが何とも質を下げていると思われる。
それともう一つ残念なのが、犯人の推定の仕方。
私は犯人は始めからずっと鳴海先生だと思っていた。
というのも、桐生が鳴海と手を組んで手術をしている、と出たときから、
桐生に指図でき、桐生が考慮するのは鳴海だけだ、
と状況から判断できるからだ。と結構自信を持っていた。
しかし、これは伏線であって、実際はそうではない。
だが、その伏線の処理の仕方が、実は桐生の視力が衰えてました、
と来て、読者にさっぱり予想できない範疇である。
それに加え、氷室は、絶対に犯罪は出来ないだろうと途中で断言されている。
すると読者にはヒントがまったくなく、一体誰を疑ったらいいのか、
皆目検討が付かない状態になってしまう。
そして結局解決するのは白鳥。
これはどうしたもんかなぁ、とミステリ好きとしては思うんですが、
皆さんどう思われるのでしょうか。私は、氷室の文献を探し出すのが、
主人公、という設定だったとしたら、もっと緊迫したいい話になったのでは、
と思うのですけれども。些細な事で屁理屈に聞こえるかも知れませんが、
結果として言えるのは、読者にヒントが少なすぎる点と、
主人公ではなく白鳥が全て解決してしまうと言うやり切れない点、
と言うのが残念でした、と言う事で。
医療的な背景・工夫はピカ一なので、そう言う物語的なことを、
頑張って欲しいなぁ…と思いつつ、今後に期待しましょう。

★★★☆☆*83

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2008年1月10日 (木)

「チーム・バチスタの栄光 上」 海堂尊

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599) チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599)

著者:海堂 尊
販売元:宝島社
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会社の先輩に借りました。映画化だったんですねぇ、知りませんでした。
血がふんだんに使われた小説、というか映像もそうですが、
嫌いなので、基本的に読まないんですが、これはそうでもないよと
薦められたので読んでみました。なるほど、そうでもないです。

俺が勤める不定愁訴外来…いわゆる愚痴外来と呼ばれるそこは、
手術台から一番遠い場所にある。卒業試験以来見学すらしていない俺に、
院長から直々にお声が掛かった。何でも「チーム・バチスタ」の
手術内容を観察して欲しいというのだ。天才医師桐生率いる
「チーム・バチスタ」は、20回のバチスタ手術を成功させている
優秀なチームだったが、ここの所3例続けて術内死が発生していた。
ただでさえ困難なバチスタ手術…果たしてその死は自然なのか故意なのか…

海堂さん、初めて読みました。印象は「奥田英朗+荻原浩」。
好きな方は好きでしょうねぇ、医療舞台と言うのは魅力的です。
ただ一つだけ物語と関係なく欠点になっているのが、
振り仮名の有無だと思いますね。明らかに常用範囲外のものにも、
振り仮名がほぼない。その上医療の専門用語は漢字がただでさえ多いので、
堅っ苦しいこと極まりない感じになっているのです。
そして、残念な事に物語りを進行する主人公は、
結構天然キャラなので、意外に思いつめず明るい雰囲気で進むのが難点。
重々しい雰囲気は、漢字に頼らずに文章で作って下さいね、
と言うのが、私が一番気になったところでした。
その他内容で気になったのは、同じ事を何回か繰り返し描写するところ。
それから、あまりに知識が豊富なので(現職ですもんね)、
これも言いたい、あれも言いたい、と書きすぎた説明が多いところ。
ここはまぁ、極めて私の個人的な価値観なので、無視して大丈夫かと。
話は逸れましたが、今までここまで事実に忠実な医療エンタメも、
なかったのではないかと思います。それにある種の秘密分野でありながら、
病院は人間は必ずお世話になる場所である。
というかなりのプラス要素もあるから、読者も食いつきが良いでしょう。
「このミステリがすごい」…は正確な判断でしょうか、
と疑問を投げつつ、新領域に踏み込める海堂さんの幸運に憧れます。
是非今度は物語と医療知識のマッチした本を読みたいものです。
と、言いつつまだ下巻読んでいる最中なので、下巻の後にも感想書きます。

★★★☆☆*85

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2008年1月 9日 (水)

「初ものがたり」 宮部みゆき

初ものがたり (新潮文庫) 初ものがたり (新潮文庫)

著者:宮部 みゆき
販売元:新潮社
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そうそう、この続編はどうしたのよ宮部さん!と思わず嘆いてしまった。
これは「本所深川ふしぎ草紙」の続編ですが、終わり方が、
とても意味深です。おまけにあとがきで謝罪をしている…
HPには出しますと書いてあったけど、果たしていつ出るのだろうか。

本所深川を守る茂七は、回向院の岡っ引きである。
町の異変を素早く察知するため、下っ引きの噂を聞きつけたり、
町人のよく集まる場所についと足を伸ばすのが習慣だ。
ある日そんな茂七の元へ、新たに妙な噂が流れてきた。
橋の袂の今まで蕎麦屋の屋台があった場所に、
夜中までやっている稲荷寿司屋が出ていると言うのだ。
酒も出さない稲荷寿司屋がなぜ深夜営業をしているのだろうか…
茂七は興味半分にその屋台を尋ねてみる事にした。

茂七シリーズの二巻目です。これの前に「本所深川ふしぎ草紙」を
読んでおくと、よりスムーズに内容が理解できてよいかと思います。
今更気づいたのですが「本所深川~」の方の感想も書いてませんでしたね、
うっかりしていました。後ほど読み直して書こうと思います。
さて、随分昔にこの本を読んでいましたが、
それでもなお、楽しく読める小説です。
簡単に言うと、主人公茂七という岡っ引きのおやじが、
毎度騒動に巻き込まれ、人間関係を知るうち解決するという話。
それは茂七自ら飛び込んだものであったり、
町じゅうに広がった噂から発生した事件だったりする。
時代物と言う事で、解決は粋に人情味溢れたものが多いが、
いつも幸福だとは限らない。ふいに冷や水を浴びせられたような
背筋の寒い事件が起こったり、
それもまた現代人としても共感を得られる絶妙な塩梅になっている。
この本では、橋の袂に突然店を出し始めた稲荷寿司屋が現われ、
茂七や下っ引きがその人物を訝しがり始める。
屋台の親父は明らかにここの町人の田舎ものではない。
色々な思惑が飛び交い、さて正体は……
という所で、なんとまぁ終わっているのである。
その後連載していた雑誌が廃刊になり、連載もストップ。
何とも尻切れトンボになり、もう十年近く経つんじゃないだろうか。
時代物ファンとしては是非続けて欲しいですね。
そう言えば、この本数年前時代劇でやったらしいですよ。
私「おいてけ堀」しか見たことないんですが、見てみたいなぁ。

★★★★☆*89

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2008年1月 8日 (火)

■雑談:2007年下半期のマイベスト10

遅くなりましたが、下半期です。

去年7~12月に読んだ本の中から選んでみました。
下期はかなりつけ辛かったです。
それにしても今回ヘビー系が多いなぁ。

今現在、振返ってみて率直に心に残っている順番です。
レビュー下に付いている読了直後の点数とは、
若干違うかも知れませんが、そこらへんは悪しからず。

-----------------------------------------------
■2007年下半期のマイベスト10 (67作品中)

1位 「柔らかな頬」 桐野夏生著
2位 「理由」 宮部みゆき著
3位 「少女七竈と七人の可愛そうな大人」 桜庭一樹著
4位 「バスジャック」 三崎亜記著
5位 「サウス・バウンド」 奥田英朗著
6位 「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」 本谷有希子著
7位 「まほろ駅前多田便利軒」 三浦しをん著
8位 「ラスト・イニング」 あさのあつこ著
9位 「蕎麦屋の恋」 姫野カオルコ著
10位 「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎著

選考 「ぼくはきみのおにいさん」 角田光代著
選考 「キッドナップ・ツアー」 角田光代著
選考 「ドグラ・マグラ」 夢野久作著
選考 「山妣」 坂東真砂子著
選考 「噂」 荻原浩著
-----------------------------------------------

是非読んでみてくださいね^^*

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2008年1月 7日 (月)

「四つの署名」 コナン・ドイル

シャーロック=ホームズ全集 (2) シャーロック=ホームズ全集 (2)

著者:コナン=ドイル
販売元:偕成社
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シャーロック・ホームズ再び!中学生の時に貪るように読みました。
やっぱり面白いですねぇ、このホームズとワトスン君との掛け合い。
そう言えば、大体の本がワトスン君主人公ですが、
どれだったか、ホームズ一人称や三人称もあるんですよ。また探そう。

ここ数年見知らぬ人から同じ日に高価な真珠が送られてくる、
という奇妙な相談をホームズはモースタンから受けた。
どうやら送り主は軍人であったモースタンの父に関係しているようだが、
名が書かれていないため、定かではない。
最後に届いた手紙の中に、直接面会を求める文章が書かれていたため、
モースタンとホームズ、ワトスンは待ち合わせの場所へと向かう事にした。
その間にホームズが行った推論により事は簡単に済むと思われたが、
面会後、彼らは死体を発見してしまう。
複雑に入り組んだこの事件をホームズはいかにして解決するのか。

これが一番最初だったような気がして読みましたが、違いました。
これの前に「緋色の研究」と言うのがあります。
確か中学校で読んでいたのは、全集だったので、
いっしょくたになっていた可能性も、なきにしもあらず。
内容は、と言うと初期である事も含め、
かなり不可思議な事件であるし、犯人が微妙な位置から登場するため、
はっきりいってあまりお薦めはしない。
しかし、それを差し引いても、ホームズとワトスンのやりとり、
それから臨場感のある殺人現場の描写、がとても素晴らしい。
「推理小説って言ったらこれでしょう」と胸を張っていえるような、
見本的な雰囲気をかもし出しているのだ。
まぁ勿論ここから始まったと言っても過言ではないけれど。
一番はやはり奇特な探偵に、助手的な一般人を置き、
事件とそれから探偵の常軌を逸した不思議行動を観察する、と言った構図が、
王道ながらそれを存分に生かした描写になってるところだろう。
そんじょそこらの推理小説を読む前に、これを読んでくださいよ、
と私は手渡したい。ちなみにそうした点で青山剛昌の「名探偵コナン」は、
とってもいい味出してるよね、とか思ったりする。漫画だけど。
そう言えば、話はそれるけど、この本でワトスンは結婚するのだが、
確かこの後の感でも何回か結婚している…という作者のミス?があるのだ。
どの巻だったか忘れたけど。あと、これはあとがきで思い出したけど、
ワトスンの傷場所が「緋色の研究」とは違っていたり。
ある意味で原点的な本。是非読むべし、と押しておく。

★★★☆☆*83

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2008年1月 6日 (日)

「顔に降りかかる雨」 桐野夏生

顔に降りかかる雨 (講談社文庫) 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)

著者:桐野 夏生
販売元:講談社
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デビュー作です。桐野さんなので期待していたのですが、
しかも江戸川乱歩賞だし…ですが、まぁさすがデビュー作という感じです。 
あおりには「二転三転事件の真相」が面白みとされてますが、
それが逆に仇になったような感じのする作品でした。

ベルが鳴り響いていたが、夜中になる電話を私は取らない事にしていた。
それは亡くなった夫からの電話を思い出さぬようにするためだ。
次の日、ライターである親友・耀子が、突然姿を消したと知らされた。
それも一億円もの大金を持ち逃走したらしかった。
耀子の部屋の着信履歴から、最後に電話した人間が自分であると分かり、
私は耀子の恋人である成瀬と、チンピラの君島に疑われ始めた。
耀子が持ち逃げしたのは、いわゆる闇の金であり、公にできない。
一方で企業から疑われる成瀬と私は、耀子を探すため動き始めた。
果たして耀子は大金を持ちどこへどうして逃げたのか…

何が悪かったかと聞かれると、非常に困るのですが、
何と言うか、話が纏まってない…というかそんな感じでしょうか。
ヤクザの金が出てきたり、ドイツの人種問題が出てきたり、
乳首にピアスを開けるSMが出てきたり、変な演奏家が出てきたり、
かと思えば、ライターや出版の話が出てきたり、探偵?だったり。
とにかく「さて、どうやって纏めようかしらね」と頭をひねるほどの
方向性の違うものたちが、わらわらと沢山出てくる、という印象があった。
まず、主人公は探偵なのか、という疑問についてよくわからない。
描写もないので、きっとだた父親が探偵だった、というだけなのだろうが、
そのことがかなり微妙な分量しか書いてないので、煮え切らない。
私的にどうせなら、父親がどうの~というのはなくてもいい気がするのだが…
でもこの主人公はシリーズものらしいので、
そうするとやっぱり探偵っていうのを強調したかったのかな、と思えてくる。
だとしたら、描写不足だなぁ、という感じがした。
それと死体愛好家っていうのも、結構突然出てきたような気がして、
話の中盤から、いきなり方向性が逆転した雰囲気があり、
前半の話いらなくない?とか思えてくる。
極めつけは、「二転三転」のくどさ。
一回目の逆転でかなり終わった感があるのに、
三転目はさすがに勘弁してくれという感じだった。
女性作家のハードボイルドを確立した、とか言われてますが、
それについては、やっぱり凄いと思いますね。
「OUT」読み途中なので、もう一回読もうと思います。

★★☆☆☆*74

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■雑談:あけてます、おめでとうございます

どうも、明けましておめでとうございます。
記事を書く前に挨拶をしなさい、って感じですが。
ようやく落ち着いたので、新年のご挨拶をば。

新年早々、8日間も炬燵をつけっぱなし事件が発覚したり、
今年から大殺界だったりと、散々な感じですが、
どうぞ今年もお付き合いいただければ幸いです。

早いですねぇもう2008年ですよ、しかも6日目です。
レポートと後期試験勉強が山積みです。
あぁ…。

今年の目標としては、去年は完読したの130冊くらいだったようなので、
今年は180冊を目指したいと思います。(大きく出た・笑)
ジャンルは偏らず、昔のように海外作家・古典も手を伸ばせればな、と。
最近振り返ってみると本当現代作家しか読んでいなくて、
自分が心配になって来ました。
手始めにじゃあ、大好きな江戸川乱歩とか、ジャーロックホームズなんかを、
掘り起こしてみようと思っています。

まぁその前に試験勉強ですが…
あと、去年のベスト10もまだでした…
そのうち出しますので…え?あんまり期待してない?
でも、出しますんで(笑)

長い長い春休みを、読書と執筆に明け暮れたいと思います。

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2008年1月 4日 (金)

「精霊の守り人」 上橋菜穂子

精霊の守り人 (新潮文庫 う 18-2) 精霊の守り人 (新潮文庫 う 18-2)

著者:上橋 菜穂子
販売元:新潮社
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「ダ・ヴィンチ」のランキング上位にあり、気になったので読んでみました。
これは面白い!!と素直に頷いた本でした。
中途半端なファンタジー・SFが大嫌いな私ですが、これは中途半端じゃない。
迷っている方、一度読んでみる価値はありですよ。

用心棒のバルサはボロボロの服を身に纏い、頭陀袋を頭から被っている。
しかし、見る人から見ればその手ごわさと、武術の強さは歴然である。
そんなバルサの運命は、ある一日を持って大きく変わることになった。
下流に掛かったつり橋を渡っている最中、上流の橋から貴族が落ちたのだ。
バルサは持ち前の機転で川の濁流に飛び込み、その第二皇子を助けたが、
バルサは恩賞も兼ね、更なるお役目を仕ることになってしまった。
三十歳であるバルサが、十歳の第二皇子を守る。
二人は城の追っ手を巧みに交わし逃げ始めるが、途中、
「人間」では敵わぬ力に皇子が狙われている事が分かった。
果たして無事乗り切り、また母子のような二人にどんな感情が生まれるのか。

読み始めて一番衝撃的だったのは、主人公バルサが女で、
しかも三十歳という設定であった事である。
こう言った児童向けの話を読むと、大抵は子供が主人公であったり、
または格好がいい男性が主人公だったりした。
それは暗黙の了解で、一番読み手が納得し、憧れを抱く、という点で、
何も言わずとも書き手が考えてしまう設定だったからだろう。
この話はそう言ったところで、頭からインパクトを与える。
また、まるで歴史物語を紐解いているような、
しっかりとした時代・舞台設定が読み手を引き込んでくれ、
ファンタジーとは思えないような楽しさを感じる事ができるのだ。
私個人としては、このどの時代にも頼らない背景が、
上橋さんのファンタジーを書きたいという思いが滲み出ている、
一番の場所ではないだろうかと思う。
話は、ある意味ありきたりかも知れない。
しかし農民が抱える天候の問題や、貴族と平民との身分差、
精霊という異世界との融合、それらがとてもいい具合にマッチさせるのは、
ファンタジーにおいてとても難しいことだから、
楽しむ事ができる安心感、辛いけれども目を背ける事が出来ない現実、
なんかがとても引き立ち、様々な角度から賞賛を得るのだと思う。
個人的にはラストが一番好きだった。皇子は城に帰りたいくないと嘆き、
しかし、それは決して叶う事はない。幼い少年の意を決めた逞しい表情が、
物語の緻密さにより、輪郭を深く描いてくれるのである。
続編沢山あるので、読んでみようと思います。

★★★★☆*90

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2008年1月 2日 (水)

「疾走 上」 重松清

疾走 上 (角川文庫) 疾走 上 (角川文庫)

著者:重松 清
販売元:角川書店
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これ、随分前に明らかに読んだ事がある本なのですが、
途中からストーリーが分からなくなっていたので、読み直し始めました。
上巻の辺りは読んだ事あったので、きっと途中放棄だと思われます…。
重松さんは「流星ワゴン」「きよしこ」「ナイフ」も途中放棄酷い…。

「浜」と「沖」、お前の住む土地では、そうして差別を続けてきた。
幼い頃から刷り込まれ、染み込んだ差別意識は、中学校に上がり歴然となる。
「浜」の子供は、干拓地を埋め立て作られた町「沖」の子供と、
決して仲良くなる事はない。生徒会長だったお前の兄は、
その筆頭のようなもので、頭のいい彼は、「沖」の人々を罵っていた。
ところが兄は高校に上がり、学力が一気に下がってしまった。
学校でもいじめられ始め、今まで気高かった兄は壊れるしかなかった。
その帳尻はお前に、お前の家族に向けられ、家族はともに倒れ始める。
そんな時、「沖」の家が次々に放火に合いはじめた。果たしてその犯人は…

この本の一番のポイントは、やはり三人称「お前」という言葉で、
物語がつづられている点であろう。もちろん「お前」という部分を、
「僕」や「俺」と置き換えて読むこともできる。
だが、その一人称では作る事の出来ない、「お前」という言葉にある、
重々しい空気感、もしくは命令的な威圧感が、この物語をより気味悪く、
息の詰まる話へと導いているのである。
特に凄いのは、「お前」というまるで主人公を非難するような、
威圧の雰囲気に、「キリスト教」という、異教徒の融合、
それから日本の田舎だからこそ感じ得る地元の抗争、
というこの3点が、怖ろしくミスマッチに絡み合い、ある意味不気味な、
それでいて読者を惹き付けるようなはらはら感を生み出している所だろう。
そして、重松さんといえば、思春期の描写の秀逸さがある。
リアルに描かれる物語に潜む、「悪を隠している事実」
「悪を頼らなくてはいけない事実」「悪に責められる事実」
それらが、「さすがだ」感心し、納得する事ができる。
一つやはり感じるのは、重松さんは、
より第三者的に物事を見ることが出来るのだろう、ということ。
自分の感情を交える事無く、ただ一つの物語を完成することができる。
それは凄い事で、ある意味とても怖ろしい事でもあると思う。
特にこの話からは、そんなただならぬ雰囲気が溢れ、
恐ろしさを誘う要素を入念に練りこんだ様子を見ることが出来る。
下巻、買ってこなくては…衝動的に買ったので手元になく残念。
早く読みたいなぁ。

★★★★☆*90

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2008年1月 1日 (火)

「プラナリア」 山本文緒

プラナリア (文春文庫) プラナリア (文春文庫)

著者:山本 文緒
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する


正月過ぎてから日付を誤魔化して書いている悪い女です…。
結局山本さんの「プラナリア」を年越しで読み、元旦で読み終わりました。
初山本さんでしたが、私のかなり好みな感じでした。短編集です。
これは新規開拓作家という事になるだろうか…楽しみです。

乳がんの手術をした私の胸には乳首がない。
がん、という大病から一命を取りとめ、今元気でいることを重要として、
周りの皆は、そのがんや、私の体に残るがんの手術跡を忘れようとする。
助かったんだから、辛かった出来事なんて忘れて明るく生きなきゃ。
彼らが醸し出すそんな雰囲気に、私は素直に頷く事が出来なかった。
「私、乳がんだからさ」私は盛り上がった話の輪に、
そんな言葉を落とし、そして静まり返る様子を、心のどこかで楽しんでいる。
その気持ちを直そうとして、けれども結局私は口を開く。

あぁその気持ち分かる、と相槌を打てるのが山本さんのいい所だと思う。
若干偏り気味な神経の人が書いているんだろうなぁ、
という気はするのだけれど、なった人にしかわからないような、
複雑な心境を、第三者に向けて「あぁ分かる」と納得させる力があった。
特にそれを感じたのが表題作の「プラナリア」だった。
乳がんになった主人公は、がんが治ってもまだ、
後遺症の残る体を抱えているのに、周りの人間が、自分の大事件を、
すっかり忘れていっているという事実に、「私、乳がんだから」と水を差し、
ふと立ち止まらせる事を楽しんでいる。
しかしその行動が悪い事だとは気づいていて、けれども直すことが出来ない。
だから主人公は細胞分裂を繰り返す「プラナリア」に思いを馳せ、
がんの細胞や、がんの後遺症が残るこの体や、
がんによって歪んでしまった自分の感情を、分裂する事により、
是非とも違う体になりたいのだと訴えている、その様子がとても上手かった。
ラストも、決して上昇する事はなく、奇麗事では終わらない、
という本当の現実を、「まだ続きはあるんだよ」というように名残を残し、
描かれているのがよかった。この本はなかなか好みでした。
他の本も読んでみようかなぁ、と思います。

★★★★☆*92

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*小説

■「小説」カテゴリが死ぬほど重かったので、改良しました。
早見表一覧…読んでいるようで、読んでいない気分になりますね。

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357 08.12.29 ★★★☆☆*77 「詩的私的ジャック」 森博嗣
356 08.12.19 ★★★★☆*88 「ナイフ」 重松清
355 08.12.18 ★★★★☆*88 「やさしいため息」 青山七恵
354 08.12.16 ★★☆☆☆*65 「林檎の木の道」 樋口有介
353 08.12.05 ★★★☆☆*80 「ゴールド・フィッシュ」 森絵都
352 08.11.30 ★★☆☆☆*75 「君の望む死に方」 石持浅海
351 08.11.22 ★★★★★*90 「フラッタ・リンツ・ライフ」 森博嗣
350 08.11.21 ★★★★☆*88 「ちいさな幸福」 角田光代
349 08.11.16 ★★★★★*93 「温かな手」 石持浅海
348 08.11.15 ★★★★☆*89 「アイソパラメトリック」 森博嗣
347 08.11.14 ★★★★☆*88 「笑わない数学者」 森博嗣
346 08.11.08 ★★☆☆☆*70 「元社員」 吉田修一
345 08.11.06 ★★★★☆*87 「疾風ガール」 誉田哲也
344 08.11.05 ★★★☆☆*83 「流れ星が消えないうちに」 橋本紡
343 08.11.01 ★★★☆☆*78 「人形式モナリザ」 森博嗣
342 08.10.29 ★★★☆☆*84 「クローバー」 島本理生
341 08.10.28 ★★★☆☆*81 「イナイ×イナイ」 森博嗣
340 08.10.27 ★★★★☆*86 「第三の時効」 横山秀夫
339 08.10.25 ★★★☆☆*75 「モダンタイムス」 伊坂幸太郎
338 08.10.20 ★★★☆☆*80 「約束」 石田衣良
337 08.10.19 ★★☆☆☆*75 「雪虫」 堂場舜一
336 08.10.18 ★★★★☆*89 「三四郎」 夏目漱石
335 08.10.17 ★★★★☆*94 「八日目の蝉」 角田光代
334 08.10.16 ★★★☆☆*80 「黒猫の三角」 森博嗣
333 08.10.15 ★★★☆☆*84 「殺人の門」 東野圭吾
332 08.10.14 ★★★☆☆*78 「偏路」 本谷有希子
331 08.10.13 ★★☆☆☆*55 「ナイチンゲールの沈黙 下」 海堂尊
330 08.10.11 ★★★☆☆*80 「ナイチンゲールの沈黙 上」 海堂尊
329 08.10.10 ★★☆☆☆*68 「あの空の下で」 吉田修一
328 08.10.09 ★★★☆☆*83 「冷たい密室と博士たち」 森博嗣
327 08.10.08 ★★★★☆*87 「ファースト・プライオリティー」 山本文緒
326 08.10.07 ★★★★☆*88 「門」 夏目漱石
325 08.10.06 ★★★★☆*88 「扉は閉ざされたまま」 石持浅海
324 08.10.05 ★★★★☆*88 「99%の誘拐」 岡嶋二人
323 08.10.02 ★★☆☆☆*74 「震度0」 横山秀夫
322 08.10.01 ★★★☆☆*83 「婚礼、葬礼、その他」 津村記久子
321 08.09.30 ★★★☆☆*86 「すべてがFになる」 森博嗣
320 08.09.29 ★★☆☆☆*65 「蹴りたい背中」 綿矢りさ
319 08.09.28 ★★★★☆*90 「容疑者Xの献身」 東野圭吾
318 08.09.27 ★★★☆☆*85 「神の子どもたちはみな踊る」 村上春樹
317 08.09.26 ★★★☆☆*84 「風味絶佳」 山田詠美
316 08.09.23 ★★★★☆*89 「ダウン・ツ・ヘヴン」 森博嗣
315 08.09.19 ★★★★☆*88 「深追い」 横山秀夫
314 08.09.15 ★★★☆☆*84 「転々」 藤田宜永
313 08.09.14 ★★☆☆☆*68 「感染」 仙川環
312 08.08.30 ★★★★☆*88 「ナ・バ・テア」 森博嗣
311 08.08.25 ★★★☆☆*85 「ほんたにちゃん」 本谷有希子
310 08.08.20 ★★★☆☆*86 「スカイ・クロラ」 森博嗣
309 08.08.19 ★★★☆☆*85 「疾走 下」 重松清
308 08.07.06 ★★★★☆*86 「あやし」 宮部みゆき
307 08.07.05 ★★★☆☆*85 「夢をかなえるゾウ」 水野敬也
306 08.07.03 ★★★★☆*85 「花が咲く頃いた君と」 豊島ミホ
305 08.07.02 ★★★★☆*92 「さよなら渓谷」 吉田修一
304 08.07.01 ★★★☆☆*86 「マリオネット園あかずの扉研究会首吊塔へ」 霧舎巧
303 08.06.29 ★★★☆☆*85 「ロック母」 角田光代
302 08.06.26 ★★☆☆☆*68 「ラン」 森絵都
301 08.06.24 ★★★☆☆*86 「花の下にて春死なむ」 北森鴻
300 08.06.17 ★★★★☆*86 「風の影 上」 カルロス・ルイス・サフォン
299 08.06.15 ★★☆☆☆*77 「人質カノン」 宮部みゆき
298 08.06.09 ★★★☆☆*83 「ハミザベス」 栗田有起
297 08.05.30 ★★★★☆*86 「映画編」 金城一紀
296 08.05.25 ★★★☆☆*83 「カソウスキの行方」 津村記久子
295 08.05.24 ★★★☆☆*84 「追憶のかけら」 貫井徳郎
294 08.05.23 ★★★☆☆*81 「夏の階段」 梨屋アリエ
293 08.05.16 ★★★★☆*88 「太陽と毒ぐも」 角田光代
292 08.05.13 ★★★☆☆*85 「リリイの籠」 豊島ミホ
291 08.05.12 ★★★★☆*86 「たそがれ清兵衛」 藤沢周平
290 08.05.11 ★★★★☆*85 「子どもたちは夜と遊ぶ 上」 辻村深月
289 08.05.09 ★★★★☆*88 「君は永遠にそいつらより若い」 津村記久子
288 08.05.08 ★★★★☆*86 「名もなき毒」 宮部みゆき
287 08.05.06 ★★★☆☆*81 「コインロッカー・ベイビーズ 上」 村上龍
286 08.04.29 ★☆☆☆☆*-- 「スローモーション」 佐藤多佳子
285 08.04.28 ★★★☆☆*87 「モモ」 ミヒャエル・エンデ
284 08.04.26 ★★★☆☆*80 「鬼平犯科帳1」 池波正太郎
283 08.04.24 ★★☆☆☆*79 「三面記事小説」 角田光代
282 08.04.22 ★★★★☆*89 「私の男」 桜庭一樹
281 08.04.21 ★★★☆☆*85 「真夜中のマーチ」 奥田英朗
280 08.04.19 ★★★★☆*87 「僕はパパを殺すことに決めた」 草薙厚子
279 08.04.17 ★★★★☆*89 「福袋」 角田光代
278 08.04.16 ★★☆☆☆*65 「団欒」 乃南アサ
277 08.04.15 ★★★☆☆*78 「慟哭」 貫井徳郎
276 08.04.14 ★★★☆☆*79 「イニシエーション・ラブ」 乾くるみ
275 08.04.13 ★★★★☆*88 「レベル7」 宮部みゆき
274 08.04.10 ★★☆☆☆*79 「Re-born はじまりの一歩」アンソロジー
273 08.04.06 ★★☆☆☆*75 「恋愛中毒」 山本文緒
272 08.03.20 ★★☆☆☆*65 「助手席にて、グルグル・ダンスを踊って」 伊藤たかみ
271 08.03.19 ★★☆☆☆*72 「ALONE TOGETHER」 本多孝好
270 08.03.15 ★★★☆☆*83 「NHKにようこそ!」 滝本竜彦
269 08.03.11 ★★★★★*95 「SP」 金城一紀
268 08.03.10 ★★★☆☆*80 「絆のはなし」 伊坂幸太郎,斉藤和義
267 08.03.07 ★★★☆☆*85 「ナラタージュ」 島本理生
266 08.03.05 ★★★☆☆*85 「真相」 横山秀夫
265 08.03.03 ★★☆☆☆*78 「太陽の塔」 森見登美彦
264 08.02.28 ★★★☆☆*87 「ラヴレター」 岩井俊二
263 08.02.27 ★★☆☆☆*79 「落花流水」 山本文緒
262 08.02.25 ★★★☆☆*83 「トリップ」 角田光代
261 08.02.24 ★★☆☆☆*79 「静かな爆弾」 吉田修一
260 08.02.22 ★★★☆☆*83 「シルエット」 島本理生
259 08.02.21 ★★★☆☆*80 「夜消える」 藤沢周平
258 08.02.20 ★★★☆☆*83 「蛍川」 宮本輝
257 08.02.19 ★★★★☆*86 「大きな熊が来る前に、おやすみ。」 島本理生
256 08.02.18 ★★★★☆*89 「きよしこ」 重松清
255 08.02.15 ★★★★☆*88 「あかんべえ」 宮部みゆき
254 08.02.10 ★★★★☆*88 「ブラック・ティー」 山本文緒
253 08.02.09 ★★★☆☆*80 「古畑任三郎 1」 三谷幸喜
252 08.02.08 ★★☆☆☆*69 「夜かかる虹」 角田光代
251 08.02.06 ★★★★☆*90 「その日のまえに」 重松清
250 08.02.05 ★★★★☆*88 「国境の南、太陽の西」 村上春樹
249 08.02.03 ★★★☆☆*87 「クワイエットルームにようこそ」 松尾スズキ
248 08.02.02 ★★★☆☆*80 「The MANZAI 4」 あさのあつこ
247 08.01.30 ★★★☆☆*85 「ブルーもしくはブルー」 山本文緒
246 08.01.29 ★★★☆☆*83 「赤朽葉家の伝説」 桜庭一樹
245 08.01.23 ★★★☆☆*83 「死者のための音楽」 山白朝子
244 08.01.22 ★★★☆☆*85 「犯人に告ぐ 下」 雫井脩介
243 08.01.21 ★★☆☆☆*65 「失われた町」 三崎亜記
242 08.01.20 ★★★★☆*91 「東京湾景」 吉田修一
241 08.01.18 ★★☆☆☆*69 「まどろむ夜のUFO」 角田光代
240 08.01.15 ★☆☆☆☆*-- 「ぼくとひかりと園庭で」 石田衣良
239 08.01.14 ★★★☆☆*85 「鴨川ホルモー」 万城目学
238 08.01.13 ★★★★☆*87 「娼年」 石田衣良
237 08.01.12 ★★★☆☆*85 「Little DJ」 鬼塚忠
236 08.01.11 ★★★☆☆*83 「チーム・バチスタの栄光 下」 海堂尊
235 08.01.10 ★★★☆☆*85 「チーム・バチスタの栄光 上」 海堂尊
234 08.01.09 ★★★★☆*89 「初ものがたり」 宮部みゆき
233 08.01.07 ★★★☆☆*83 「四つの署名」 コナン・ドイル
232 08.01.06 ★★☆☆☆*74 「顔に降りかかる雨」 桐野夏生
231 08.01.04 ★★★★☆*90 「精霊の守り人」 上橋菜穂子
230 08.01.02 ★★★★☆*90 「疾走 上」 重松清
229 08.01.01 ★★★★☆*92 「プラナリア」 山本文緒

228 07.12.25 ★★☆☆☆*69 「指輪をはめたい」 伊藤たかみ
227 07.12.24 ★★★★☆*88 「レモン・ドロップス」 石井睦美
226 07.12.22 ★★★★★*95 「理由」 宮部みゆき
225 07.12.21 ★★☆☆☆*73 「幸福な遊戯」 角田光代
224 07.12.20 ★★☆☆☆*79 「つくもがみ貸します」 畠中恵
223 07.12.19 ★☆☆☆☆*-- 「窓の灯」 青山七恵
222 07.12.18 ★★★☆☆*80 「押入れのちよ」 荻原浩
221 07.12.16 ★★★☆☆*84 「正義のミカタ」 本多孝好
220 07.12.13 ★★★★☆*88 「山妣」 坂東真砂子
219 07.12.09 ★★★★☆*87 「キッドナップ・ツアー」 角田光代
218 07.12.06 ★★★☆☆*80 「時をかける少女」 筒井康隆
217 07.12.05 ★★★★☆*86 「五分後の世界」 村上龍
216 07.12.03 ★★★★☆*90 「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎
215 07.11.28 ★★★★☆*86 「あおい」 西加奈子
214 07.11.26 ★★★★☆*90 「人間失格」 太宰治
213 07.11.25 ★★★★☆*86 「猛スピードで母は」 長嶋有
212 07.11.22 ★★☆☆☆*79 「anego」 林真理子
211 07.11.19 ★★☆☆☆*77 「冷静と情熱の間」 辻仁成
210 07.11.16 ★★★☆☆*85 「明日この手を放しても」 桂望実
209 07.11.15 ★★★☆☆*85 「噂」 荻原浩
208 07.11.12 ★★★★☆*87 「ぼくはきみのおにいさん」 角田光代
207 07.11.09 ★★★☆☆*84 「NO.6 #2」 あさのあつこ
206 07.11.08 ★★★☆☆*80 「ぽろぽろドール」 豊島ミホ
205 07.11.07 ★★★☆☆*79 「レインツリーの国」 有川浩
204 07.11.06 ★★★☆☆*81 「東京ゲスト・ハウス」 角田光代
203 07.11.04 ★★★☆☆*85 「町長選挙」 奥田英朗
202 07.11.01 ★★★★☆*89 「まほろ駅前多田便利軒」 三浦しをん
201 07.10.29 ★★★★☆*86 「小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所」アンソロ
200 07.10.25 ★★★☆☆*83 「サマータイム」 佐藤多佳子
199 07.10.23 ★★★★☆*89 「ラスト・イニング」 あさのあつこ
198 07.10.17 ★★★☆☆*85 「犯人に告ぐ 上」 雫井脩介
197 07.10.10 ★★★☆☆*84 「NO.6 #1」 あさのあつこ
196 07.10.05 ★★★★☆*86 「新釈 走れメロス」 森見登美彦
195 07.10.04 ★★★★☆*88 「ドラママチ」 角田光代
194 07.09.27 ★★★★☆*88 「バスジャック」 三崎亜記
193 07.09.25 ★★★☆☆*83 「I LOVE YOU」アンソロ
192 07.09.22 ★★★☆☆*80 「しゃばけ」 畠中恵
191 07.09.16 ★★★☆☆*82 「FINE DAYS」 本多孝好
190 07.09.12 ★★★★☆*90 「ジョゼと虎と魚たち」 田辺聖子
189 07.09.10 ★★★★☆*88 「ステップファザー・ステップ」 宮部みゆき
188 07.09.04 ★★★★☆*92 「サウス・バウンド」 奥田英朗
187 07.09.02 ★★☆☆☆*65 「ママの狙撃銃」 荻原浩
186 07.08.29 ★★★★☆*90 「ドグラ・マグラ 下」 夢野久作
185 07.08.19 ★★★☆☆*84 「江利子と絶対」 本谷有希子
184 07.08.18 ★★★☆☆*82 「私が語りはじめた彼は」 三浦しをん
183 07.08.16 ★★★☆☆*83 「宿命」 東野圭吾
182 07.08.13 ★★★☆☆*85 「号泣する準備はできていた」 江國香織
181 07.08.08 ★★★☆☆*84 「ミーナの行進」 小川洋子
180 07.08.06 ★★★☆☆*86 「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」 本谷有希子
179 07.08.05 ★★★☆☆*81 「ぼくは悪党になりたい」 笹生陽子
178 07.08.04 ★★★★☆*90 「蕎麦屋の恋」 姫野カオルコ
177 07.08.03 ★★★☆☆*86 「夜の果てまで」 盛田隆二
176 07.08.01 ★★★☆☆*87 「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」 桜庭一樹
175 07.07.31 ★★★★☆*90 「ドグラ・マグラ 上」 夢野久作
174 07.07.30 ★★☆☆☆*70 「ブルースカイ」 桜庭一樹
173 07.07.29 ★★★★☆*86 「木洩れ日に泳ぐ魚」 恩田陸
172 07.07.27 ★★☆☆☆*79 「観覧車」 柴田よしき
171 07.07.23 ★★★★☆*92 「柔らかな頬」 桐野夏生
170 07.07.21 ★★★★☆*87 「最悪」 奥田英朗
169 07.07.20 ★★★★☆*90 「学校の青空」 角田光代
168 07.07.17 ★★★☆☆*84 「温室デイズ」 瀬尾まいこ
167 07.07.14 ★★★★☆*88 「神田川デイズ」 豊島ミホ
166 07.07.13 ★★★☆☆*84 「となり町戦争」 三崎亜記
165 07.07.12 ★★★☆☆*83 「真夜中の五分前 side-B」 本多孝好
164 07.07.11 ★★★☆☆*80 「強運の持ち主」 瀬尾まいこ
163 07.07.10 ★★☆☆☆*76 「格闘する者に○」 三浦しをん
162 07.07.09 ★★★★☆*92 「少女七竈と七人の可愛そうな大人」 桜庭一樹
161 07.07.06 ★★★☆☆*79 「銃とチョコレート」 乙一
160 07.07.04 ★★★★☆*86 「真夜中の五分前 side-A」 本多孝好
159 07.06.29 ★★★☆☆*84 「クローズド・ノート」 雫井脩介
158 07.06.28 ★★★★☆*86 「涼宮ハルヒの憂鬱」 谷川流
157 07.06.26 ★★☆☆☆*76 「メリーゴーランド」 荻原浩
156 07.06.20 ★★☆☆☆*76 「春期限定いちごタルト事件」 米澤穂信
155 07.06.18 ★★★★☆*87 「この本が、世界に存在することに」 角田光代
154 07.06.15 ★★★★☆*86 「MOMENT」 本多孝好
153 07.06.14 ★★★☆☆*80 「見えない誰かと」 瀬尾まいこ
152 07.06.11 ★★★★☆*87 「だれかのいとしいひと」 角田光代
151 07.06.09 ★★★★☆*92 「風が強く吹いている」 三浦しをん
150 07.06.06 ★★★☆☆*81 「嘘つき。―やさしい嘘十話」アンソロ
149 07.06.05 ★★☆☆☆*77 「スタア」 清水義範
148 07.06.01 ★★★☆☆*84 「推理小説」 秦建日子
147 07.05.29 ★★★★★*92 「対岸の彼女」 角田光代
146 07.05.27 ★★★★☆*91 「ゴーストバスターズ―冒険小説」 高橋源一郎
145 07.05.26 ★★★★☆*89 「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦
144 07.05.22 ★☆☆☆☆*-- 「ジョン・レノンを信じるな」 片山恭一
143 07.05.20 ★★★★☆*90 「さようなら、ギャングたち」 高橋源一郎
142 07.05.15 ★★☆☆☆*-- 「空中庭園」 角田光代
141 07.05.10 ★★★★☆*87 「憑神」 浅田次郎
140 07.05.03 ★★★☆☆*81 「夢を与える」 綿矢りさ
139 07.04.29 ★★★★☆*91 「ビタミンF」 重松清
138 07.04.28 ★★★★☆*87 「陽気なギャングの日常と襲撃」 伊坂幸太郎
137 07.04.27 ★★★☆☆*83 「制服捜査」 佐々木譲
136 07.04.18 ★★★★★*97 「悪人」 吉田修一
135 07.04.15 ★★★☆☆*85 「小生物語」 乙一
134 07.04.11 ★★★☆☆*87 「家日和」 奥田英朗
133 07.04.10 ★☆☆☆☆*-- 「ブルースノウ・ワルツ」 豊島ミホ
132 07.04.08 ★★★★☆*94 「うりずん」 吉田修一
131 07.04.07 ★★★★☆*91 「エバーグリーン」 豊島ミホ
130 07.04.06 ★★★★☆*89 「バッテリーⅥ」 あさのあつこ
129 07.04.05 ★★★★☆*90 「初恋温泉」 吉田修一
128 07.03.31 ★★☆☆☆*69 「八月の路上に捨てる」 伊藤たかみ
127 07.03.27 ★★★★☆*87 「空中ブランコ」 奥田英朗
126 07.03.25 ★★★★☆*92 「ボーイズ・ビー」 桂望実
125 07.03.21 ★★★☆☆*83 「ありふれた風景画」 あさのあつこ
124 07.03.18 ★★★★☆*90 「あかね空」 山本一力
123 07.03.17 ★★★☆☆*83 「フリクリ1」 榎戸洋司
122 07.03.15 ★★★☆☆*80 「さみしさの周波数」 乙一
121 07.03.14 ★★★☆☆*79 「Run!Run!Run!」 桂望実
120 07.03.05 ★★★★☆*87 「少年アリス」 長野まゆみ
119 07.03.04 ★★☆☆☆*70 「女たちは二度遊ぶ」 吉田修一
118 07.03.03 ★★★★☆*90 「卵の緒」 瀬尾まいこ
117 07.03.01 ★★★☆☆*88 「笑う招き猫」 山本幸久
116 07.02.27 ★★★★☆*90 「さびしさの授業」 伏見憲明
115 07.02.26 ★★★☆☆*87 「陽の子雨の子」 豊島ミホ
114 07.02.24 ★★★★★*95 「暗いところで待ち合わせ」 乙一
113 07.02.19 ★★★★☆*92 「フィッシュストーリー」 伊坂幸太郎
112 07.02.16 ★★★☆☆*80 「そのときは彼によろしく」 市川拓司
111 07.02.14 ★★★★☆*88 「幸福ロケット」 山本幸久
110 07.02.12 ★★★★☆*89 「熱帯魚」 吉田修一
109 07.02.08 ★★★★☆*89 「県庁の星」 桂望実
108 07.02.06 ★★★★★*98 「ノルウェイの森」 村上春樹
107 07.02.02 ★★★☆☆*81 「エコノミカル・パレス」 角田光代
106 07.01.31 ★★★☆☆*84 「ぎぶそん」 伊藤たかみ
105 07.01.28 ★★★★☆*87 「ひなた」 吉田修一
104 07.01.24 ★★★☆☆*83 「図書館の神様」 瀬尾まいこ
103 07.01.23 ★★★★☆*89 「しゃべれどもしゃべれども」 佐藤多佳子
102 07.01.18 ★★★★★*96 「底辺女子高生」 豊島ミホ
101 07.01.14 ★★★★★*96 「重力ピエロ」 伊坂幸太郎
100 07.01.11 ★★★★★*95 「檸檬のころ」 豊島ミホ
099 07.01.10 ★★★★☆*88 「ミカ×ミカ!」 伊藤たかみ
098 07.01.09 ★★★★☆*94 「終末のフール」 伊坂幸太郎

097 06.12.30 ★★★☆☆*86 「長崎乱楽坂」 吉田修一
096 06.12.28 ★★★☆☆*85 「ランドマーク」 吉田修一
095 06.12.27 ★★★☆☆*87 「優しい音楽」 瀬尾まいこ
094 06.12.26 ★★★★☆*89 「ハードボイルド・エッグ」 荻原浩
093 06.12.25 ★★★★☆*87 「7月24日通り」 吉田修一
092 06.12.21 ★★★★☆*87 「天国はまだ遠く」 瀬尾まいこ
091 06.12.19 ★★★☆☆*87 「ミカ!」 伊藤たかみ
090 06.12.18 ★★★☆☆*79 「春、バーニーズで」 吉田修一
089 06.12.16 ★★★★☆*92 「黄色い目の魚」 佐藤多佳子
088 06.12.15 ★★★★☆*90 「魔王」 伊坂幸太郎
087 06.12.14 ★★★★☆*88 「日曜日たち」 吉田修一
086 06.12.13 ★★★★☆*91 「手紙」 東野圭吾
085 06.12.11 ★★★★☆*88 「幸福な食卓」 瀬尾まいこ
084 06.12.10 ★★★☆☆*77 「さよならバースディ」 荻原浩
083 06.12.08 ★★★★☆*88 「出口のない海」 横山秀夫
082 06.12.07 ★★☆☆☆*69 「九月の四分の一」 大崎善生
081 06.12.04 ★★★★☆*92 「チルドレン」 伊坂幸太郎
080 06.12.01 ★★★☆☆*85 「半落ち」 横山秀夫
079 06.11.28 ★★★★☆*92 「パーク・ライフ」 吉田修一
078 06.11.27 ★★★★☆*93 「隠し剣秋風抄」 藤沢周平
077 06.11.24 ★★★☆☆*84 「ガールズ・ブルー」 あさのあつこ
076 06.11.23 ★★★★☆*94 「ラッシュライフ」 伊坂幸太郎
075 06.11.18 ★★☆☆☆*81 「暗黒童話」 乙一
074 06.11.16 ★★★★★*94 「一瞬の風になれ 第三部:ドン」 佐藤多佳子
073 06.11.14 ★★★★☆*90 「一瞬の風になれ 第二部:ヨウイ」 佐藤多佳子
072 06.11.13 ★★★☆☆*88 「一瞬の風になれ 第一部:イチニツイテ」 佐藤多佳子
071 06.11.10 ★★★☆☆*87 「アーモンド入りチョコレートのワルツ」 森絵都
070 06.11.09 ★★★☆☆*88 「うつくしい子ども」 石田衣良
069 06.11.07 ★★★☆☆*88 「いちご同盟」 三田誠広
068 06.11.04 ★★★☆☆*84 「冬のオペラ」 北村薫
067 06.10.31 ★★★☆☆*83 「ブギーポップ ペパーミントの魔術師」 上遠野浩平
066 06.10.28 ★★★☆☆*81 「パイロットフィッシュ」 大崎善生
065 06.10.26 ★★★☆☆*89 「砂漠」 伊坂幸太郎
064 06.10.20 ★☆☆☆☆*-- 「地下鉄(メトロ)に乗って」 浅田次郎
063 06.10.16 ★★★☆☆*85 「アジアンタムブルー」 大崎善生
062 06.10.15 ★☆☆☆☆*79 「ジュリエットの悲鳴」 有栖川有栖
061 06.10.12 ★★★★☆*91 「グラスホッパー」 伊坂幸太郎
060 06.10.11 ★★★☆☆*86 「ねじまき鳥クロニクル 泥棒かささぎ編」 村上春樹
059 06.10.10 ★★★★☆*96 「The MANZAI 3」 あさのあつこ
058 06.10.09 ★★★★☆*90 「最後の息子」 吉田修一
057 06.10.05 ★★★★☆*96 「The MANZAI 2」 あさのあつこ
056 06.10.04 ★★★★★*97 「明日の記憶」 荻原浩
055 06.10.03 ★★★★☆*96 「The MANZAI 1」 あさのあつこ
054 06.10.02 ★★★☆☆*80 「4TEEN」 石田衣良
053 06.09.30 ★★★★☆*90 「風に舞いあがるビニールシート」 森絵都
052 06.09.28 ★★★★☆*92 「神様からひと言」 荻原浩
051 06.09.14 ★★★☆☆*83 「錆びる心」 桐野夏生
050 06.09.12 ★★★☆☆*83 「天帝妖狐」 乙一
049 06.09.11 ★★★★☆*87 「R.P.G.」 宮部みゆき
048 06.09.08 ★★☆☆☆*79 「レキシントンの幽霊」 村上春樹
047 06.09.07 ★★★☆☆*82 「オロロ畑でつかまえて」 荻原浩
046 06.09.06 ★★★★☆*89 「アヒルと鴨のコインロッカー」 伊坂幸太郎
045 06.09.05 ★★★☆☆*81 「イン・ザ・プール」 奥田英朗
044 06.09.04 ★★★☆☆*82 「蛇にピアス」 金原ひとみ
043 06.09.02 ★★★★☆*93 「死神の精度」 伊坂幸太郎
042 06.08.31 ★★★☆☆*83 「平面いぬ。」 乙一
041 06.08.30 ★★☆☆☆*70 「インストール」 綿矢りさ
040 06.08.28 ★★☆☆☆*74 「コールドゲーム」 荻原浩
039 06.08.25 ★★★☆☆*88 「池袋ウエストゲートパーク」 石田衣良
038 06.08.24 ★★★★☆*89 「バッテリーⅣ」 あさのあつこ
037 06.08.23 ★★★☆☆*83 「つきのふね」 森絵都
036 06.08.22 ★★★☆☆*80 「陰日向に咲く」 劇団ひとり
035 06.08.21 ★☆☆☆☆*70 「アフターダーク」 村上春樹
034 06.08.18 ★★☆☆☆*79 「返事はいらない」 宮部みゆき
033 06.08.17 ★★★★☆*95 「陽気なギャングが地球を回す」 伊坂幸太郎
032 06.08.16 ★★☆☆☆*78 「夜明けのブギーポップ」 上遠野浩平
031 06.08.15 ★★★★★*96 「オーデュボンの祈り」 伊坂幸太郎
030 06.08.13 ★★★★☆*89 「バッテリーⅢ」 あさのあつこ
029 06.08.12 ★★☆☆☆*73 「失踪HOLIDAY」 乙一
028 06.08.10 ★★★★☆*89 「バッテリーⅡ」 あさのあつこ
027 06.08.09 ★★★★☆*89 「バッテリー」 あさのあつこ
026 06.08.08 ★☆☆☆☆*-- 「西の魔女が死んだ」 梨木香歩
025 06.08.07 ★★★★☆*90 「坊っちゃん」 夏目漱石
024 06.08.06 ★★★☆☆*85 「パン屋再襲撃」 村上春樹
023 06.08.03 ★★★★★*97 「カラフル」 森絵都
022 06.08.02 ★☆☆☆☆*-- 「今夜は眠れない」 宮部みゆき
021 06.08.01 ★★★☆☆*84 「スプートニクの恋人」 村上春樹
020 06.07.31 ★★★★☆*90 「夏と花火と私の死体」 乙一
019 06.07.27 ★★★☆☆*80 「スキップ」 北村薫
018 06.07.26 ★★★☆☆*73 「予知夢」 東野圭吾
017 06.07.25 ★★☆☆☆*75 「死にぞこないの青」 乙一
016 06.07.24 ★★★★★*97 「DIVE!!」 森絵都
015 06.07.22 ★★★☆☆*81 「夢にも思わない」 宮部みゆき
014 06.07.20 ★★★☆☆*80 「夜のピクニック」 恩田陸
013 06.07.19 ★★★☆☆*80 「ブギーポップは笑わない」 上遠野浩平
012 06.07.18 ★★★★★*90 「火車」 宮部みゆき
011 06.07.17 ★★★★☆*90 「白夜行」 東野圭吾
010 06.07.16 ★★★★☆*90 「こころ」 夏目漱石
009 06.07.14 ★★★★★*97 「博士の愛した数式」 小川洋子
008 06.07.13 ★☆☆☆☆*-- 「天使の卵」 村山由香
007 06.07.11 ★★★☆☆*82 「失はれる物語」 乙一
006 06.07.10 ★★★★★*98 「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」 村上春樹
005 06.07.08 ★★★★★*98 「クライマーズ・ハイ」 横山秀夫
004 06.07.07 ★★★☆☆*80 「海辺のカフカ」 村上春樹
003 06.07.06 ★★★☆☆*80 「六番目の小夜子」 恩田陸
002 06.07.05 ★★★★★*98 「東京タワー」 リリー・フランキー
001 06.07.04 ★★★★★*98 「GOTH」 乙一

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*他 その他:女性作家

11.04.17 「阪急電車」 有川浩
11.04.10 「太陽のパスタ、豆のスープ」 宮下奈都
11.03.06 「田舎の紳士服店のモデルの妻」 宮下奈都
11.02.23 「葛橋」 坂東眞砂子
11.01.12 「ほどけるとける」 大島真寿美
11.01.05 「切羽へ」 井上荒野

10.08.09 「死国」 坂東眞砂子
10.07.08 「炎上する君」 西加奈子
10.07.07 「かけら」 青山七恵
10.06.14 「ごめん」 原田マハ
10.05.15 「かもめ食堂」 群ようこ
10.05.14 「沖で待つ」 絲山秋子
10.04.27 「ななつのこ」 加納朋子
10.03.13 「静子の日常」 井上荒野
10.03.07 「ズームーデイズ」 井上荒野
10.02.14 「きのうの神さま」 西川美和
10.02.01 「指先からソーダ」 山崎ナオコーラ
10.01.31 「白い巨塔 2」 山崎豊子
10.01.04 「白い巨塔 1」 山崎豊子

09.12.05 「人のセックスを笑うな」 山崎ナオコーラ
09.12.01 「九月の恋に出会うまで」 松尾由美
09.11.24 「ゆれる」 西川美和
09.11.10 「キネマの神様」 原田マハ
09.10.02 「漢方小説」 中島たい子
09.08.30 「そろそろくる」 中島たい子
09.08.29 「告白」 湊かなえ
09.07.30 「にわか大根」 近藤史恵
09.07.29 「盆栽マイフェアレディ」 山崎マキコ
09.04.26 「建てて、いい?」 中島たい子
08.12.18 「やさしいため息」 青山七恵
08.09.29 「蹴りたい背中」 綿矢りさ
08.09.26 「風味絶佳」 山田詠美
08.09.14 「感染」 仙川環
08.06.09 「ハミザベス」 栗田有起
08.05.23 「夏の階段」 梨屋アリエ
08.05.11 「子どもたちは夜と遊ぶ 上」 辻村深月
08.04.16 「団欒」 乃南アサ
08.01.04 「精霊の守り人」 上橋菜穂子
07.12.24 「レモン・ドロップス」 石井睦美
07.12.20 「つくもがみ貸します」 畠中恵
07.12.19 「窓の灯」 青山七恵
07.12.13 「山妣」 坂東真砂子
07.11.28 「あおい」 西加奈子
07.11.22 「anego」 林真理子
07.11.07 「レインツリーの国」 有川浩
07.09.22 「しゃばけ」 畠中恵
07.09.12 「ジョゼと虎と魚たち」 田辺聖子
07.08.13 「号泣する準備はできていた」 江國香織
07.08.08 「ミーナの行進」 小川洋子
07.08.05 「ぼくは悪党になりたい」 笹生陽子
07.07.27 「観覧車」 柴田よしき
07.05.03 「夢を与える」 綿矢りさ
07.03.05 「少年アリス」 長野まゆみ
06.09.04 「蛇にピアス」 金原ひとみ
06.08.30 「インストール」 綿矢りさ
06.08.08 「西の魔女が死んだ」 梨木香歩
06.07.14 「博士の愛した数式」 小川洋子
06.07.13 「天使の卵」 村山由香

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*映画・DVD

11.06.12 ★★★☆☆*83 「純喫茶磯辺」 吉田恵輔監督
11.06.07 ★★★☆☆*82 「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」ロブ・マーシャル監督
11.05.31 ★★★★☆*86 「ブラック・スワン」 ダーレン・アロノフスキー監督
11.05.22 ★★★★☆*85 [「八日目の蝉」 成島出監督
11.05.11 ★★★★☆*89 「実験4号」 伊坂幸太郎、山下敦弘
11.01.29 ★★★★☆*87 「セラフィーヌの庭」 マルタン・プロヴォスト監督
11.01.29 ★★★★★*93 「モリエール 恋こそ喜劇」 ローラン・ティラール監督

10.12.19 ★★★★★*88 「THIS IS IT」 ケニー・オルテガ監督
10.12.19 ★★★★★*95 「シャイン・ア・ライト」 マーティン・スコセッシ監督
10.11.13 ★★★☆☆*84 「SP 野望篇」 波多野貴文監督
10.11.15 ★★★★☆*90 「下妻物語」 中島哲也監督
10.11.15 ★★★★☆*89 「告白」 中島哲也監督
10.10.13 ★★★☆☆*86 「悪人」 李相日監督
10.03.27 ★★★☆☆*86 「シャーロック・ホームズ」 ガイ・リッチー監督
10.03.17 ★★★☆☆*83 「ソラニン」 三木孝浩監督
10.02.21 ★★★★☆*88 「パレード」 行定勲監督
10.02.03 ★★★★☆*86 「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」 金子文紀監督
10.02.02 ★★★☆☆*82 「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」 金子文紀監督
10.01.27 ★★★★☆*85 「かいじゅうたちのいるところ」スパイク・ジョーンズ監督

09.11.23 ★★★★☆*87 「大阪ハムレット」 光石富士朗監督
09.11.22 ★★★★☆*87 「華麗なるギャツビー」 ジャック・クレイトン監督
09.11.21 ★★★★★*95 「ゴッドファーザー」 フランシス・フォード・コッポラ監督
09.11.13 ★★★★☆*88 「ミツバチのささやき」 ビクトル・エリセ監督
09.11.12 ★★★★☆*88 「エル・スール」 ビクトル・エリセ監督
09.11.07 ★★★☆☆*86 「風が強く吹いている」大森寿美男監督
09.11.01 ★★★☆☆*86 「ウルトラミラクルラブストーリー」 横浜聡子監督
09.10.31 ★★★☆☆*80 「ジャーマン+雨」 横浜聡子監督
09.09.14 ★★★☆☆*80 「色即ぜねれえしょん」 田口トモロヲ監督
09.08.16 ★★★☆☆*85 「HACHI 約束の犬」 ラッセ・ハルストレム監督
09.05.21 ★★☆☆☆*65 「ガマの油」 役所広司監督
09.04.24 ★★★★☆*88 「重力ピエロ」 森淳一監督
09.04.21 ★★★☆☆*80 「GOEMON」 紀里谷和明監督
09.02.15 ★★★☆☆*85 「リンダリンダリンダ」 山下敦弘監督

08.12.27 ★★☆☆☆*65 「GOTH」 高橋玄監督
08.12.17 ★★★☆☆*80 「スウィングガールズ」 矢口史靖監督
08.10.14 ★★★★☆*87 「容疑者Xの献身」 西谷弘監督
08.09.20 ★★★☆☆*85 「アキレスと亀」 北野武監督
08.08.29 ★★★★☆*89 「セックス・アンド・ザ・シティ」 マイケル・P・キング監督
08.08.05 ★★★☆☆*85 「スカイ・クロラ」 押井守監督
08.08.02 ★★★☆☆*80 「百万円と苦虫女」 タナダユキ監督
08.07.26 ★★★★☆*88 「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」 エドガー・R監督
08.07.21 ★★★☆☆*83 「ジャージの二人」 中村義洋監督
08.07.20 ★★★☆☆*80 「クライマーズ・ハイ」 原田眞人監督
08.07.13 ★★☆☆☆*65
「ダイブ!!」 熊澤尚人監督
08.05.31 ★★★★☆*87 「アフタースクール」 内田けんじ監督
08.05.04 ★★★☆☆*85 「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」 塚本連平監督
08.04.08 ★★★☆☆*80 「サッド ヴァケイション」 青山真治監督
08.04.07 ★★★☆☆*80 「転々」 三木聡監督
08.03.26 ★★★☆☆*87 「潜水服は蝶の夢を見る」 ジュリアン・シュナーベル監督
08.03.09 ★★★★☆*88 「接吻」 万田邦敏監督
08.03.04 ★★★☆☆*80 「Sweet Rain 死神の精度」 筧昌也監督
08.02.23 ★★★☆☆*81 「L change the WorLd」 中田秀夫監督
08.02.17 ★★★★☆*88 「虹の女神」 熊澤尚人監督
08.02.16 ★★★★☆*90 「キサラギ」 佐藤祐市監督
08.02.13 ★★★☆☆*80 「チーム・バチスタの栄光」 中村義洋監督
08.02.07 ★★★★★*95 「善き人のためのソナタ」 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク 監督
08.02.01 ★★☆☆☆*80 「陰日向に咲く」 平川雄一朗 監督
08.01.26 ★★★☆☆*80 「人のセックスを笑うな」 井口奈己監督
08.01.15 ★☆☆☆☆*-- 「ちーちゃんは悠久の向こう」 兼重淳監督

07.11.18 ★★★☆☆*85 「クワイエットルームにようこそ」
07.11.01 ★★★☆☆*85 「ALWAYS 続・三丁目の夕日」
07.10.30 ★★★☆☆*86 「めがね」
07.09.30 ★☆☆☆☆*-- 「サウスバウンド」
07.09.25 ★★★☆☆*85 「ミス・ポター」
07.09.18 ★★★★☆*90 「包帯クラブ」
07.07.05 ★★★★☆*88 「フラガール」
07.07.03 ★★★★☆*90 「アヒルと鴨のコインロッカー」
07.06.24 ★☆☆☆☆*-- 「きみにしか聞こえない」
07.06.17 ★★★★★*95 「花とアリス」
07.06.10 ★☆☆☆☆*-- 「東京小説-乙桜学園祭-」
07.06.04 ★★★☆☆*85 「眉山」
07.06.03 ★★★★☆*88 「神童」
07.04.14 ★★★☆☆*85 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
07.04.09 ★★★★☆*82 「リリイ・シュシュのすべて」
07.04.01 ★★★★☆*88 「パフューム ~ある人殺しの物語~」
07.03.22 ★★★★★*95 「バッテリー」
07.03.16 ★★★☆☆*80 「檸檬のころ」
07.01.27 ★★★★★*95 「それでもボクはやってない」
07.01.03 ★★★★☆*90 「敬愛なるベートーヴェン」
06.12.23 ★★★★☆*88 「幸福な食卓」
06.12.16 ★★★★☆*79 「犬神家の一族」
06.12.03 ★★★☆☆*79 「恋は五・七・五!」
06.12.02 ★★★☆☆*82 「陽気なギャングが地球を回す」
06.11.03 ★★★☆☆*-- 「デスノート the Last name」
06.10.01 ★★★☆☆*80 「夜のピクニック」
06.08.27 ★★★★☆*90 「ユナイテッド93」
06.07.29 ★★☆☆☆*-- 「ゲド戦記」
06.07.21 ★★★☆☆*-- 「ハウルの動く城」
06.07.12 ★★★☆☆*75 「デスノート(前編)」
06.07.09 ★★★☆☆*79 「劇場版トリック2」

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*他 その他:男性作家

11.05.28 「女に」 谷川俊太郎
11.04.01 「これが私の優しさです」 谷川俊太郎
11.03.20 「桐島、部活やめるってよ」 朝井リョウ
11.03.19 「はだか」 谷川俊太郎
11.03.15 「ヒートアイランド」 垣根涼介
11.03.05 「夜のミッキー・マウス」 谷川俊太郎
11.03.04 「DZ」 小笠原慧
11.03.03 「荒地の恋」 ねじめ正一
11.02.28 「借金取りの王子」 垣根涼介
11.02.27 「定義」 谷川俊太郎
11.01.11 「13階段」 高野和明

10.12.04 「永遠のとなり」 白石一文
10.09.26 「黒革の手帖 上」 松本清張
10.08.28 「パワー系181」 墨谷渉
10.08.15 「僕のなかの壊れていない部分」 白石一文
10.08.14 「船に乗れ! 1」 藤谷治
10.08.09 「幽霊人命救助隊」 高野和明
10.06.18 「姑獲鳥の夏」 京極夏彦
10.06.17 「りすん」 諏訪哲史
10.06.15 「天地明察」 冲方丁
10.05.01 「藪の中」 芥川龍之介
10.04.26 「板尾日記」 板尾創路
10.04.22 「gift」 古川日出男
10.04.17 「シンデレラ・ティース」 坂木司
10.04.01 「深泥丘奇談」 綾辻行人
10.02.28 「夫婦茶碗」 町田康
10.02.11 「カラスの親指」 道尾秀介
10.02.07 「雪が降る」 藤原伊織
10.01.13 「万華鏡」 遠藤周作

09.12.27 「占星術殺人事件」 島田荘司
09.12.22 「何もかも憂鬱な夜に」 中村文則
09.10.14 「茗荷谷の猫」 木内昇
09.09.10 「犬神博士」 夢野久作
09.08.14 「禁断のパンダ」 拓未司
09.08.07 「未来のおもいで」 梶尾真治
09.07.31 「氷菓」 米澤穂信
09.04.24 「瓶詰の地獄」 夢野久作
09.02.14 「ストロベリーナイト」 誉田哲也
09.01.25 「月光ゲーム」 有栖川有栖
08.12.16 「林檎の木の道」 樋口有介
08.11.06 「疾風ガール」 誉田哲也
08.10.19 「雪虫」 堂場舜一
08.10.05 「99%の誘拐」 岡嶋二人
08.09.15 「転々」 藤田宜永
08.07.01 「マリオネット園《あかずの扉》研究会首吊塔へ」 霧舎巧
08.06.24 「花の下にて春死なむ」 北森鴻
08.05.24 「追憶のかけら」 貫井徳郎
08.05.12 「たそがれ清兵衛」 藤沢周平
08.04.26 「鬼平犯科帳1」 池波正太郎
08.04.15 「慟哭」 貫井徳郎
08.04.14 「イニシエーション・ラブ」 乾くるみ
08.03.15 「NHKにようこそ!」 滝本竜彦
08.03.03 「太陽の塔」 森見登美彦
08.02.28 「ラヴレター」 岩井俊二
08.02.21 「夜消える」 藤沢周平
08.02.20 「蛍川」 宮本輝
08.02.09 「古畑任三郎 1」 三谷幸喜
08.02.03 「クワイエットルームにようこそ」 松尾スズキ
08.01.22 「犯人に告ぐ 下」 雫井脩介
08.01.14 「鴨川ホルモー」 万城目学
08.01.12 「Little DJ」 鬼塚忠

07.12.06 「時をかける少女」 筒井康隆
07.11.25 「猛スピードで母は」 長嶋有
07.11.19 「冷静と情熱の間」 辻仁成
07.10.17 「犯人に告ぐ 上」 雫井脩介
07.10.05 「新釈 走れメロス」 森見登美彦
07.08.29 「ドグラ・マグラ 下」 夢野久作
07.08.03 「夜の果てまで」 盛田隆二
07.07.31 「ドグラ・マグラ 上」 夢野久作
07.06.29 「クローズド・ノート」 雫井脩介
07.06.28 「涼宮ハルヒの憂鬱」 谷川流
07.06.20 「春期限定いちごタルト事件」 米澤穂信
07.06.05 「スタア」 清水義範
07.06.01 「推理小説」 秦建日子
07.05.27 「ゴーストバスターズ―冒険小説」 高橋源一郎
07.05.26 「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦
07.05.22 「ジョン・レノンを信じるな」 片山恭一
07.05.20 「さようなら、ギャングたち」 高橋源一郎
07.05.10 「憑神」 浅田次郎
07.04.27 「制服捜査」 佐々木譲
07.03.18 「あかね空」 山本一力
07.03.17 「フリクリ1」 榎戸洋司
07.02.27 「さびしさの授業」 伏見憲明
07.02.16 「そのときは彼によろしく」 市川拓司
06.11.27 「隠し剣秋風抄」 藤沢周平
06.11.07 「いちご同盟」 三田誠広
06.10.20 「地下鉄(メトロ)に乗って」 浅田次郎
06.10.15 「ジュリエットの悲鳴」 有栖川有栖
06.08.22 「陰日向に咲く」 劇団ひとり
06.07.05 「東京タワー」 リリー・フランキー

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■作家別一覧

(2012.12.01 最終更新)

リンク貼りたいですねぇ…ゆくゆくは。
と言いながら、5年以上放置。

作家順で、尚且つ私が面白いと思った順番に並んでいます。
かなりざっくり、極端についていますから、悪しからず。
参考までに。

■【あ行】-----------------------------------------------------

・青山七恵
 ★★★★☆  「やさしいため息」
 ★★★★☆ 「かけら」 
 ★☆☆☆☆ 「窓の灯」

・アガサ・クリスティー
 ★★★★★ 「そして誰もいなくなった」
 ★★★★★ 「オリエント急行の殺人」

・芥川龍之介
 ★★★★☆ 「藪の中」

・朝井リョウ
 ★★★☆☆ 「桐島、部活やめるってよ」

・浅田次郎
 ★★★★★ 「天切り松闇がたり 闇の花道」  
 ★★★★☆ 「憑神」
 ★☆☆☆☆ 「地下鉄に乗って」

・あさのあつこ
 ★★★★☆ 「The MANZAI 1」
 ★★★★☆ 「The MANZAI 2」
 ★★★★☆ 「The MANZAI 3」
 ★★★★☆ 「バッテリー 1」
 ★★★★☆ 「バッテリー 2」
 ★★★★☆ 「バッテリー 3」
 ★★★★☆ 「バッテリー 4」
 ★★★★☆ 「バッテリー 5」
 ★★★★☆ 「バッテリー 6」
 ★★★★☆ 「ラスト・イニング」
 ★★★☆☆ 「The MANZAI 4」
 ★★★☆☆ 「NO.6 #1」
 ★★★☆☆ 「NO.6 #2」
 ★★★☆☆ 「ガールズブルー」
 ★★☆☆☆  「The MANZAI 5」
 ★★☆☆☆ 「ありふれた風景画」

・有川浩
 ★★★★★ 「シアター!2」  
 ★★★★★ 「シアター! 」  
 ★★★★☆ 「フリーター、家を買う。」  
 ★★★★☆ 「阪急電車」
 ★★★☆☆ 「ストーリー・セラー」
 ★★★☆☆ 「レインツリーの国」

・有栖川有栖
 ★★★☆☆  「月光ゲーム」
 ★★☆☆☆ 「ジュリエットの悲鳴」

・綾辻行人
 ★★★☆☆ 「深泥丘奇談」

・池波正太郎
 ★★★☆☆ 「鬼平犯科帳1」

・伊坂幸太郎
 ★★★★★ 「オーデュボンの祈り」
 ★★★★★ 「重力ピエロ」
 ★★★★☆ 「陽気なギャングが地球を回す」
 ★★★★☆ 「死神の精度」
 ★★★★☆ 「アヒルと鴨のコインロッカー」
 ★★★★☆ 「グラスホッパー」
 ★★★★☆ 「ラッシュライフ」
 ★★★★☆ 「チルドレン」
 ★★★★☆ 「終末のフール」
 ★★★★☆ 「実験4号」 山下敦弘共著
 ★★★★☆ 「ゴールデンスランバー」
 ★★★★☆ 「フィッシュストーリー」
 ★★★☆☆ 「砂漠」
 ★★★☆☆ 「魔王」
 ★★★☆☆ 「陽気なギャングの日常と襲撃」
 ★★★☆☆  「モダンタイムス」
 ★★★☆☆ 「PK」  
 ★★★☆☆ 「マリアビートル」  
 ★★★☆☆ 「絆のはなし」

・石井睦美
 ★★★★☆ 「レモン・ドロップス」

・石田衣良
 ★★★★☆ 「うつくしい子ども」
 ★★★★☆ 「娼年」
 ★★★★☆ 「池袋ウエストゲートパーク 1」
 ★★★☆☆ 「4TEEN」
 ★★★☆☆  「約束」
 ★☆☆☆☆ 「ぼくとひかりと園庭で」

・石持浅海
 ★★★★★  「温かな手」
 ★★★★☆ 「扉は閉ざされたまま」
 ★★★★☆ 「Rのつく月には気をつけよう」 
 ★★★★☆ 「顔のない敵」
 ★★☆☆☆  「君の望む死に方」
 ★★☆☆☆ 「セリヌンティウスの舟」

・板尾創路
 ★★★★☆ 「板尾日記」

・市川拓司
 ★★★☆☆ 「今、会いにゆきます」
 ★★☆☆☆ 「その時は彼によろしく」

・絲山秋子
 ★★★☆☆ 「沖で待つ」

・伊藤たかみ
 ★★★★☆ 「ミカ!」
 ★★★★☆ 「ミカ×ミカ!」
 ★★★☆☆ 「ぎぶそん」
 ★★☆☆☆ 「八月の路上に捨てる」
 ★★☆☆☆ 「指輪をはめたい」
 ★★☆☆☆ 「助手席にて、グルグル・ダンスを踊って」

・乾くるみ
 ★★★☆☆ 「イニシエーション・ラブ」

・井上荒野
 ★★★★☆ 「切羽へ」
 ★★★★☆ 「静子の日常」
 ★★★☆☆ 「ズームーデイズ」

・井上ひさし
 ★★★★☆ 「吉里吉里人 上」 

・岩井俊二
 ★★★☆☆ 「ラヴレター」

・上橋菜穂子
 ★★★★☆ 「精霊の守り人」

・内田樹
 ★★★★★ 「下流志向」
 ★★★★☆ 「疲れすぎて眠れぬ夜のために」
 ★★★☆☆ 「「おじさん」的思考」  

・歌野晶午
 ★★★★☆ 「世界の終わり、あるいは始まり」
 ★★★★☆ 「密室殺人ゲーム大手飛車取り」  
 ★★★☆☆ 「葉桜の季節に君を想うということ」
 ★★★☆☆ 「長い家の殺人」
 ★★★☆☆ 「ハッピーエンドにさよならを」  
 ★★☆☆☆ 「正月十一日、鏡殺し」

・冲方丁
 ★★★★☆ 「天地明察」

・江國香織
 ★★★☆☆ 「号泣する準備は出来ていた」

・エドガー・アラン ポー
 ★★★★☆ 「モルグ街の殺人・黄金虫」

・榎戸洋司
 ★★★☆☆ 「フリクリ 1」
 ★★★☆☆ 「フリクリ 2」
 ★★★☆☆ 「フリクリ 3」

・遠藤周作
 ★★★★★ 「万華鏡」

・大崎善生
 ★★★☆☆ 「アジアンタムブルー」
 ★★★☆☆ 「パイロットフィッシュ」
 ★★☆☆☆ 「九月の四分の一」

・大島真寿美
 ★★★★★ 「ふじこさん」  
 ★★★★☆ 「ほどけるとける」
 ★★★★☆ 「戦友の恋」  

・大沼紀子
 ★★★★☆ 「真夜中のパン屋さん」 

・大山淳子
 ★★★★★ 「猫弁」  

・岡嶋二人
 ★★★★☆ 「99%の誘拐」

・小笠原慧
 ★★★☆☆ 「DZ」

・小川洋子
 ★★★★★ 「博士の愛した数式」
 ★★★☆☆ 「ミーナの行進」

・荻原浩
 ★★★★★ 「明日の記憶」
 ★★★★☆ 「神様からひと事」
 ★★★★☆ 「ハードボイルド・エッグ」
 ★★★☆☆ 「誘拐ラプソディ」  
 ★★★☆☆ 「噂」
 ★★★☆☆ 「オロロ畑でつかまえて」
 ★★★☆☆ 「押入れのちよ」
 ★★☆☆☆ 「メリーゴーランド」
 ★★☆☆☆ 「コールドゲーム」
 ★★☆☆☆ 「さよならバースディ」
 ★★☆☆☆ 「ママの狙撃銃」

・奥田英朗
 ★★★★☆ 「空中ブランコ」
 ★★★★☆ 「サウス・バウンド」
 ★★★★☆ 「最悪」
 ★★★☆☆ 「家日和」
 ★★★☆☆ 「イン・ザ・プール」 
 ★★★☆☆ 「町長選挙」
 ★★★☆☆ 「真夜中のマーチ」

・乙一
 ★★★★★ 「GOTH」
 ★★★★★ 「暗いところで待ち合わせ」
 ★★★★☆ 「夏と花火と私の死体」
 ★★★☆☆ 「平面いぬ。」
 ★★★☆☆ 「銃とチョコレート」
 ★★★☆☆ 「失はれる物語」
 ★★★☆☆ 「死者のための音楽」
 ★★★☆☆ 「さみしさの周波数」
 ★★★☆☆ 「天帝妖狐」
 ★★★☆☆ 「小生物語」
 ★★☆☆☆ 「暗黒童話」
 ★★☆☆☆ 「失踪HOLIDAY」
 ★★☆☆☆ 「死にぞこないの青」

・鬼塚忠
 ★★★☆☆ 「Little DJ」

・恩田陸
 ★★★★☆ 「六番目の小夜子」
 ★★★☆☆ 「夜のピクニック」
 ★★★☆☆ 「木洩れ日に泳ぐ魚」
 ★★★☆☆ 「蛇行する川のほとり」

■【か行】-----------------------------------------------------

・海堂尊
 ★★★★☆  「ジェネラル・ルージュの凱旋 上」
 ★★★★☆  「ジェネラル・ルージュの凱旋 下」
 ★★★☆☆ 「チーム・バチスタの栄光 上」
 ★★★☆☆ 「チーム・バチスタの栄光 下」
 ★★★☆☆ 「ナイチンゲールの沈黙 上」
 ★★☆☆☆  「ナイチンゲールの沈黙 下」

・角田光代
 ★★★★★ 「対岸の彼女」
 ★★★★★  「予定日はジミー・ペイジ」
 ★★★★☆  「八日目の蝉」
 ★★★★☆ 「だれかのことを強く思ってみたかった」
 ★★★★☆ 「ぼくとネモ号と彼女たち」  
 ★★★★☆ 「これからはあるくのだ」  
 ★★★★☆ 「くまちゃん」
 ★★★★☆ 「学校の青空」
 ★★★★☆ 「太陽と毒ぐも」
 ★★★★☆ 「あしたはアルプスを歩こう」
 ★★★★☆ 「だれかのいとしいひと」
 ★★★★☆  「マザコン」
 ★★★★☆ 「しあわせのねだん」  
 ★★★★☆ 「この本が、世界に存在することに」
 ★★★★☆ 「福袋」
 ★★★★☆ 「ぼくはきみのおにいさん」
 ★★★★☆ 「キッドナップ・ツアー」
 ★★★★☆ 「ドラママチ」
 ★★★★☆ 「Presents」  
 ★★★★☆ 「みどりの月」  
 ★★★★☆  「ちいさな幸福」
 ★★★☆☆ 「人生ベストテン」
 ★★★☆☆ 「ロック母」
 ★★★☆☆ 「トリップ」
 ★★★☆☆ 「エコノミカル・パレス」
 ★★★☆☆ 「東京ゲスト・ハウス」
 ★★★☆☆ 「あしたはうんと遠くへいこう」  
 ★★★☆☆ 「恋するように旅をして」
 ★★☆☆☆ 「月と雷」  
 ★★☆☆☆ 「ピンク・バス」
 ★★☆☆☆ 「菊葉荘の幽霊たち」
 ★★☆☆☆ 「おやすみ、こわい夢を見ないように」
 ★★☆☆☆ 「三面記事小説」
 ★★☆☆☆ 「まどろむ夜のUFO」
 ★★☆☆☆ 「夜をゆく飛行機」
 ★★☆☆☆ 「空中庭園」
 ★★☆☆☆ 「三月の招待状」
 ★★☆☆☆ 「夜かかる虹」
 ★★☆☆☆ 「愛がなんだ」  
 ★★☆☆☆ 「幸福な遊戯」

・梶尾真治
 ★★★☆☆ 「未来のおもいで」

・片山恭一
 ★☆☆☆☆ 「ジョン・レノンを信じるな」

・上遠野浩平
 ★★★★☆ 「ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ」
 ★★★★☆ 「ブギーポップ・リターンズVSイマジネーター Part1」
 ★★★★☆ 「ブギーポップ ジンクスショップへようこそ」
 ★★★☆☆ 「ブギーポップ・ミッシング ペパーミントの魔術師」
 ★★★☆☆ 「ブギーポップは笑わない」
 ★★★☆☆ 「ブギーポップ エンブリオ炎生」  
 ★★☆☆☆ 「夜明けのブギーポップ」

・金原ひとみ
 ★★★☆☆ 「蛇にピアス」

・金城一紀
 ★★★★★ 「SP」
 ★★★★★ 「レボリューション No.3」
 ★★★★☆ 「フライ,ダディ,フライ」
 ★★★★☆ 「映画編」
 ★★★★☆ 「SPEED」

・桂望実
 ★★★★☆ 「ボーイズ・ビー」
 ★★★☆☆ 「県庁の星」
 ★★★☆☆ 「明日この手を放しても」
 ★★☆☆☆ 「Run!Run!Run!」

・垣根涼介
 ★★★★★ 「借金取りの王子」
 ★★★★☆ 「ワイルド・ソウル 上」 
 ★★★☆☆ 「ヒートアイランド」  

・加納朋子
 ★★★★☆ 「ななつのこ」

・川上弘美
 ★★★★★ 「センセイの鞄」
 ★★★★★ 「ざらざら」
 ★★★★☆ 「パレード」
 ★★★★☆ 「龍宮」
 ★★★☆☆ 「溺レる」
 ★★★☆☆ 「蛇を踏む」
 ★★★☆☆ 「おめでとう」  
 ★★★☆☆ 「真鶴」

・川上未映子
 ★★★★★ 「六つの星星」 
 ★★★★★ 「乳と卵」
 ★★★★☆ 「ヘヴン」
 ★★★★☆ 「わたくし率 イン 歯ー、または世界」  
 ★★★★☆ 「そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります」

・カルロス・ルイス・サフォン
 ★★★★☆ 「風の影 上」

・木内昇
 ★★★★☆ 「茗荷谷の猫」

・北村薫
 ★★★★☆ 「スキップ」
 ★★★★☆ 「覆面作家は二人いる」
 ★★★☆☆ 「冬のオペラ」
 ★★★☆☆ 「1950年のバックトス」 
 ★★★☆☆ 「鷺と雪」

・北村鴻
 ★★★☆☆ 「花の下にて春死なむ」

・霧舎巧
 ★★★☆☆ 「マリオネット園あかずの扉研究会首吊塔へ」

・桐野夏生
 ★★★★☆ 「柔らかな頬」
 ★★★★☆  「OUT 上」
 ★★★★☆  「アンボス・ムンドス」
 ★★★☆☆ 「OUT 下」
 ★★★☆☆ 「錆びる心」
 ★★★☆☆ 「IN」 
 ★★☆☆☆ 「顔に降りかかる雨」
 ★★☆☆☆ 「リアルワールド」  

・京極夏彦
 ★★★☆☆ 「姑獲鳥の夏」

・草薙厚子
 ★★★★☆ 「僕はパパを殺すことに決めた」

・栗田有起
 ★★★☆☆ 「ハミザベス」

・劇団ひとり
 ★★★☆☆ 「陰日向に咲く」

・コナン・ドイル
 ★★★☆☆ 「四つの署名」

・近藤史恵
 ★★★☆☆  「にわか大根」

■【さ行】-----------------------------------------------------

・桜庭一樹
 ★★★★☆ 「少女七竈と七人の可愛そうな大人」
 ★★★★☆ 「私の男」
 ★★★☆☆ 「赤朽葉家の伝説」
 ★★★☆☆ 「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」
 ★★★☆☆ 「赤×ピンク」  
 ★★☆☆☆ 「ブルースカイ」

・坂木司
 ★★★★☆ 「シンデレラ・ティース」

・坂口安吾
 ★★★★☆ 「桜の森の満開の下」  
 ★★★★☆ 「堕落論」  

・笹生洋子
 ★★★☆☆ 「僕らのサイテーの夏」 
 ★★★☆☆ 「ぼくは悪党になりたい」

・佐藤多佳子
 ★★★★★ 「一瞬の風になれ 1」
 ★★★★★ 「一瞬の風になれ 2」
 ★★★★★ 「一瞬の風になれ 3」
 ★★★★☆ 「黄色い目の魚」
 ★★★★☆ 「しゃべれどもしゃべれども」
 ★★★☆☆ 「サマータイム」
 ★☆☆☆☆ 「スローモーション」

・佐々木譲
 ★★★☆☆ 「制服捜査」

・時雨沢恵一
 ★★★★★ 「キノの旅 Ⅰ」
 ★★★★★ 「キノの旅 Ⅷ」  
 ★★★★☆ 「キノの旅 Ⅱ」
 ★★★★☆ 「キノの旅 Ⅳ」
 ★★★★☆ 「キノの旅 Ⅴ」
 ★★★★☆ 「キノの旅 Ⅹ」  
 ★★★★☆ 「キノの旅 Ⅸ」 
 ★★★☆☆ 「キノの旅 Ⅲ」
 ★★★☆☆ 「キノの旅 Ⅶ」
 ★★★☆☆ 「夜が運ばれてくるまでに」  

・重松清
 ★★★★★ 「ビタミンF」
 ★★★★★ 「リビング」  
 ★★★★☆  「ナイフ」
 ★★★★☆ 「疾走 上」
 ★★★★☆ 「その日のまえに」
 ★★★★☆ 「きよしこ」
 ★★★☆☆ 「疾走 下」
 ★★★☆☆ 「カシオペアの丘で 上」

・雫井脩介
 ★★★☆☆ 「犯人に告ぐ 上」
 ★★★☆☆ 「犯人に告ぐ 下」
 ★★★☆☆ 「クローズド・ノート」

・柴田よしき
 ★★☆☆☆ 「観覧車」 

・島田荘司
 ★★★★☆ 「占星術殺人事件」
 ★★★☆☆ 「御手洗潔のダンス」  

・島本理生
 ★★★★☆ 「大きな熊が来る前に、おやすみ。」
 ★★★☆☆ 「ナラタージュ」
 ★★★☆☆ 「シルエット」
 ★★★☆☆  「クローバー」
 ★★☆☆☆  「あなたの呼吸が止まるまで」

・清水義範
 ★★☆☆☆ 「スタア」

・白石一文
 ★★★★☆ 「僕のなかの壊れていない部分」
 ★★★☆☆ 「永遠のとなり」

・白石まみ
 ★★★★☆ 「探し物は恋なんです」  

・墨谷渉
 ★☆☆☆☆ 「パワー系181」

・諏訪哲史
 ★★★★★ 「りすん」 
 ★★★★☆ 「アサッテの人」

・瀬尾まいこ
 ★★★★☆ 「幸福な食卓」
 ★★★★☆ 「卵の緒」
 ★★★★☆ 「天国はまだ遠く」
 ★★★☆☆ 「温室デイズ」
 ★★★☆☆ 「図書館の神様」  
 ★★★☆☆ 「幸運の持ち主」
 ★★★☆☆ 「楽しい音楽」
 ★★★☆☆ 「見えない誰かと」

・仙川環
 ★★☆☆☆ 「感染」

■【た行】-----------------------------------------------------

・高橋源一郎
 ★★★★☆ 「ゴーストバスターズ冒険小説」
 ★★★★☆ 「さようなら、ギャングたち」

・高野和明
 ★★★★★ 「幽霊人命救助隊」
 ★★★★★ 「13階段」  
 ★★★★★ 「ジェノサイド」  

・滝本竜彦
 ★★★☆☆ 「NHKにようこそ!」

・拓未司
 ★★★☆☆ 「禁断のパンダ」

・太宰治
 ★★★★★ 「女生徒」
 ★★★★☆ 「人間失格」
 ★★★★☆ 「走れメロス」
 ★★★★☆ 「斜陽」 太宰治  
 ★★★★☆ 「ヴィヨンの妻」

・田辺聖子
 ★★★★☆ 「ジョゼと虎と魚たち」

・谷川俊太郎
 ★★★★★ 「はだか」
 ★★★★★ 「シャガールと木の葉」
 ★★★★★ 「女に」
 ★★★★☆ 「定義」
 ★★★★☆  「これが私の優しさです」
 ★★★★☆ 「夜のミッキー・マウス」
 ★★★★☆ 「生きる」  

・谷川流
 ★★★★☆ 「涼宮ハルヒの憂鬱」

・辻仁成
 ★★☆☆☆ 「冷静と情熱の間」

・辻村深月
 ★★★★☆ 「子どもたちは夜と遊ぶ 上」

・筒井康隆
 ★★★☆☆ 「時をかける少女」

・津村記久子
 ★★★★☆ 「君は永遠にそいつらより若い」
 ★★★☆☆ 「カソウスキの行方」
 ★★★☆☆ 「婚礼、葬礼、その他」
 ★★☆☆☆ 「アレグリアとは仕事はできない」

・堂場舜一
 ★★☆☆☆  「雪虫」

・豊島ミホ
 ★★★★★ 「底辺女子高生」
 ★★★★☆ 「檸檬のころ」
 ★★★★☆ 「神田川デイズ」
 ★★★★☆ 「エバーグリーン」
 ★★★★☆ 「花が咲く頃いた君と」
 ★★★★☆ 「夏が僕を抱く」  
 ★★★☆☆ 「陽の子雨の子」
 ★★★☆☆ 「リリイの籠」
 ★★★☆☆ 「ぽろぽろドール」
 ★☆☆☆☆ 「ブルースノウ・ワルツ」

■【な行】-----------------------------------------------------

・中島たい子
 ★★★★☆  「建てて、いい?」
 ★★★☆☆ 「そろそろくる」
 ★★★☆☆ 「漢方小説」

・中村文則
 ★★☆☆☆ 「何もかも憂鬱な夜に」

・長嶋有
 ★★★★☆ 「猛スピードで母は」
 ★★☆☆☆ 「タンノイのエジンバラ」 

・長野まゆみ
 ★★★★☆ 「少年アリス」

・梨木香歩
 ★☆☆☆☆ 「西の魔女が死んだ」

・梨屋アリエ
 ★★★☆☆ 「夏の階段」

・夏樹静子
 ★★★☆☆ 「Wの悲劇」

・夏目漱石
 ★★★★★ 「こころ」
 ★★★★★ 「私の個人主義」
 ★★★★★ 「吾輩は猫である」
 ★★★★★ 「坊っちゃん」
 ★★★★☆ 「彼岸過迄」  
 ★★★★☆  「三四郎」
 ★★★★☆ 「坑夫」
 ★★★★☆ 「草枕」
 ★★★★☆ 「文鳥・夢十夜」  
 ★★★★☆ 「行人」  
 
・成田良悟
 ★★★☆☆ 「デュラララ!!」

・西加奈子
 ★★★★☆ 「あおい」
 ★☆☆☆☆ 「炎上する君」  

・西川美和
 ★★★★☆ 「ゆれる」
 ★★★☆☆ 「きのうの神さま」

・西澤保彦
 ★★★★★ 「七回死んだ男」
 ★★★★☆ 「彼女が死んだ夜」
 ★★★★☆ 「身代わり」
 ★★★★☆ 「解体諸因」
 ★★★☆☆ 「仔羊たちの聖夜」
 ★★☆☆☆ 「幻惑密室」

・西村賢太
 ★★★☆☆ 「苦役列車」

・貫井徳郎
 ★★★☆☆ 「慟哭」
 ★★★☆☆ 「追憶のかけら」

・沼田まほかる
 ★★★★☆ 「猫鳴り」
 ★★★☆☆ 「彼女がその名を知らない鳥たち」   

・ねじめ正一
 ★★★★☆ 「荒地の恋」
 ★★★★☆ 「高円寺純情商店街」 

・乃南アサ
 ★★☆☆☆ 「団欒」

■【は行】-----------------------------------------------------

・パウロコエーリョ
 ★☆☆☆☆ 「ベロニカは死ぬことにした」

・橋本紡
 ★★★☆☆  「流れ星が消えないうちに」

・畠中恵
 ★★★☆☆ 「しゃばけ」
 ★★☆☆☆ 「つくもがみ貸します」 

・秦建日子
 ★★★☆☆ 「推理小説」

・林真理子
 ★★☆☆☆ 「anego」

・葉山透
 ★★★★★ 「0能者ミナト〈3〉」
 ★★★★★ 「0能者ミナト〈2〉」
 ★★★★☆ 「0能者ミナト〈4〉」
 ★★★★☆ 「0能者ミナト」
 ★★★☆☆ 「9S ナインエス <1>」

・原田マハ
 ★★★★☆ 「ごめん」

・坂東真砂子
 ★★★★☆ 「山妣」
 ★★★★☆ 「葛橋」
 ★★★★☆ 「異国の迷路」   
 ★★★☆☆ 「死国」

・東川篤哉
 ★★☆☆☆ 「謎解きはディナーのあとで」  

・東野圭吾
 ★★★★☆ 「白夜行」
 ★★★★☆  「幻夜」
 ★★★★☆ 「手紙」
 ★★★★☆ 「容疑者Xの献身」
 ★★★★☆ 「時生」
 ★★★★☆ 「仮面山荘殺人事件」
 ★★★★☆ 「私が彼を殺した」
 ★★★★☆  「悪意」
 ★★★★☆ 「どちらかが彼女を殺した」
 ★★★☆☆ 「予知夢」
 ★★★☆☆ 「名探偵の掟」  
 ★★★☆☆ 「むかし僕が死んだ家」
 ★★★☆☆  「聖女の救済」
 ★★★☆☆  「眠りの森」
 ★★★☆☆ 「宿命」
 ★★★☆☆ 「変身」
 ★★★☆☆ 「十字屋敷のピエロ」
 ★★★☆☆  「殺人の門」
 ★★★☆☆  「赤い指」
 ★★★☆☆ 「さまよう刃」 
 ★★★☆☆ 「ウインクで乾杯」

・樋口有介
 ★★☆☆☆  「林檎の木の道」

・姫野カオルコ
 ★★★★★ 「もう私のことはわからないのだけれど」
 ★★★★☆ 「蕎麦屋の恋」 
 ★★★★☆ 「整形美女」
 ★★★★☆ 「受難」

・姫野友美
 ★★☆☆☆ 「女はなぜ突然怒り出すのか?」

・百田尚樹
 ★★★★★ 「永遠のゼロ」

・藤沢周平
 ★★★★☆ 「隠し剣秋風抄」
 ★★★★☆ 「たそがれ清兵衛」
 ★★★☆☆ 「夜消える」

・藤田宜永
 ★★★☆☆ 「転々」

・藤谷治
 ★★★★☆ 「船に乗れ! 1」

・藤原伊織
 ★★★★☆ 「雪が降る」

・伏見憲明
 ★★★★☆ 「さびしさの授業」

・フランソワーズ・サガン
 ★★★★☆ 「悲しみよこんにちは」
 ★★★★☆ 「ある微笑」

・古川日出男
 ★★☆☆☆ 「gift」 

・ヘッセ
 ★★★★★ 「知と愛」

・本多孝好
 ★★★★☆ 「MOMENT」
 ★★★★☆ 「真夜中の五分前 side-A」
 ★★★★☆ 「MISSING」
 ★★★☆☆ 「正義のミカタ」
 ★★★☆☆ 「真夜中の五分前 side-B」
 ★★★☆☆ 「FINE DAYS」
 ★★★☆☆ 「チェーン・ポイズン」
 ★★☆☆☆ 「ALONE TOGETHER」

・誉田哲也
 ★★★★☆  「疾風ガール」
 ★★☆☆☆  「ストロベリーナイト」

■【ま行】-----------------------------------------------------

・万城目学
 ★★★★☆ 「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」  
 ★★★☆☆ 「鴨川ホルモー」

・町田康
 ★★★★☆ 「夫婦茶碗」

・松岡圭祐
 ★★★★★ 「万能鑑定士Qの事件簿 Ⅱ」  
 ★★★★★ 「万能鑑定士Qの事件簿 Ⅰ」  
 ★★★★☆ 「催眠」

・松尾スズキ
 ★★★☆☆ 「クワイエットルームにようこそ」

・松尾由美
 ★★☆☆☆ 「九月の恋に出会うまで」

・松本清張
 ★★★★☆ 「黒革の手帖 上」

・三浦しをん
 ★★★★★ 「風が強く吹いている」
 ★★★★☆ 「まほろ駅前多田便利軒」
 ★★★☆☆ 「舟を編む」  
 ★★★☆☆ 「私が語りはじめた彼は」
 ★★☆☆☆ 「格闘する者に○」

・三崎亜記
 ★★★★☆ 「バスジャック」
 ★★★☆☆ 「となり町戦争」
 ★★☆☆☆ 「失われた町」

・水野敬也
 ★★★☆☆ 「夢をかなえるゾウ」

・三田誠広
 ★★★★☆ 「いちご同盟」

・三谷幸喜
 ★★★☆☆ 「古畑任三郎 1」

・道尾秀介
 ★★★☆☆ 「カラスの親指」

・湊かなえ
 ★★★☆☆ 「告白」

・ミヒャエル・エンデ
 ★★★☆☆ 「モモ」

・宮下奈都
 ★★★☆☆ 「田舎の紳士服店のモデルの妻」
 ★★★☆☆ 「太陽のパスタ、豆のスープ」

・宮部みゆき
 ★★★★★ 「火車」 
 ★★★★☆ 「理由」
 ★★★★☆ 「初ものがたり」
 ★★★★☆ 「レベル7」
 ★★★★☆ 「あかんべえ」
 ★★★★☆ 「模倣犯1」  
 ★★★★☆ 「名もなき毒」
 ★★★★☆ 「ステップファザー・ステップ」
 ★★★★☆ 「あやし」
 ★★★★☆ 「R.P.G」
 ★★★★☆ 「長い長い殺人」  
 ★★★☆☆ 「魔術はささやく」
 ★★★☆☆ 「誰か」
 ★★★☆☆ 「夢にも思わない」
 ★★☆☆☆ 「人質カノン」
 ★★☆☆☆ 「返事はいらない」
 ★☆☆☆☆ 「今夜は眠れない」

・宮本輝
 ★★★☆☆ 「蛍川」

・村上春樹
 ★★★★★ 「ノルウェイの森」
 ★★★★★ 「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
 ★★★★☆ 「ダンス・ダンス・ダンス」 
 ★★★★☆ 「羊をめぐる冒険」
 ★★★★☆  「1Q84 BOOK1」
 ★★★★☆  「1Q84 BOOK2」
 ★★★★☆ 「東京奇譚集」 
 ★★★★☆ 「中国行きのスローボート」 
 ★★★☆☆ 「国境の南、太陽の西」
 ★★★☆☆ 「風の歌を聴け」 
 ★★★☆☆ 「海辺のカフカ」
 ★★★☆☆ 「スプートニクの恋人」
 ★★★☆☆ 「パン屋再襲撃」
 ★★★☆☆ 「1973年のピンボール」
 ★★★☆☆ 「ねじまき鳥クロニクル 第1部:泥棒かささぎ編」
 ★★★☆☆ 「神の子どもたちはみな踊る」
 ★★☆☆☆ 「レキシントンの幽霊」
 ★☆☆☆☆ 「アフターダーク」

・村上龍
 ★★★★★ 「69 sixty nine」
 ★★★★★ 「長崎オランダ村」
 ★★★★☆ 「五分後の世界」
 ★★★☆☆ 「コインロッカー・ベイビーズ 上」
 ★★★☆☆ 「悲しき熱帯」 村上龍

・村山由香
 ★☆☆☆☆ 「天使の卵」

・群ようこ
 ★★☆☆☆ 「かもめ食堂」

・茂木健一郎
 ★★★★★ 「脳が変わる生き方」
 ★★★★☆ 「欲望解剖」

・本谷有希子
 ★★★☆☆ 「腑抜けども悲しみの愛を見せろ」
 ★★★☆☆ 「江利子と絶対」
 ★★★☆☆ 「ほんたにちゃん」 
 ★★★☆☆  「偏路」

・森絵都
 ★★★★★ 「カラフル」
 ★★★★★ 「DIVE!!」
 ★★★★☆ 「風に舞い上がるビニールシート」 
 ★★★★☆ 「君と一緒に生きよう」
 ★★★☆☆ 「アーモンド入りチョコレートのワルツ」
 ★★★☆☆ 「つきのふね」
 ★★★☆☆  「ゴールド・フィッシュ」
 ★★☆☆☆ 「ラン」

・盛田隆二
 ★★★☆☆ 「夜の果てまで」

・森博嗣
 ★★★★★  「フラッタ・リンツ・ライフ」
 ★★★★☆ 「ダウン・ツ・ヘヴン」
 ★★★★☆ 「封印再度」
 ★★★★☆ 「数奇にして模型」
 ★★★★☆ 「ナ・バ・テア」
 ★★★★☆  「笑わない数学者」
 ★★★★☆  「クレィドゥ・ザ・スカイ」
 ★★★★☆ 「幻惑の死と使途」 
 ★★★★☆  「アイソパラメトリック」
 ★★★★☆ 「夏のレプリカ」
 ★★★★☆ 「有限と微小のパン」
 ★★★☆☆ 「すべてがFになる」
 ★★★☆☆ 「そして二人だけになった」
 ★★★☆☆ 「スカイ・クロラ」
 ★★★☆☆ 「今はもうない」
 ★★★☆☆  「冷たい密室と博士たち」
 ★★★☆☆  「人形式モナリザ」
 ★★★☆☆  「詩的私的ジャック」
 ★★★☆☆  「Φは壊れたね」
 ★★★☆☆  「イナイ×イナイ」
 ★★★☆☆  「黒猫の三角」
 ★★★☆☆ 「虚空の逆マトリクス」  
 ★★☆☆☆ 「キラレ×キラレ」  
 ★★☆☆☆ 「レタス・フライ」

・森見登美彦
 ★★★★☆ 「夜は短し歩けよ乙女」
 ★★★★☆ 「新釈 走れメロス」
 ★★☆☆☆ 「太陽の塔」

■【や行】-----------------------------------------------------

・山崎ナオコーラ
 ★★★★☆ 「人のセックスを笑うな」
 ★★★★☆ 「指先からソーダ」

・山崎豊子
 ★★★★★ 「白い巨塔 1」
 ★★★★★ 「白い巨塔 2」

・山崎マキコ
 ★★★★☆  「盆栽マイフェアレディ」

・山田詠美
 ★★★☆☆ 「風味絶佳」

・山本一力
 ★★★★☆ 「あかね空」

・山本文緒
 ★★★★☆ 「絶対泣かない」
 ★★★★☆ 「プラナリア」
 ★★★★☆ 「みんないってしまう」
 ★★★★☆ 「ブラック・ティー」
 ★★★★☆  「ファースト・プライオリティー」
 ★★★★☆ 「アカペラ」  
 ★★★★☆ 「眠れるラプンツェル」
 ★★★★☆ 「そして私は一人になった」
 ★★★☆☆ 「ブルーもしくはブルー」
 ★★★☆☆ 「まぶしくて見えない」
 ★★☆☆☆ 「恋愛中毒」
 ★★☆☆☆ 「きっと君は泣く」
 ★★☆☆☆ 「落花流水」

・山本幸久
 ★★★☆☆ 「幸福ロケット」
 ★★★☆☆ 「笑う招き猫」

・夢野久作
 ★★★★☆ 「ドグラ・マグラ」
 ★★★★☆  「瓶詰の地獄」
 ★★★☆☆ 「犬神博士」

・湯本香樹実
 ★★★★☆ 「岸辺の旅」  

・吉田修一
 ★★★★★ 「悪人」
 ★★★★☆ 「パレード」 
 ★★★★☆ 「東京湾景」 
 ★★★★☆ 「最後の息子」
 ★★★★☆ 「さよなら渓谷」 
 ★★★★☆ 「うりずん」
 ★★★★☆ 「太陽は動かない」  
 ★★★★☆ 「パーク・ライフ」  
 ★★★★☆ 「初恋温泉」 
 ★★★★☆ 「横道世之介」
 ★★★☆☆ 「熱帯魚」
 ★★★☆☆ 「日曜日たち」
 ★★★☆☆ 「7月24日通り」
 ★★★☆☆ 「ひなた」
 ★★★☆☆ 「ランドマーク」
 ★★★☆☆ 「長崎乱楽坂」
 ★★★☆☆ 「キャンセルされた街の案内」
 ★★☆☆☆ 「静かな爆弾」
 ★★☆☆☆ 「春、バーニーズで」
 ★★☆☆☆  「元社員」
 ★★☆☆☆  「あの空の下で」
 ★★☆☆☆ 「平成猿蟹合戦図」 
 ★☆☆☆☆ 「女たちは二度遊ぶ」

・横山秀夫
 ★★★★★ 「クライマーズ・ハイ」
 ★★★★★ 「ルパンの消息」  
 ★★★★☆ 「出口のない海」
 ★★★★☆ 「深追い」
 ★★★★☆ 「臨場」
 ★★★★☆  「第三の時効」
 ★★★☆☆ 「半落ち」
 ★★★☆☆ 「看守眼」  
 ★★★☆☆ 「真相」
 ★★☆☆☆ 「震度0」

・米澤穂信
 ★★☆☆☆  「氷菓」
 ★★☆☆☆  「春期限定いちごタルト事件」

■【わ行】-----------------------------------------------------

・綿矢りさ
 ★★★☆☆ 「夢を与える」
 ★★☆☆☆ 「インストール」
 ★★☆☆☆ 「蹴りたい背中」

■【ら行】-----------------------------------------------------

・リリー・フランキー
 ★★★★★ 「東京タワー」

■【アンソロジーなど】---------------------------------------------

 ★★★★☆ 「はぴまり こんなバカンスアリですか」 高瀬ゆのか
 ★★★★☆ 「はぴまり こんなウェディングアリですか」 高瀬ゆのか
 ★★★★☆ 「川に死体のある風景」
 ★★★★☆ 「小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所」
 ★★★☆☆ 「I LOVE YOU」
 ★★★☆☆ 「JOY!」
 ★★☆☆☆ 「Re-born はじまりの一歩」
 ★★☆☆☆ 「甘い記憶―6 Sweet Memories」

■【その他】---------------------------------------------------

 ★★★★★ 「三陸海岸大津波」 吉村昭
 ★★★★★ 「人生がときめく片づけの魔法」 近藤麻理恵
 ★★★★★ 「風にそよぐ墓標」 門田隆将
 ★★★★★ 「くじけないで」 柴田トヨ
 ★★★★☆ 「津波と原発」 佐野眞一
 ★★★★☆ 「でっちあげ」 福田ますみ
 ★★★★☆ 「憂鬱でなければ、仕事じゃない」 見城 徹,藤田 晋
 ★★★★☆ 「新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか」 上杉隆
 ★★★★☆ 「聞く力―心をひらく35のヒント」 阿川佐和子
 ★★★★☆ 「置かれた場所で咲きなさい」 渡辺和子
 ★★★★☆ 「脳には妙なクセがある」 池谷裕二 
 ★★★★☆ 「ブラを捨て旅に出よう」 歩りえこ
 ★★★★☆ 「人生がときめく片づけの魔法2」 近藤麻理恵
 ★★★★☆ 「孤独」 北野武
 ★★★★☆ 「自殺って言えなかった。」 あしなが育英会編
 ★★★★☆ 「ブレーメンのおんがくたい」 グリム童話
 ★★★☆☆ 「企画書は1行」 野地秩嘉

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■つばき@セットリスト一覧

■つばき@セットリスト一覧

※これより新しいものは、こちらから → *ライブ(セットリスト一覧)

09.12.31 渋谷LUSH『Beat Happening SPECIAL!』
09.12.31 渋谷屋根裏『渋谷屋根裏Year End Special 2009→2010』
09.12.10 新宿NAKED LOFT『東名阪ワンマンツアー“花に雨”』
09.12.09 新宿LOFT『東名阪ワンマンツアー“花に雨”』
09.11.29 名古屋ell.SIZE『東名阪ワンマンツアー“花に雨”』
09.11.15 下北沢CLUB Que『shimokitaroundup2』
09.11.02 代々木ZherTheZoo(nano sound museum/小川さんサポート)
09.10.23 名古屋ell.FITS ALL『はじまりのツアー』
09.10.22 大阪2nd LINE『Rock mate』
09.09.29 渋谷CLUB QUATTRO『Beat Happening! MAX VOL.2』
09.09.23 渋谷屋根裏『渋谷屋根裏12周年記念』
09.09.11 京都MOJO『10th Anniversary & 一色徳保30th Birthday』
09.09.08 宇都宮HEAVEN'S ROCK『ベリテンライブ2009』
09.09.01 渋谷O-Crest(nano sound museum/小川さんサポート)
09.08.29 下北沢GARDEN『slow night』
09.08.25 豊橋ell.KNOT『ノートリー vol.1』
09.08.24 名古屋ell.FITS ALL『Wild Sheep Chase』
09.08.20 周南LIVE rise『夏の真撃-其の弐』
09.08.19 松山サロンキティ『SALON KITTY 15th ANNIVERSARY』
09.08.02 渋谷屋根裏(nano sound museum/小川さんサポート)
09.07.19 名古屋CLUB UPSET『RADIO CLASH』
09.07.18 京都MUSE『巡る旅』
09.07.15 下北沢CLUB Que『CLUB Que 夏の陣』
09.07.14 高円寺CLUB LINER『僕は覚めない夢の中』
09.07.05 高円寺HIGH(nano sound museum/小川さんサポート)
09.06.30 新宿LOFT『LOFT 10TH ANNIVERSARY』
09.06.26 大阪2nd LINE『そのライブ、目映いにつき』
09.06.22 渋谷DESEO(nano sound museum/小川さんサポート)
09.06.14 長野LIVE HOUSE J『UNISON SQUARE GARDEN』
09.06.12 京都SOLE CAFE『僕は覚めない夢の中』
09.06.09 渋谷O-Crest(nano sound museum/小川さんサポート)
09.06.07 下北沢440『結婚しようよ』
09.05.31 神戸VARIT.『UNISON SQUARE GARDEN』
09.05.30 浜松FORCE『UNISON SQUARE GARDEN』
09.05.27 高円寺HIGH(nano sound museum/小川さんサポート)
09.05.24 『流れ星をあげる2009』ワンマンツアーin渋谷QUATTRO
09.05.16 『流れ星をあげる2009』ワンマンツアーin仙台MACANA
09.05.10 『流れ星をあげる2009』ワンマンツアーin名古屋ell.SIZE
09.05.08 『流れ星をあげる2009』ワンマンツアーin大阪Shangri-La
09.05.06 『流れ星をあげる2009』ワンマンツアーin福岡DRUMSON
09.05.04 『流れ星をあげる2009』ワンマンツアーin松山SALONKITTY
09.05.01 『流れ星をあげる2009』ワンマンツアーin札幌COLONY
09.04.28 『流れ星をあげる2009』ワンマンツアーin下北沢SHELTER
09.04.19 下北沢GARAGE『ONE OF A KIND』
09.04.04 鹿児島SRHall『Color of Sound'09 supported by SR Factory』
09.04.02 京都MUSE『talk talk talk talk』
09.03.19 福岡DRUM Be-1
09.03.18 大分T.O.P.S『祝!トップス20周年 健とANIKIの祭り』
09.03.16 松山SALON KITTY『祝!トップス20周年 健とANIKIの祭り』
09.03.12 下北沢BASEMENT BAR『BeatHappening! vol.131』
09.03.05 下北沢CLUB Que『UNDERWATER WORLD 0903』
09.02.26 名古屋ell.FITS ALL『Wild Sheep Chase #7』
09.02.20 大阪2ndLINE『YU-JI ROCK TOWN 2009』
09.02.19 京都MUSE『YU-JI ROCK TOWN 2009 京都ミューズの激情 !!!』
09.02.01 渋谷O-WEST『OLYMPIC vol.3』
09.01.11 『メイドインジャパン vol.3』HEAVEN'S ROCK 宇都宮

08.12.31 渋谷屋根裏(31日→1日)
08.12.31 下北沢CLUB Que
08.12.31 高円寺CLUB LINER
08.12.30 横浜赤レンガ倉庫
08.12.20 高円寺CLUB LINER『DJしたい夜もある Vol.1』(小川さんDJ)
08.12.15 京都mojo『エレキレストラン60』
08.12.11 『round up&みかん祭後夜祭』新宿タワレコ(一色さんマスUNIT)
08.12.06 下北沢GARAGE『みかん祭~ガチンコで歌増橙柑都!~』
08.12.04 新宿LOFT『大猫背ロック』
08.11.28 東名阪ワンマンツアー『"光" 新月夜』十三ファンタンゴ
08.11.20 東名阪ワンマンツアー『"光" 下弦夜』下北沢CLUB Que
08.11.19 東名阪ワンマンツアー『"光" 宵待夜』下北沢CLUB Que
08.11.13 東名阪ワンマンツアー『"光" 満月夜』名古屋アポロシアター
08.11.03 shinsaibashi FANJ『MINAMI WHEEL 2008』
08.11.02 大阪芸術大学『「おセンチ何センチ?」Main Stage'08~PICNIC~』
08.10.23 下北沢BASEMENT BAR『YOU REALLY GOT ME!VOL.22』
08.10.04 新宿LOFT 『ドレミ=ファンダメンタルズ』
08.09.16 代官山UNIT『ライド3』
08.09.07 『ベリテンライブ』in HEAVEN'S ROCK宇都宮
08.09.01 『今夜は代々木deディスコ Vol.10』Zher the ZOO(小川さんDJ)
08.08.29 『松健アニキ祭』in神戸STAR CLUB
08.08.27 『松健アニキ祭』in大分T.O.P.S
08.08.26 『松健アニキ祭』in松山サロンキティ
08.08.23 新宿TOWERRECORDS DVD発売記念インストアライブ
08.08.08 HEAVEN'S ROCKさいたま新都心
08.08.01 新宿レッドクロス The 5th Anniversary
08.07.11 柏ZaX TOWERRECORDS柏店PRESENTS
08.06.22 高円寺CLUB LINER ワンマンライブ『3×3』
08.06.13 長野LIVE HOUSE J
08.05.24 『赤イ彗星』inSHIBUYA-AX
08.05.21 高円寺CLUB LINER『弾き語りたい夜もある Vol.11』
08.04.18 下北沢CLUBQ『スペシャルリクエストライブ&ついでにバースディ』
08.04.12 渋谷TOWERRECORDS覚醒ワールド発売記念インストアライブ

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「もしも僕が死んだら、笑って忘れてくれよ」 by冬の話

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これはたぶん、本気で一色徳保という人間を理解しようとしたとき、
初めて共感できる歌詞だと思う。

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私がここまでつばきというバンドを好きになった理由の一つに、
この一色徳保の歌詞がある。
「もしも僕が死んだら、笑って忘れてくれよ」
この歌詞は単なる自虐的な歌詞として存在しているわけではない。
もしも死んだら、笑って忘れてくれたら嬉しい。
勿論、その要素もふんだんに含まれているだろうが、
しかしよく考えて欲しいのは、これまで出してきた彼の曲である。

一色徳保はこれまでにたくさんの追悼歌を歌ってきたし、
今も尚作り続けている。君がいたときはあぁだった、
君がいなければ僕は……と、捨てられない悲しみを、
痛いほど心に響く歌声で私たちに届けてくれる。

人が死んで何年経ったとしても、その思いは薄れない。
人はそうしてはいけないと分かっていても、必ず過去を振り返る。
胸に残った思い出は、忘れずにまだある。あり続ける。

歌の中で一色徳保はそう言うのである。
忘れようとしても、けれどそんな曲を作ってしまうのは、
だから忘れていない証拠であると私は思う。
けれど、どうだろうこの歌詞は。
明らかに矛盾してはいないだろうか。
大切な人を亡くし、その存在を決して拭うことは出来ない。
そう知っているのに、彼は残酷にもこう言うのである。

「もしも僕が死んだら、笑って忘れてくれよ」

これは最高の皮肉を含んだ歌詞である。
自分に出来ない、他人にも出来るはずもないことを、
自らの死の代償に叶えてくれよと言うのだから。
もしもいつしか一色徳保という人間が死んだとしたら、
彼の家族は、友人は、メンバーは、ファンは、
彼の存在を決して忘れることはないと、私は断言できる。

本当にこのセリフを呟くとき、彼はきっと泣いているだろうと私は思う。
一色徳保とはそういう人なのだ。
自分がいなくなったために、自分のように悲しむ人のために、
申し訳ないと、傷ついた彼は言うのだ。
多分忘れられないかもしれないけど、でも、
「もしも僕が死んだら、笑って忘れてくれよ」と、
ダメでもともと、言っておくからと。

私のこの思いは共感ではないのかもしれない。
けれどこのことに気づいたとき初めて、
一色徳保という人間に触れたような、感じたような、そんな気がした。

「もしも僕が死んだら、笑って忘れてくれよ」

これは、いつも一言余計な彼の、最高の皮肉である。
それに早いうちに気づくことを、心からお勧めしたい。
そして、彼から逃れられなくなる人間が増えることを、
私は心の底から願っている。

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