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2007年5月22日 (火)

「ジョン・レノンを信じるな」 片山恭一

ジョン・レノンを信じるな ジョン・レノンを信じるな

著者:片山 恭一
販売元:角川書店
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つまらなかった……。
多分、原因はと言えば、実在の人物が登場人物として描かれているから?
片山さんは「セカチュー」ぶりでした。
文章は好きなんだけど、でもやっぱりどこか臭いいい回しが気になる。

あらすじ(アマゾン引用)
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中学時代からの恋人と別れ、自らの存在根拠を失ったぼくが夢の中で出会ったジョンとの会話を通して、確かな場所を求めて彷徨いつづける…。変わりたい、けっして変わらない自分へ…魂との邂逅の物語。
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まず一番気になるのが言い回しが臭い、と言うか春樹さん的。
話や雰囲気がハードボイルド的でありながら、
展開がちゃっちく感じ、おまけにそれほど古く無い現代。
それでも文章は読みやすかったので、読み進める事は出来たのですが、
これといった展開もなく、刻々と話が進み、終わる。
それだけでもなんだかなぁ、と言う感じなのに、
昔の恋人を引きずっりつつ、新しい女に手を出す
かなりベタな感情が描かれていて、あまり共感できない。
おまけにジョン・レノンは結局何のために出されたのか、
存在意義を少し疑ってしまう。歌手として売れる張りぼてのレノンに、
興味を抱いた者が、レノンが死んだ時、まるで自分が死んだかのように
錯覚してしまうと言う事から、「信じるな」がきていると思われる。
そして「信じるな」と否定しつつ、殺されたむなしさと言うか、
空虚な感じが、昔の恋人のいない喪失感が似てるね、と。
うーん、、微妙。
ジョン・レノンファンに怒られるんじゃない?の一冊。

★☆☆☆☆*-

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