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2007年4月10日 (火)

「ブルースノウ・ワルツ」 豊島ミホ

ブルースノウ・ワルツ ブルースノウ・ワルツ

著者:豊島 ミホ
販売元:講談社
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こちらも、すきま風さんにお借りしました!ありがとうございます^^*

正直、何だか何が言いたいのか良く分からない話でした。
童話のような、そうでなような、ちょっと楽しめない雰囲気が;
取りあえず大人になりたくない子供はキチンと描けていましたが、
そのために用意された周りの設定が、非現実的すぎて、
その上、あまり練られていない為、完成度を下げている気がしました。
豊島さんは現実的な作品が一番です・・・。

メイドを従え豪華な生活を送っていた楓に、弟ができる事になった。
父親に連れられていった先で見たものは、
人間とは程遠い、野生児の男の子だった。彼は楓の弟になるのだ。
始めはいぶかしんでいた楓であったが、
いつの間にか、純粋な野生児・ユキの心に惹かれる所があった。
言葉すら通じないユキから感じる、永遠の子供らしさ。
楓は、自らの葛藤の中でユキを求め始める。

うーん・・・ちょっと残念。
読み始めは、「お?今度は童話?児童書?」と期待したのですが、
子供向けにしては表現が固くて、違うような気がしました。
日本でありながら、シャンデリアがあるような豪華な家に住む楓。
その設定の時点で、何か非現実的な世界を感じてしまい馴染めず、
おまけに言葉の話せない様な野生児が出てくるのを、
一体どう処理して話を進めるんだろう、と心配していました。
これら話が進むにつれ大きな問題になる二点・・・しかしながら、
上手く話に嵌め込まれなかった、と印象が強く、
何が言いたいのか良く分からない・・・と言う感じがしました。
大人に成りたくない少女、それはまるで言葉を話せない野性が、
そうであるように、無理やり成長させられるなんて間違っている。
そう言った気持ちが前面に押し出されていたので、
ブルースノウワルツの意味は判りました。
うーん、でも私はあまり楽しめませんでした。ごめんなさい。

★☆☆☆☆*-

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コメント

こちらは微妙でしたか(笑)

青空チェリー、ブルースノウ・ワルツ・日傘のお兄さんまで豊島さんが無名だった理由が少し分かるような?

私は全く受け付けない内容でもなかったのですが、初期の頃の豊島さんの作品と今ではやはり全然違いますね。

先日青空チェリーの単行本版を読んだのですが、途中で飽きそうになってしまって(!)
一つ一つの作品の中には、光るものもあるのですが・・若干抽象的過ぎる作品も結構あったりしますね。

ともあれ、新刊「神田川デイズ」が楽しみです。

投稿: すきま風 | 2007年4月12日 (木) 20:58

>すきま風さん

こんにちわ~
こちらもコメント&TBどうもありうがとうございます^^*

そうなのです、ダメでした・・・・申し訳ない(涙)
そうか~この時はまだ無名だったのですねぇ。
確かに、確かに・・・ちょっと何かに欠けているような感じがしなくも;
私も全く受け付けなくはなかったのですが、
途中で飽きてしまったと言うのが要因でした・・・。
乙一さんの「暗黒童話」読んでる時もこんな感じでした・・・。

「青空チェリー」ってデビュー作じゃなかったでしたっけ?
前に本屋さんでパラパラ見たら、結構エロチックな内容だったような。笑
読んでみたいような、読みたくないような・・・。
「エバーグリーン」がとても良かったので、
ちょっとビックリと言うか、これから先どれ読もう、みたいな・・・。

>一つ一つの作品の中には、光るものもあるのですが・・
>若干抽象的過ぎる作品も結構あったりしますね。

そうそう、それは「陽の子雨の子」でも思いました。
これも無名の時ですかね・・・。
ダ・ヴィンチを読む限りでは楽しそうだったので、
「神田川ディズ」楽しみに待っていましょうかね!

昨日、乙一さんの「小生物語」買いました。文庫になったので。
しっかり読んだ事なかったのですが、これはやっぱり面白いですよ。
電車の中で読むのを躊躇います。笑

L25、R25しっかりゲットできてます~♪

投稿: るい | 2007年4月13日 (金) 10:25

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「怪しすぎるよ。こんなところに『弟』がいるなんて嘘じゃないの?」父と二人、少女は教会の地下、苔むした石畳を歩んでいく。研究者の父と、社交に忙しい母、二人のメイドとともに館で何不自由なく暮らしていた彼女の前に、野生児の「弟」が出現した…。 豊島ミホさんの本です。 これで、ようやく全ての本を読み終えました(と同時に本も全て揃いました) この「ブルースノウ・ワルツ」は、今まで読んだ豊島さんの作品とはまた一味違ったものでした。 −−− 主人公、楓は裕福な家庭に生まれたいわゆる「..... [続きを読む]

受信: 2007年4月12日 (木) 20:55

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