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2007年1月14日 (日)

「重力ピエロ」 伊坂幸太郎

重力ピエロ 重力ピエロ

著者:伊坂 幸太郎
販売元:新潮社
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素直に再読したい気持ちは90%位あったのですが、
残りの10%は前の感想文があまりに馬鹿っぽかったからです(苦笑)
伊坂さんに失礼だ、って事で気合を入れて書き直そうと思いましたが、
この話って案外まとめにくいよ、と今更途中でサジを投げそうです。
まぁ、「この本は凄いよ」ってそれが伝われば、これ私の本望なので。
今回は単行本で読みました。ちなみに過去記事は下の方に・・・。

28年前に起きた連続強姦魔事件。
その被害者のうちの一人が私の母親で、その時出来た子供が弟・春だった。
父親と血を分けていない春は、外見が似ているはずもなく、
また両親や私の持ち得なかった絵画の才能にも恵まれている。
そんな自分と家族との差に気づき始めてから、春は必要に「性」を憎んでいた。
どうしたら犯してしまった人間の汚らわしい性を納得できるのだろうか。
どうしたら纏わりつく邪悪な遺伝子を拭い去ることが出来るだろうか。
私がそう考えている頃、奇妙な連続放火事件が発生した。

あらすじ・・・自分でも何かいてるかわかりませんけど、まぁいいや。
あんまり突っ込むとネタバレになるから、と言いつつ、今から濃いの書きますが;
やっぱりこの本で感じるのは「家族愛」ですね。
春は、私にとってはやはり二階から落ち来るような存在で、
でも、今では春がいることに感謝していて、後悔はしていない。
強姦魔に襲われ母が妊娠した時、父が「生もう」と言った決断が、
果たして正しかったのか、そんな事は判らないけど、今幸せならそれでいい。
しかし、やはり考えてはしまうもので、突き詰めてしまえば、春には、
半分は母の遺伝子が、そしてもう半分には強姦魔の遺伝子が組み込まれている。
自分たちの幸せを蝕むその忌まわしい遺伝子を、拭い去る・・・
そんな事は無理なのだけれど、それでもやれる事ってあるじゃない?、と。
それに、遺伝子が何だって言うんだよ!って言う春の爽快さも痛快だった。
でも、一番心に響くのはやはり父親の言葉だったと思う。
春が父に似ていない自分に気づいて、そして遺伝子を気にしていることも、
泉水がそんな春に気にかけて思い悩んでいる事も、皆お見通しで、
「おまえは俺に似て、嘘が下手だ」と言う一言に全てが詰まっているのだ。
冷静に読み直してみれば、結構伊坂さんは核心を説明するタイプだと思う。
いや、勿論それが悪いといっているわけではなくて、
むしろ「ここんとこ一番わかって欲しいのよ」と訴えかけられて納得する。
そして「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」という、
あの通例のコンセプトも、あぁここ原点なのね、と思うと感慨深い。
確かに、この話ユーモアなく素直に読むと、かなり重い代物。
それを陽気に、それでいて言いたい事を確実に伝えられるのが、
やはり伊坂さんの持ち味で才能で、私がこんなに夢中になる要因でもある。
シュールなのに現実的に、深刻なのに陽気に、どうぞ皆様も伊坂ワールドへ。

*96

------------------------------------------------------------------
*過去の感想文(2006/7/30)

重力ピエロ 重力ピエロ

著者:伊坂 幸太郎
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


初伊坂さん。この作家は今後伸びるだろうな、と確信。
伊坂さん、凄い。
ユーモアセンスにただただ感嘆する。
久しぶりの私的ヒット作家です。これからもたくさん読もう。

単刀直入に言うと、遺伝子と放火の話。
遺伝子の会社に勤める私と、母が強姦魔に襲われて出来た弟・春が、
それぞれ内密に別の方法で強姦魔を殺そうとする。
そこに家族の温かさと、井坂さんのユーモラスな文章が加わり、
この上ない深みと切なさ・感動が溢れている。
「春が二階から落ちてきた」
この書き出しがとても好き。そして文末のこの文も好き。
私にとって春は二階から突然落ちてくるような、ふわりとした存在だった。
事実を知った私は、きっと随分前からその事を考えていたのだろうと思う。
さり気無い母の行動であったりだとか、自分とは違う能力を持った春を。
一般的に言う「家族」が例え遺伝子的な繋がりを持っていなかったとしても、
自分たちは「家族」であって、2人の兄弟は「最強」であると思っている、
と言う春の姿を眺める私の心情がとても素敵でした。
「おまえは俺に似て、嘘が下手だ」
と言う父親の言葉に思わず泣いてしまった。
いくら隠していても、「親」である父親は、春のやった事をお見通しなんだよ、
って言うあの表情が伝わってくるようで、じーんときました。
それと、「俺には兄貴がいないとダメなんだ」と言う春の素直さも。
この2人は血の繋がった兄弟以上に兄弟なのだなと思った。
この話に過去の回想場面が結構出てくるのですが、
それが今の状況を裏付ける、と言うような形で完璧にリンクしている。
もはや文章に無駄な物は何も無い、といった感じ。
そして言葉を失うほどのユーモアセンス。
ビックリしました、こんなシュールな話なのに面白いなんて。
「深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」って言う春の言葉とおりです。
会話であったり文章中であったり、取りあえず何かしらボケがある。
セリフだけが続く場面も、リズミカルで違和感が何も無い。
完璧だ、伊坂さん。
是非読んだ方がいいです。
私も次はラッシュライフでも読もうかな、と。

★★★★★*96

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コメント

トラックバックありがとうございました。
とても深く素晴らしい感想で文章を読みなれている上に書きなれた方なのだと思いました。
そして読みやすいブログですね。
私も読書が好きなので勉強になります。
またこちらに伺いたいと思います。

投稿: hukujyusou0122 | 2006年8月 2日 (水) 00:11

こんばんわ、TB&コメントどうもありがとうございます!
いえいえ、こちらこそhukujyusou0122さんの感想に
とても共感するところと、納得する部分があり新鮮でした。
私は伊坂さんの作品でこの本が初めてだったのですが、
他の作品の登場人物も出てきているようで、
読み終わって今更ですが、ちょっと悔しい感じです。笑
伊坂さんの本、これから沢山読もうと思います。
私も読書好きなので、出来るなら図書館のように感想を並べられたら・・・
とか無謀な希望を抱きつつ、少しずつ感想書いています。笑
変なところで凝ってしまう癖があるので、
本棚もあいうえお順でなくでは気がすまなくて・・・!
読みやすいとの事で、とても嬉しいです。

こちらからもまたお邪魔させて下さい。

投稿: るい | 2006年8月 2日 (水) 02:28

はじめまして、トラックバックありがとうございました。私も伊坂作品はこれが初めてでした。記事にも書かれていますが、同じようにこの作家さんはすごい!!と思いました。ほかにもいろんな本を読んでいらっしゃるんですね。また参考にさせて下さい。

投稿: kiitigo | 2006年8月 2日 (水) 17:21

初めまして、こちらこそコメントどうもありがとうございます!
私も初伊坂さんでしたが、さすが直木賞候補だけあって(?
ものすごい衝撃でした。もう黙々と読んでしまった感じです。
もっと早くに知っていれば・・・!!とちょっとすでに後悔気味です。
でもまだ早いほうかな・・・?これで本当に直木賞でも取ったもんなら、
これ以上に、一躍有名な作家に躍り出てしまいますもんね。
まだ・・・まだ大丈夫、と言い聞かせつつ読み漁ります。笑
そうですね、他の作家だと、村上春樹や乙一などを好んでます。
あと女性だと森絵都や恩田陸あたりでしょうか。

こちらこそ、またレビュー記事がありましたら参考にさせて下さい。

投稿: るい | 2006年8月 3日 (木) 02:39

 こんばんは♪
 私も初伊坂さんで、これ読んでみました☆
 (実は読もうと思った直接のきっかけは、
  このるいさんの絶賛記事を読んで
  興味をもったためです^^)

 るいさんと同じく、私も伊坂さんにハマりそうです!
 ほかにもいろいろ、読んでいきたいと思います。

 TBさせていただきました。
 よろしくお願いします◎

投稿: miyukichi | 2006年9月22日 (金) 22:25

こんにちわ、コメントありがとうございます!
わわわ!なんと私の記事をきっかけにして下さったそうで!
とても嬉しいです^^*。ありがとうございます。
下手な感想文ですけどこういうお知らせを頂くと、
止められなくなっちゃうんですよね、なんて。笑

伊坂さんは、初めて読んだ時の衝撃がまだ・・・!!みたいな。笑
本当にいい作家さんですよね。絶賛、絶賛☆
哲学的とか文学的とか難しい観点からは判りませんが、
一般の読書好きとしてはかなりの好評価です。
そして伊坂さんの一番凄いところは、作品にハズレがない事。
かれこれ6冊?読みましたが、どれもそれぞれ面白い。
言いたい事もちゃんと伝わってきて、その伝え方も、
「あぁこう言う伝え方もあるよね」って思わずうなずいてしまいます。
初めは「もっと早くデビュー作から読めばよかった!」とか後悔したのですが、
今ではこの調子で読むと単行本が読み終わってしまうのはもったいない!
なんて思っています(笑)伊坂さんの訴えを逃さないように、
ゆっくりしっかり読みたいなぁ、なんて思いました。
是非是非一緒にはまりましょう!!笑

読んだ中ではデビュー作「オーデュボンの祈り」と
「陽気なギャングが地球を回す」あたりが特に。
「アヒルと鴨のコインロッカー」も映画になる前に読むのもいいかもです。

それではこちらからも後ほどTBさせていただきますね。
どうもありがとうございました。

投稿: るい | 2006年9月28日 (木) 15:14

わわわ。
コメントレスして自分の記事アップしてお邪魔したら…。
タイムリー続きです(笑)
私は自分が読んだことを忘れない様にブログに書いているので
るいさんの様なしっかりしたレビューを書かれる方にTB送るのも恥ずかしいなと思いつつ…。
送っちゃいます(笑)

初めての伊坂作品でした。
言葉のやり取りや、ふとしたセリフ、勿論情景の書き方、凄く惹かれました。
さすが人気のある作家さん、やっぱり面白かったです。
「本当に深刻なことは~」は、ハッとさせられました。
これから他の作品も読んでみたいです。

投稿: このみ。 | 2007年1月19日 (金) 00:45

>このみ。さん

こんにちわ!
TB&コメントどうもありがとうございます^^*

本当、タイムリーな話続きでビックリですよね!
「おやじ汁」に始まり(笑)今度は「重力ピエロ」!
何かを共感できると言うのはとても楽しい事だな、と思います。

>るいさんの様なしっかりしたレビューを書かれる方に
>TB送るのも恥ずかしいなと思いつつ…。送っちゃいます(笑)

いえいえ;私もしっかりしておりませんし;
書いていると、つい長くなってしまうだけで、
私のは質より量、みたいな・・・^^;
たくさんの方の感想文を読めるのはとても嬉しいです!
ありがとうございます♪

さて、「重力ピエロ」。
おぉ!!伊坂さん初だったのですね、おめでとうございます!

>言葉のやり取りや、ふとしたセリフ、勿論情景の書き方、凄く惹かれました。

わかります、わかりますよ、その気持ち!!!
私も伊坂さんを初めて読んだのは「重力ピエロ」だったのですが、
あの時の衝撃と言ったら凄かったです。
私がこんなに本が好きになったのも、この本のお陰かも、と思ってしまう位。
他に類を見ないような、伊坂さんの軽快なテンポに乗せられて、
ユーモアセンスに思わず微笑んでしまったりするけど、
でも、読み終わって話の内容をじっくり考えてみると、
とても深刻で、残忍で、悲しい話だったりするんですよね。
「本当に深刻なことは~」は去年の個人的流行語大賞でしたが(笑)
そのセリフに象徴される、伊坂さんの精神?なるものが、やはり好きです。
悲しいけど知らなくちゃいけない事を、せめて陽気に!な感じが。

人気が上がりすぎて、結構ミーハーに思われて?か
読まずにいる方が多いので、是非読んでほしいなぁと密かに思っておりました。
人気の秘密はここにあり!、そう確信できる作家さんですよね。
是非是非他の本もお読みになってみて下さい。
今度映画化する「アヒルと鴨のコインロッカー」
も文庫化しましたので、お手軽かと^^*

後ほどこちらからもお伺いしますね!

投稿: るい | 2007年1月19日 (金) 11:47

こんにちは!
コメントをおしつけにやってきましたよ!

久しぶりのちゃんとした読書でした。
衝動買いだったのですが…自分の衝動よくやりました。
あんまり読みやすかったので、読んでて「あ、この本すごく相性いい」とか思っちゃいました。図々しくも。
鍵穴と鍵のようにスッと入り込んできたので。
なんか、小説としての色々な壁を軽々と飛び越えてしまっている感じがしました。
こんな重い内容なのに、なんでこんなサクサク読めるんだろうと不思議でした。
途中が面白くてもラストが中途半端だな、って小説けっこうありますけど、これはほんと弾けるように終わってくれたのでとても好印象です。

んで。
いちばんポイント高かったのは…遺伝子です。
知らずに読み始めたのですが、かなりしっかりした記述がしてあったので、勉強になっちゃいました。
なんかね、思いがけず化学ちっくな話が出てくるとガッと引き込まれてしまうんですよ。
うそ、小説にATGCが出てきてるよ!?すごっ!みたいな。
なんか嬉しくなっちゃうんですよね。
こう…自分が勉強していることが社会的に認められていることが確認できたような気になれて。
…すみません塩まかないでください。。。
職業病みたいなものでして。

あ、DNAカードゲーム買いました。
もしよかったら一緒にやりましょう。
焼肉の時にでも。

ろくなコメントかけなくてすみません。
しがない理系野郎なので…(こんな時だけ理系ぶる)。
ではオーデュボンの祈りを読み終えたらまた来ます。
カエルの方、たくさんきてくれてありがとう。
またね!

投稿: koba | 2007年4月20日 (金) 22:56

>kobaちゃん

ちわっす!コメントこんもり頂きました、どうもです^^*

そうですよ、これこそ本当の「読書」であります。
「へんないきもの」は楽しいけど読書ではないのでありますよ。笑
私も「重力ピエロ」は、衝動買いだったのですよ。
忘れもしない上野駅のブックガーデンでしたよ。
まだ伊坂さんを良く知らないときに、「あぁこの人評判いい人だ」
と思って、衝動買いしたのです。
本当、本当、伊坂さん読んだ時の衝撃なんて言い表せないよね!!
私も「こ、これは凄いものを読んでしまった( ̄□ ̄;)!」と感動でした。
まるで羽をつけたかのごとくに、自分も色々壁を飛び越えられてる錯覚を
起こしつつ、ラストシーンまでまっしぐら。
そしてむしろラストシーンが良いと言う素晴らしさ。

ほら、もうこれは全盛はしろと言う暗示ですよ、kobaさんや。

遺伝子、深い意味は私はさっぱりでしたが。笑
君はさぞかし喜んだでしょう!思わず、むふふって感じですか。
いや、大丈夫だから、遺伝子って結構認められてるって・・・!
「だいじ」と言うヤツですよ。
羅列とトリックには、関心でしたね。
途中から春が犯人だって気づくけど、泉水と一緒に「本当に?」って
疑っちゃう不安さが心地よかったように思いますよ。

DNAカードゲームって何ですか、それ。
何ですか、その聞くからにマニアックエキス垂れ流し状のものは( ̄□ ̄;)
あれですか、鉄とビタミンで血液生成、とか言う類ですか?
焼肉は何で生成できるんですか?
いつにしようねぇ、皆以外に忙しいのね。田植えとか。
そうだよねぇ都会にいるとつい忘れちゃうけど、そんな苦労もあるんだよね。
一番良さそうなのは日曜の午後で夕飯かな?

理系かぁ、最近足算が出来なくなって危機感を感じてますよ、私は。
まったく数学、理科、体育、英語、国語やらんからね;
頭の中では法がぐるぐるまわってますよ。
電車の中で足を踏まれたりすると「訴えてやる!」みたいな。笑
極端な例ですが、意外に簡単に訴えられるんですよ。
髪の毛少し切るだけでも傷害罪です。
唾を吐きかけると暴行罪です。
意外に捕まりそうで捕まらない危険な生活を送っているのですよ、私たちは。

「オーデュボン」楽しんでくだされ。
いつしかもったいないと思う日が来るから、
ゆっくり噛み締めて読んでね、とアドバイスしておく。
では!
またカエル行きます~。

投稿: るい | 2007年4月21日 (土) 22:44

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