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2006年11月18日 (土)

「暗黒童話」 乙一

暗黒童話 暗黒童話

著者:乙一
販売元:集英社
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クドイ。長い。グロイ・・・・そんな感じです。苦笑
あぁやっぱり乙一さん、短い方が向いてますわ。断言します。
折角設定面白いのになぁ、でもタイトルがちょっと可笑しいような。
なんで「暗黒童話」なんだろう?
まぁ不気味だけど、そんなオカルトチックな名前にしなくてもって感じでした。
で、この本で一番ガッカリした事それは、あとがきの方が面白い、と言う悲しさ。
乙一さんのあとがきはいつも面白いです。

菜深は事故で片目を失ってしまい、そのショックで過去の記憶が消滅してしまった。
不正ルートで入手した眼球を移植手術したが、その後不思議な体験をする事になる。
突如移植した左目が異変をきたし、その眼球の持ち主の過去を再生するのだ。
ある時菜深は誘拐殺人の現場の映像を見てしまう。
毎日のようにその人の過去に触れていたため、
もはや記憶の無い自分よりも親しみを感じ始めていた。
菜深はその眼球の記憶を頼りに、持ち主を殺したであろう人物を探す旅に出る。

来た!このグロさ、さすが乙一さん。と言っておく。
内臓が出ちゃったりとか事細かに書いてあるので、正直飛ばしました。(グロ嫌い
なんか一言感想を言え、と言うなら「なんで暗黒童話なのか判らん」です。
確かに童話の中に出てくるカラスがした行動は現実に考えるとグロイですが、
「本当は怖いグリム童話」とかそんな感じがしました。
暗黒・・・暗黒なのか?ちょっと謎。
まぁ主体となっているストーリーは、記憶喪失と言うか不思議体験。
それと平行して走っている童話がグロイのであって、主体はぐろくない。
淡々とした語り口とか、薄気味悪さは格別なんですけども。
うーん、でもなぁやっぱりタイトルが重過ぎる。
だってラストがあんなに爽やかに終わってるのに、こんなタイトルじゃもったいない。
ってタイトルの文句しかしゃべってませんが、個人的には好きな方でした。
2面書きも頑張ってた。笑
処女作なのかなぁ?まぁでも短編の方が向いてますよ、って言っておきたい。

*81

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「乙一(おついち)」著作品についての感想をトラックバックで募集しています。 *主な作品:夏と花火と私の死体、GOTH リストカット事件、ZOO、暗いところで待ち合わせ、七つの黒い夢、さみしさの周波数、きみにしか聞こえない―CALLING YOU、GOTH、小生物語、失踪HOLIDAY、..... [続きを読む]

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