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2006年10月15日 (日)

「ジュリエットの悲鳴」 有栖川有栖

ジュリエットの悲鳴 ジュリエットの悲鳴

著者:有栖川 有栖
販売元:角川書店
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実は有栖川さん初でした。
そして、衝撃的事実・・・有栖川さんて男だった!!!!
いや、もう読み始めて中盤で気づきましたが、それまで全く判らない。
そして案外遊んでいる文章にガッカリ・・・?この本だけだろうか。
本格ミステリーとか合いそうな気がするんですけど、
微妙に切り返し展開が早く、乙一さんを上回るオチ狙い。
そんな感じです。

有栖川さんは作家ネタが多い。
「登竜門が多すぎる」とか、あぁこんな悩んだ時期があったんですねぇ。
可哀相に・・・と言う気持ちが湧いてくるぐらいリアリティ有り。笑
作家を目指して躍起になる人間に、訪問販売人が色々売りつける話なんですが。
変換が凄いソフトとか、あらすじ考えてくれるソフトとか。
話の成り行きでネタがバレバレなんだけど、笑っちゃう。

あとは「タイタンの殺人」かなぁ。
これも狙いすぎ。
宇宙人と人間が共存したら・・・見たな話なんですが。
ターナカとかスーズキとか見え見えすぎるから!!
とか思いつつ、最後はシュールに終わっちゃったりして。
これもこれでいいのですが、あぁちょっと笑ってもらおうって考えてるよね、
って言うあからさまなオーラがもったいない気がする。

他の本読んでみないとなぁ。
今度は長編がいいな、これは短編とSSの21本立て!
21本って凄いな、とか最初思いましたが、どれもなかなか楽しめました。

★☆☆☆☆*79

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