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2006年8月16日 (水)

「夜明けのブギーポップ」 上遠野浩平

2006080802 夜明けのブギーポップ

著者:緒方 剛志,上遠野 浩平
販売元:メディアワークス
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ブギーポップこの紫色のイメージがとても好き。
いや、勝手に紫だと思っているだけですけれどもね。
それにしてもどういう順番で読んだらいいのかよく判らない。
もう読んじゃったけど取りあえず、これの前に「歪曲王」を読んだ方がいいみたい。
「笑わない」→「歪曲王」→「夜明け」でどうぞ。

ブギーポップの誕生と、霧間凪の生い立ちの話。
あとエコーズともちょっぴり出てくる。
何と言うか、「笑わない」とか「歪曲王」など他の作品の裏づけ的な過去の話。
「笑わない」で出てくる凪は最初からクールな感じに纏まっているのですが、
今回登場する14歳の彼女は溌剌としてして意外な感じ。
そして14歳でありながら26歳だと偽るありえなさ。
いや、絶対ばれるだろう。とツッコミを入れたくなりますが、まぁ小説なので。
話の内容としては、人間を超越した存在の人造人間が、
人間の恐怖の感情につけ込み、何とも残虐な方法で殺害される。
うーん、でも最近の世の中って変な事件が多いから、
コレだけ残酷な殺し方が書かれていても、
「もしかしたらこんな事起きるかもね」とか思ってしまう私が怖い。苦笑
まぁさすがに脳みそ啜ったり・・・なんて事件は起きないかな。
キャラクターの描き方が自然で(少しアニメ的ですが)、そんな登場人物たちが、
人の弱点を突いてあざ笑うことが快感であったりとか、
自分の生きるためになら他人を平気で見殺しに出来きたりとか、
そう言うのか凄くリアルに感じで凄いな上遠野さん、とか思ったりする。
だってこんなにファンタジーなのに。笑
そしてやっぱり胡散臭いブギーポップも、何だか憎めない。
今更あえて言うなら、正体が判らなくなるくらいは変身した方がいいと。
あと超ピンポイントないいとこ取りの感じも。笑
まぁここまできてると、もう何も言わずファンタジーだと纏める方がいいのかも知れない。
勿論、いい意味で。
どうぞ読む時は「笑わない」→「歪曲王」→「夜明け」で。
「ペパーミント」とかどこに位置するんだろう・・・?
読んだら順番に解析してみようと思います。

*78

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